「食器や雑貨の値札を剥がした跡が汚い……。」

「子どもが家具やおもちゃなど、なんにでもシールを貼ってしまう……。」

剥がし跡が残るとベタベタするうえ、見た目が悪くてスッキリしないため、ついイライラしてしまいますよね。

 

シールのはがし後をスッキリきれいにして、そんなイライラを解消しましょう!

 

今回は家で簡単にシールなどのベタベタ汚れをスッキリ除去する『テープの粘着汚れの落とし方』についてご紹介していきます。

 

テープの構造とベタベタの原因

 

まず、どうしてテープがきれいにはがれないのか、テープの構造とはがれない原因についてご紹介していきます。

 

①シールは基材()+粘着剤でできている

粘着剤には、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系などがあり、それぞれの用途に応じて成分に違いがあります。

 

日常で使うことが多いシールや粘着テープの多くは、粘着剤として天然ゴムや樹脂を主成分とするものが多いです。

 

中にはアクリル系やシリコーン系の粘着剤が含まれるものもあります。

 

成分によって剥がし方も違ってくるのですね。

 

②ベタベタの原因は「時間の経過」

また、貼ってすぐのものと、長時間経ったもの、日に当たり紫外線の影響のあるものなどで、剥がしやすさも変わってきます。

 

時間が経つと、熱や紫外線の影響で粘着剤の粘度が増し、いずれ流動化してきます。

 

そうなると剥がそうとしてもベタベタして取れにくくなります。

 

簡単!テープの粘着汚れの落とし方

 

では、気になるベタベタをスッキリ除去する方法についてです。

 

ご家庭にあるもので簡単にできる方法を中心にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

①ドライヤー

 

シールの粘着物質は熱に弱いものもあります。温めながら剥がすとときれいに取れるものもあります。

【用意するもの】

✔ ドライヤー

✔ 雑巾

手順

  1. 全体に温風をかけ温める。
  2. 水で濡らし固く絞った雑巾でこすりとる。

注意点

  • 熱により変形する可能性のある素材の場合は、注意書きなどをよく読んで実践してください。

 

②酢

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お料理用として台所に常備している酢ですが、シールや粘着テープのベタベタ汚れを取るのに効果があります。

【用意するもの】

✔ 酢

✔ ラップ

✔ 不要な布や雑巾

手順

  1. ベタベタ汚れの上に酢をかける。
  2. 上からラップをし、10分~30分ほど置く。
  3. 不要な布や雑巾で拭きとる。

注意点

  • 匂いが残りますので、よく水拭きしてください。

 

③ハンドクリーム

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ハンドクリームの油分が、シールや粘着テープのベタベタ汚れを取るのに効果があります。

【用意するもの】

✔ ハンドクリーム

✔ 不要な布など

手順

  1. ベタベタ汚れの上からハンドクリームを塗る。
  2. 10分~30分ほど置き、油分をなじませる。
  3. 不要な布などでこすり落とす。

 

④中性洗剤

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中性洗剤に含まれる界面活性剤の働きにより粘着面に隙間が生まれるため剥がしやすくなります。

【用意するもの】

✔ 中性洗剤

✔ ラップ

✔ スポンジ

手順

  1. シール部分に中性洗剤をかけ、上からラップで覆い20~30分程度置く。
  2. ラップをはずしシールのフチを爪などでひっかけて、静かにめくる。
  3. 一部だけ残ってしまったような時は、熱めのお湯を流しかけながらスポンジでこする。

食器などにピッタリの方法です。家具や水洗いのできないものは、シールをはがした後はしっかりと水拭きして洗剤分を拭き取りましょう。

 

⑤セスキ炭酸ソーダ

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万能掃除用洗剤として使われるセスキ炭酸ソーダを使う方法です。

【用意するもの】

✔ セスキ炭酸ソーダ 小さじ1

✔ 水  500ミリリットル

✔ スプレーボトル

✔ ラップ

✔ 不要な布や雑巾

手順

  1. スプレーボトルに分量の水、セスキ炭酸ソーダを入れ、よく混ぜセスキ水を作ります。
  2. シール部分にセスキ水をスプレーし、上からラップで覆い20~30分程度置く。
  3. ラップをはずしシールのフチを爪などでひっかけて、静かにめくる。
  4. 一部だけ残ってしまったような時は、再度セスキ水をスプレーし、雑巾でこする。

 

⑥消しゴム

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意外ですが、消しゴムの摩擦力で取れる汚れもあります。

 

木目調の家具などについたシール汚れも、表面を傷めず取れるのでおすすめです。

【用意するもの】

✔ 消しゴムのみ

手順

根気よく消しゴムでこする。

 

⑦除光液

 

ネイルを落とす時に使う除光液。

 

ボールペンやマジックインキなどの汚れ落としにも使えますが、シールや粘着テープの剥がし跡のベタベタにも活用できます。

 

アセトンの成分でスッキリきれいになります。

 

特に時間が経ってしまったテープ跡などに効きます。

【用意するもの】

✔ 除光液(アセトン成分のもの)

✔ 不要な布など

手順

  1. 不要な布などに除光液を含ませ、シール剥がし跡の上から除光液を染み込ませる。
  2. 少し置いて、静かにこする。

注意点

  • 「アセトンフリー」の除光液では効果が弱いので、「アセトン」成分でできた除光液を選ぶようにしましょう。
  • 「アセトン」は有機溶剤の一つですので、使用の際は換気を忘れずに。
  • 印刷部分が溶けることがありますので、使用する場所や物の材質に気をつけてください。プラスチック製品などには向かない場合があります。

 

⑧クリームクレンザー

 

普段の掃除に使うクレンザー。家庭ではおなじみですね。

 

家具やガラス面などに残ったシールや粘着テープの剥がし跡のベタベタを除去するにも使えます。

【用意するもの】

✔ クリームクレンザー

✔ 不要な布、スポンジなど

✔ 必要に応じて水

手順

  1. 不要な布、スポンジなどにクリームクレンザーを含ませ、静かにこする。
  2. 取れづらい場合は、少し水を付けてこする。
  3. 取れたら固く絞った布などで拭きあげる。

注意点

  • クレンザーは傷のつきにくいクリームタイプがおすすめです。
  • クレンザーの粒子でこすり落としますので、使用する場所や物の材質に気をつけてください。傷がつかないか、目立たない場所で試してから行ってください。

 

⑨シール剥がし液

 

100均などでも売っているシール剥がし液。

 

専門の液なので、確実にきれいに落とすことができます。

【用意するもの】

✔ シール剥がし液

✔ 不要な布など

手順

  1. 液体状のものは刷毛で塗るか、不要な布などで塗布します。
    ※スプレータイプのものは、スプレーする
  2. 少し置いて、静かにはがしましょう。

 

⑩シリコンオフ

 

ホームセンターやカー用品売り場で売られているシリコンオフ。

 

もともとは機械部品の洗浄用やカーワックスの除去など、油分を除去するのに使われています。

 

有機溶剤の一種ですので、シールや粘着テープの剥がし跡のベタベタの除去にも有効です。

【用意するもの】

✔ シリコンオフ

✔ 不要な布

手順

  1. 不要な布にシリコンオフを含ませて、なじませる。
  2. 静かにこする。

注意点

  • シリコンオフは有機溶剤の一つですので、使用の際は換気を忘れずに!
  • 使用する場所や物の材質に気をつけてください。

 

⑪ライターオイル

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ホームセンターや100円ショップなどで売られているライター用オイル。

 

ベンジンが成分で、シールや粘着テープの剥がし跡のベタベタの除去にも有効です。

【用意するもの】

✔ ライターオイル

✔ 不要な布

手順

  1. 不要な布にライターオイルを含ませて、なじませる。
  2. 静かにこする。

注意点

  • ライターオイルは溶剤の一つですので、使用の際は換気を忘れずに。
  • 使用する場所や物の材質に気をつけてください。

 

まとめ

まとめ

 

 シールや粘着テープなどの粘着剤には様々な種類がある。

 

 粘着剤の種類や時間の経過に応じた除去の方法がある。

 

 ドライヤーの熱や消しゴムの摩擦熱により粘着力を弱めることができる。

 

 中性洗剤に含まれる界面活性剤の働きによりきれいに取れる。

 

 クリームクレンザーの粒子でこすり落とし、きれいにする。

 

 除光液、シール剥がし液、シリコンオフ、ライターオイルなどの有機溶剤できれいに取れる。

 

 場所や材質によりどの方法が適するか注意が必要。

 

 換気や熱でのやけど、手荒れ防止のため、手袋などの着用をおすすめします。

 

気になっていたシールや粘着テープ汚れがスッキリ取れれば、見た目もきれいになりますし、気持ちも明るくスッキリしますね。ぜひお試しください。