【安全靴の洗い方】洗濯機で洗える⁉乾かし方や正しい洗濯方法を紹介!

 

建設現場や電気、薬品などをあつかう仕事に従事している人々が、危険から足を守るために履いている靴を安全靴と呼びます。

 

家族が職場で安全靴を使用していたら、時々自宅に持ち帰りそれを洗わなければならないことってありますよね。

 

 

 

安全靴は一見普通に見える靴ですが、静電靴・絶縁靴など特殊加工が施されています。他のシューズと同じように洗ったり、洗濯機で洗ったりできるのでしょうか?

 

今回は、安全靴の正しい洗い方・お手入れ方法をご紹介していきます。

 

お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

 

特殊加工された安全靴は洗濯機で洗える?

 

普通の靴であれば、みなさんジャブジャブ洗うかもしれませんが特殊加工された安全靴はどうでしょうか?

 

洗い方として、手洗いと洗濯機使用とどのくらいの割合でわかれているかわかりませんが、下洗いして洗濯機に投げ込む人もいるでしょう。

 

しかし、安全靴は特殊技術が施されているものもあるので洗濯機使用は避けましょう。

 

また、シューズ対応の洗濯機もありますが、音もややうるさく、なおさら特殊加工された靴を洗濯機で洗えるにしても私は個人的におすすめしません。

 

それに何の薬液がついているともわからないものを洗濯機に入れて洗濯機が故障する恐れもあります。

 

安全靴の洗い方

 

日頃のお手入れを大切にしながら、時々は洗わないといけないこともあるでしょう。

 

 

ただ、革製品は洗えませんので下記の方法・靴クリームなどの使用をおすすめします。

 

中には長靴のようなゴム製品や、革製品でないものもあります。その場合の洗い方を紹介します。

 

【用意するもの】

✔ 洗剤

✔ 新聞やタオル

手順

  1. まずはひもや中敷きをはずしましょう。面倒な方はひもをほどくだけでも良いでしょう
  2. お湯を使って洗剤で洗います
    洗濯可能な安全靴であれば洗剤は汚れに合わせて使用してください。中性洗剤が良いですが落ちにくい場合もあるため、その場合は台所用の油汚れ洗剤でもかまいません。
    また、作業着や作業靴洗いに対応した洗剤もホームセンターや通販で販売されていますので、ぜひ使ってみてくださいね。
    洗う順番は、内側を洗ってから外側の汚れた部分を洗いましょう。
  3. よくすすいだ後、新聞やタオルを使ってできるだけ水分を取ってから干しましょう。
    ※ゴム製品の長靴は頻繁に洗うと劣化を早めますので、頻繁に洗うことは避けましょう

 

安全靴の日頃のお手入れ方法

 

安全靴は呼び名だけでなく、JISなどの規格に基づいて作られています。

 

頻繁に洗うことは安全靴の機能の劣化を早めてしまいますので、洗濯だけでなく日頃よりお手入れを行うことが大切です。

 

「汚れたら早目に拭き取る」これが大事です。

 

消臭対策(乾燥と消臭)

足を守るための安全靴であるため通気性には欠けます。

 

そのため蒸れ・臭いが発生しやすいです。まず、使い終わった後は乾燥させましょう。

 

新聞紙と除菌・消臭スプレーの利用

その日の蒸れを新聞紙を靴内側に入れて吸収し乾燥させます。一晩中新聞紙を入れていると乾燥できないため、新聞紙で蒸れを取った後は新聞を取り除いて乾燥させましょう。

その後消臭スプレーを使用します。

市販の靴用除湿・消臭ボールの利用

これは靴屋やインターネットでも販売されています。仕事で安全靴を使い終わった後、消臭ボールを靴内に入れておくだけです。自宅だけでなく職場にも置いておけるので大変便利です。

3か月くらい効果があります。

靴専用乾燥機の使用

上記の新聞紙・除菌スプレーの方法は乾燥・消臭という意味では完全ではありません。

もしみなさんの御家庭に靴専用乾燥機があるならば、ぜひ使ってください。

靴専用乾燥機を3時間使用することによって除湿・除菌も完全に高く99%以上除菌ができます。結果消臭もできます。

 

 定期的に汚れ落としを行う

汚れても良い柔らかい布で汚れを拭き取りましょう。

 

汚れが落ちない場合は靴用の汚れ落としクリームをしようすると良いです。その後、靴の材質に合わせて保護クリームで拭きあげましょう。

 

まとめ

〈洗える安全靴の洗い方〉

①靴ひもや中敷きをはずす

②汚れに合わせた洗剤とお湯を使って洗う

③よくすすぎ新聞紙やタオルで水分を取った後干す

 

〈洗えない安全靴のお手入れ方法〉

①靴内側の乾燥-新聞紙・靴専用乾燥機の利用

②消臭-消臭スプレー・市販の消臭ボールの利用

③汚れ-柔らかい布を使って靴クリームを使用し汚れを拭き取る

 

〈安全靴の劣化防止〉

1足だけでなく2~3足を使いまわしする

②ゴム製品は特に洗う回数を少なくする

③そのために上記の洗えない場合の靴のお手入れ方法を日頃より行う

 

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