【便座カバーの洗濯方法】洗濯頻度は!?服と一緒に洗濯機で洗っていい?

 

便座カバーって、皆さんはどう洗っているのか気になりますよね。

 

  • 洗濯機で洋服といっしょに洗ってもいいものか?
  • それとも別洗い?洗濯機で別洗いでも抵抗ある?
  • はたまた、洗濯の頻度はどうしたらいい?

 

 

 

今回は、困ったときに役立つ『便座カバーの洗濯方法』をご紹介していきます。お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

 

理論的には洋服と一緒に洗ってもOK

 

一般的に使われている洗濯用洗剤には、ご存知のように『界面活性剤』が入っています。

 

この界面活性剤の特性に『再汚染防止作用』があります。洗濯物から水に移った汚れが再び、洗濯物に付着するのを防止する働きがあるのです。

 

洗濯物に対して適量の洗剤を適量の水量で洗えば、理論的には洋服と便座カバーをいっしょに洗っても大丈夫ということになります。

 

しかし、心理的な抵抗感を感じるという方の方が多いのは事実です。

 

 

 便座カバーは、床に敷くマット類とまとめて洗濯機で洋服と別洗いする

 便座カバーは洗濯機では洗わないで手洗いする

 

など実践されている方々のやり方も参考にしながら、納得できるやり方で洗濯していければいいではないでしょうか?

 

臭いが気になる時の洗い方

 

トイレで使う物ですので、おしっこの匂いが付いてしまうことがあります。

 

いつもの洗濯だけでは落ちない匂いを取る方法をご紹介します。

 

①クエン酸を使う方法

 

おしっこの匂いというのは、アンモニア臭のことです。

 

アンモニア臭はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うと中和して匂いを消すことができます。

 

おしっこが付いた直後でしたら、水洗いで充分ですが、おしっこが付いて時間がたつとアンモニア臭がしてきます。

 

水洗いで匂いがとれなかったら、アンモニア臭をクエン酸で中和させます。

 

【用意するもの】

✔ クエン酸

✔ ぬるま湯500ml

手順

  1. 便座カバーを水に浸します。
  2. クエン酸をぬるま湯500mlに対し大さじ一杯ほど入れます。
  3. 漬け置きして中和させます。
  4. 水でクエン酸をすすぎ落してください。
  5. その後、手洗いや洗濯機でいつもどおり洗濯してください。

※クエン酸を使用する時、絶対してはいけないことがあります。除菌目的の塩素系漂白剤と混ぜてしまうと有毒ガスが発生しますので、絶対に混ぜないように気を付けてください。

 

②ミョウバン水を使う方法

 

クエン酸と同様にアルカリ性のアンモニア臭を中和する方法にミョウバン水があります。

 

【用意するもの】

✔ 焼きミョウバン10g

✔ 水道水300ml

✔ ペットボトル

手順

  1. ペットボトルに水道水と焼きミョウバンを入れて13日冷暗所に放置して、ミョウバンが溶け切るのを待つ。ミョウバン原液と表示して冷蔵庫か冷暗所に置きましょう。
  2. 匂いを取りたい便座シートを水に漬け、ミョウバン原液をペットボトルのキャップで2杯分ぐらい入れます。
  3. すすいでミョウバンを洗い流し、洗濯します。

クエン酸とミョウバン水の違いは、クエン酸はすぐに水に溶かして使うことができます。

 

一方のミョウバンはもともと食品用で売られているものなので、便座シートの匂い消しの他、体臭などにも使用できます。

 

それぞれ、使い勝手を比較して使用してください。

 

③液体の酸素系漂白剤を使う方法

 

酸素系漂白剤には種類があります。

 

粉末はアルカリ性で液体は酸性。それぞれ性質が異なります。

 

アンモニア臭はアルカリ性ですので、酸性である液体の酸素系漂白剤に漬け置きするのが効果的です。

 

効果があるという口コミが多いのが、花王のワイドハイターEXです。注意表示に従って使用してください。

 

洗濯の頻度は?

 

洗濯の頻度は、家族の人数、ライフスタイルが様々であることを考えると一概に言えないでしょう。

 

極端な話をすれば、出張の多い独り暮らしと子供がいる4人家族ではトイレの使用頻度が全くちがいますので、洗濯の間隔は当然違ってきますよね。

 

あえて言えば、一週間に一回または二回、便座カバーを交換する方が多いです。

 

便座カバーを使わない手段もある

 

おしっこの匂いなどトイレで使用する便座カバーは特有の対処も必要になり、服といっしょに洗うのは抵抗があるから別洗いなど、ちょっと面倒だなと思ったら、思い切って便座カバーを使わないという考え方もあります。

 

カバーがなければ、汚れた都度にさっとふき取って掃除は終了します。

 

便座カバーを使わないという選択をする方もいらっしゃいます。

 

選択肢の一つと心に留めておくのもいいかもしれません。

 

まとめ

まとめ

 

 便座カバーは、理論的には洗濯洗剤の『再汚染防止作用』で汚れが再付着しないので、洋服などといっしょに洗濯してもかまいません

 

✔ 心理的な抵抗がある場合が多いので、洗濯機で分けて洗ったり、手洗いなど、自分の納得できる方法で洗濯すると良いでしょう。

 

✔ 便座カバーのおしっこの匂いを消す方法には、クエン酸・ミョウバン水・液体の酸素系漂白剤などがあります。(塩素系漂白剤と絶対混ぜないようにしてください。有毒ガスが発生する危険な場合があります)

 

✔ 洗濯の頻度は、家庭状況で違いますが、一週間に一回か二回交換する方が多いです。

 

✔ 便座カバーを使わないという方法もあります。

 

 

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