靴の中で足を守ってくれている「中敷き(インソール)」。

 

中敷きは、衝撃を吸収し疲労を軽減するほか、靴擦れの予防や偏平足、X脚、O脚の矯正用など様々な用途で使用されています。

 

また、中敷きを敷くことで、靴に雑菌が繁殖するのを防ぎ、靴を清潔に保つことができます。

 

しかし、その中敷きが汚れていたら、せっかくの防汚効果がだいなしです。

 

 

そこで今回は、そんな中敷きを清潔に保つための「正しい中敷き(インソール)の洗い方」について徹底解説していきます!

 

中敷き(インソール)の汚れの原因は?

 

インソールの汚れの原因は主に次の3つです。

 

汚れの原因3つ

 

  • 足裏の汗

足の裏の汗で靴の中が蒸れると、雑菌が繁殖します。

 

  • 足裏の角質

素足で履くことによって足裏の角質がついたりします。

 

  • 砂や泥

遊びざかりの子どもや部活動、スポーツなどで砂や泥を足裏で踏みつけた汚れが付着したりします。

 

この中でも特に厄介なのが、砂や泥による汚れです。

 

汗や塩分・皮脂については、水や洗剤で汚れを落とすことができますが、砂や泥による汚れは、水や洗剤をつけて洗っても落ちません。

 

では、どうしたらよいでしょうか?

 

ここからは本題の中敷きの洗い方を4つ紹介します。

 

中敷き(インソール)の洗い方

①手洗いで中敷きを洗う方法(キャンバス生地の場合のみ)

 

メッシュ記事の中敷きであれば、手洗いがおすすめです。

 

砂や土のような不溶性の汚れは、水には溶けません。

 

砂や泥が繊維の中に入ってしまうと落とすのが大変になりますので、いきなり水につけるのは避けて下さい。

 

水につけてしまうと余計に中に入り込んで取れにくくなってしまいます。

 

ここからは正しい汚れの落とし方を説明しますね。

【用意するもの】

✔ 固形石鹸

✔ 歯ブラシ

✔ ぬるま湯

手順

  1. まずは、ブラシで繊維の間から掻き出すように表面についた汚れをブラッシングします。
    (ブラシは、使い古した歯ブラシでも構いません。)
  2. ブラッシングしたら、ここからは、固形石鹸でこすり洗いをします。
    (浸透作用と分散作用の強い固形石鹸は、繊維によく絡みます。)
  3. その後、水でもみ洗いをし、40度前後のぬるま湯でよくすすぐことによって、繊維に絡んだ汚れをしっかり取ります。
    ※繊維の中に入らないように繊維をほぐすようにしてもみ洗いをします。
    ※ブラシを使って軽く擦り洗いをするのもいいでしょう。生地の折り目に沿うように、一方向に向かって動かしましょう。※一度で取れない時は、繰り返し行うことで取れるようになります。

少し手間はかかりますが、中敷きを洗うことで靴の中を清潔に保つことができます。

 

 

しかし、この方法が面倒だと思う方には、洗濯機で洗うという方法もあります。

 

②洗濯機で中敷きを洗う方法

 

キャンバス生地とメッシュ生地に限られますが、洗濯機で洗うことができます。

 

中敷きに限らず、これらの生地であれば、スニーカーも洗うことが可能です。

 

洗濯機で、靴を洗うことに抵抗のある人がいらっしゃるかもしれませんが、フランスやカナダでは普通に行われています。

 

スニーカーの洗濯の仕方も一緒に説明していきます。

【用意するもの】

✔ 靴専用の洗濯ネット

✔ 液体洗剤

手順

  1. まず初めに、靴底の汚れを軽く落とし、小石などもとっておきます。
    (汚れがひどい場合は、面倒ですがブラシを使って洗っておきます)
  2. 中敷きと靴ひもを外し、靴ひもは編み方によって縮んだりするのでよけておきます。
  3. 靴専用の洗濯ネットにスニーカーと中敷きをそれぞれ入れます。
  4. 液体洗剤を使って通常コースで洗います。衣料用の洗剤で構いません。ただし、水の量と洗剤の量は多めにします。
  5. 風通しの良い日陰に干します。(傷めないためと縮んでしまうのを防ぐため)

さいごにもう一つお手軽な方法をご紹介します。

 

③靴用洗濯機で洗う方法

 

コインランドリーに靴用洗濯機があります。

 

コインランドリーの靴用洗濯機は、一度に2~4足の靴を洗うことができます。

 

専用洗剤も洗濯機から出てきますし、洗濯層内部のブラシでしっかり落とすこともできます。

 

20分200円ぐらいで洗えます。

 

その後、20分100円ぐらいで乾燥もできます。

 

家庭用にも靴用洗濯機は販売されていますね。

 

その他の素材の中敷きの洗い方

 

これまで、キャンバス生地とメッシュ生地の中敷きの洗い方について述べてきました。

 

しかし、中敷きにはジェルタイプやフェルト、皮革のような自然素材などがあります。

 

これらは、靴用洗剤で洗うのがおすすめです。

 

いろいろな素材に適した洗剤がいくつか販売されています。

 

 

素材にあった洗剤を使用することで、素材が傷むなどのトラブルを避けることができます。

 

いくつかの素材に対応している洗剤もあるので、コストを抑えたい方にはオススメです。

 

ジェルタイプは、水やぬるま湯で洗って自然乾燥させるだけでOKです。

 

まとめ

 

靴の中は、足裏の汗や汚れで、まさに雑菌の温床です。

 

靴を清潔に保つためにも中敷きはかかせません。

 

スニーカーに多く使われているキャンバス生地は、不溶性(砂や泥)の汚れを落とすことで、きれいに清潔に保つことができます。

 

キャンバス生地は手洗いで落とすことができますが、洗濯機を使うとメッシュ生地も洗える上、お手軽です。

 

その他の素材に関しては、靴用の洗剤がたくさん出ているので、そちらを使うと良いでしょう。

 

中敷きの汚れは、普段は、固く絞った濡れタオルでしっかり拭く程度でも大丈夫です。その場合も陰干しして完全に乾かし、その後除菌スプレーで除菌をしておくとさらにいいでしょう。

 

また、最近は、靴下感覚で洗える中敷きも販売されているので、皮製品などの洗いにくい素材の靴を履く際に使用するのもオススメです。

 

洗うのが面倒で時間もない、という人の為には、紙でできた使い捨てのインソールも販売されています。

 

ですが、やはり洗って使った方が経済的です。

 

この記事が皆様の参考になれば幸いです。