【食器についた卵のこびりつき汚れの取り方】簡単!しつこい汚れの落とし方を紹介

 

毎日使う食器ですから、美味しく食事を味わうためにも食器はいつもきれいに磨き上げておきたいものですよね。

 

お弁当や朝食にと大活躍で、彩りも鮮やかな卵料理ですが、食器に残った卵が乾いてしまうと、こびりついてなかなか落とせなくなるのが困りものです。

 

 

そこで今回は、食器についた卵のこびりつき汚れの取り方について簡単な方法を紹介します。

 

卵の汚れの原因や汚れを落とすコツ

 

 

食器の汚れは、デンプン、油、タンパク質の3つに分類されます。卵の汚れは、このうちのタンパク質によるものです。

 

タンパク質の汚れは、アルカリ性の洗剤を用いることで分解し、きれいに落としきることができます。

 

そのため、昔アルカリ性である重曹やセスキ炭酸ソーダを使って洗うと、卵のこびりついた汚れを浮かせて洗い落とすことができます。

 

それでは次に「重曹を使った方法」「セスキ炭酸ソーダを使った方法」、それぞれの使い方や洗い方について紹介していきましょう。

 

食器についた卵のこびりつき汚れの取り方【重曹編】

 

重曹ってお料理に使うものじゃないの?と思った方もいらっしゃるでしょう。

 

重曹は、別名「重炭酸ナトリウム」、「炭酸水素ナトリウム」とも呼ばれ、お菓子などのふくらし粉としても使うことがあります。

 

重曹が、お料理などに用いる「食用」と「薬用」「工業用」の3種類に分けられています。

 

どのタイプの重曹も成分は同じですが、管理方法が異なりますので、お料理に使う場合は必ず食用の重曹を使いましょう。

 

①重曹を使ってつけ置き洗いする方法

お掃除や洗濯に利用できることが知っていても、実際に重曹をどうやって使うのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

 

そこでここからは、重曹につけおき洗いをして卵のこびりつき汚れを落とす方法をご紹介していきます。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ たらい、ボウルなど

✔ 重曹12

✔ キッチンペーパー、またはティッシュ

✔ スポンジ

✔ 中性洗剤

手順

  1. はじめにキッチンペーパーやティッシュなどで、ある程度汚れを拭き取っておきましょう
  2. たらいやボウルに水を入れ、中に重曹を12杯とか仕入れます。
  3. 中に汚れのついた食器を入れて、30分程度つけ置きにします。
  4. 取り出したら水ですすぎ、中性洗剤を含ませたスポンジで洗います。
  5. 最後に重曹と中性洗剤を水でしっかりと洗い流してください。

重曹を入れてつけ置きにしても、汚れがこびりついているときは、台所用漂白剤を入れてつけ置きにしましょう。

 

キッチンハイター等のアルカリ性の漂白剤を入れて水につけると、頑固な汚れもきれいに落とすことができますよ!

 

まれに卵の匂いが気になると言う方がいらっしゃいますが、重曹には消臭効果もありますので、匂いに敏感な方にもおススメです。

 

 

②重曹をそのまま使う方法

次にご紹介するのは重曹をクレンザーの代わりにする方法になります。

 

重曹の粒子が細かいため、食器を傷つけることなくこびりついた汚れを落とすことができます。

【用意するもの】

✔ 重曹ひとつまみ程度

✔ ゴム手袋

✔ スポンジ

✔ 中性洗剤

手順

  1. つけ置きにするときと同じく、始めにキッチンペーパーやティッシュなどである程度汚れを拭き取っておきましょう。
  2. 次に、直接汚れがこびりついて部分に重曹をふりかけるか、スポンジに重曹をまぶして汚れ部分を中心に擦り洗いをしましょう。
  3. ヨモギの葉新しいスポンジ、または重曹をよく洗い流したスポンジに中性洗剤を含ませてよく洗います。
  4. 最後に重曹が残らないようしっかりと水で進みましょう。

 

食器についた卵のこびりつき汚れの取り方【セスキ炭酸ソーダ編】

 

セスキ炭酸ソーダは、重曹ともよく比較されることのある商品です。

 

メディアで紹介されることも多いので、既にご存知の方も多いでしょう。

 

使い方や性質を重曹と似ていて、油で俺に強く洗浄力に優れています。

 

そのため、食器用洗剤として使う以外にも、お掃除や洗濯に利用される方もいます。

 

①つけ置き洗いにする方法

セスキ炭酸ソーダの使い方は重曹とほぼ同じになります。

 

気になる方は重曹の代わりにいちどセスキ炭酸ソーダを利用してみても良いでしょう。

【用意するもの】

✔ セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯から2

✔ 水500ml

✔ たらい、またはボウル

✔ スポンジ

✔ 中性洗剤

手順

  1. 卵のこびりつき汚れが付いている部分をキッチンペーパーやティッシュなどで拭き、ある程度汚れを落としておきます。
  2. 500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ12杯程度入れよく溶かします。
  3. 30分程度時間をおいたら、中性洗剤を含ませたスポンジでよく洗ってください。
  4. 最後に水でしっかりと洗い流したら完了です。

セスキ炭酸ソーダは、洗浄力に優れているため、卵のこびりついた汚れ以外にも、茶渋やコーヒー渋を取りたい時にも役立ちます。

 

ただし、「重曹に比べて粉っぽさが残る」と言う意見も見られますので、つけ置きにした後はいつもより念入りに洗い流しましょう。

 

 

②直接ふりかける方法

セスキ炭酸ソーダは、粉末状のものからスプレータイプのものまで、様々な種類のものが販売されています。

 

セスキ炭酸スプレーを直接吹きかけて使用しても構いませんが、文末状のものを利用する場合は、次の手順を参考にしてみてください。

【用意するもの】

✔ セスキ炭酸ソーダひとつまみ程度

✔ ゴム手袋

✔ スポンジ

✔ 中性洗剤

手順

  1. まず初めにゴム手袋を着用し、卵のこびりつき汚れがついている部分にセスキ炭酸ソーダをふりかけてください。
    ※スポンジにセスキ炭酸ソーダをふりかけて磨いてもかまいません
  2. 新しいスポンジ、またはセスキ炭酸ソーダがついたスポンジをよく洗い流したアウトで、中性洗剤を含ませてよく洗います。
  3. 最後にセスキ炭酸ソーダがよく落ちるよう、しっかりと水ですすぎ洗いをしましょう。

セスキ炭酸ソーダは、重曹の代わりに利用することができますが、セスキ炭酸ソーダには重曹の5倍もの洗浄力があるとされています。

 

セスキ炭酸ソーダを直接ふりかけて使用する際には、手荒れを防ぐため必ずゴム手袋を着用してから作業に入りましょう。

 

自作のクレンザーを作ってみよう!

 

家事は面倒なものですが、毎日使うキッチンはオシャレなものを置いて気分を上げたいところですよね。

 

そこで見た目にも美しいクレンザーを手作りしてみてはいかがでしょうか?

 

例えば、重曹にレモンやオレンジの皮を入れると、香りもよく漂白作用も得られるクレンザーが作れます。

【用意するもの】

✔ 重曹120g

✔ 粉せっけん80g

✔ オレンジ、またはレモンの皮をみじん切りにしたもの

✔ ティーツリー6

✔ タイム、またはグローブ3

手順

これらを混ぜ合わせるだけで完成です。

(※粉せっけんがなければ重曹200gのみでもかまいません)

研磨作用のある重曹に油汚れに効果が高いレモンを加えると、フライパンや魚焼きグリルのお掃除にも役立ちます。

 

お気に入りの小瓶などに入れて飾っておくと、キッチンのインテリアとしても楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は食器にこびりついた卵の汚れの落とし方について以下のことを紹介してきました。

 

まとめ

 

 卵のこびりつき汚れはタンパク質によるもの

 

 食器に卵の汚れがこびりついたときは、重曹を水に溶かしてつけ置き洗いにする。

 

 重曹を直接付けて磨いてもよい。

 

 重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダを利用してもよい。

 

 自作のクレンザーを作って磨いても効果が得られる。

 

卵などのタンパク質の汚れには、アルカリ性の洗剤が有効です。

 

しかし、ただアルカリ性の洗剤と言われても、商品が多すぎてどれを使ったら良いか分からないと言う方は、ぜひ重曹やセスキ炭酸ソーダを利用してみてください。

 

エコな洗剤は環境にも優しく、市販の食器用洗剤に比べて刺激が少ないので、手荒れも少なくて済みます。

 

一度使い方や作り方を覚えれば、お掃除やお洗濯にも利用でき、大変便利です。

 

価格も手頃で1袋購入しておくと、頻繁に買い換える必要もありませんので節約にも役立ちますよ!