【大量の水溶き片栗粉(あんかけ)の捨て方】簡単!!正しい廃棄方法を紹介!

 

料理をしていると意外と使うのが片栗粉。

 

特にとろみをつけるために利用することが多いですよね。

 

ですが、場合によっては「作り過ぎちゃった!」なんてこともあると思います。

 

 

食品なので数日すれば腐ってきてしまうので捨てなければならないですが、どうやって捨てたら良いのか迷ってしまう人も多いと思います。

 

そこで今回は、大量の水溶き片栗粉(あんかけ)の捨て方をご紹介します。

 

処分に迷ったときは参考にしてみてくださいね。

 

大量の水溶き片栗粉(あんかけ)の捨て方

 

水溶き片栗粉はそのままだとサラサラしていますが、加熱するとドロッと糊状に変化します。

 

これを大量に処分する場合、いくつかの選択肢があるので取り組みやすいものを選んでみてくださいね。

 

①小分けにして捨てる

「ac 写真 ビニール袋」の画像検索結果

 

水溶き片栗粉は食品なので、小分けにして燃えるゴミとして捨てることができます。

 

この方法だと時間もかからず簡単です。

 

袋は破れにくいものを用意し、もし水溶き片栗粉が温かい状態なら冷ましてから袋に入れてくださいね。

【用意するもの】

✔ ビニール袋(レジ袋でも)

✔ 新聞紙やキッチンペーパなど

✔ ゴムベラ

手順

  1. はじめに袋に新聞紙やキッチンペーパなどを入れておきます。
  2. 袋の1/3程度、ゴムベラを使って水溶き片栗粉を入れます。
  3. 完全に冷めたら、空気は抜きながら口をしっかり縛って閉じます。
  4. 住んでいる自治体のルールに従って、23個ずつ可燃ゴミとして処分しましょう。

 

②土に埋めて肥料にする

「ac 写真 土をほる」の画像検索結果

 

片栗粉はジャガイモのでんぷんから作られるものです。

 

生ゴミが肥料になるように、もし庭があるなら肥料として土に埋めてしまうのもひとつの方法です。

 

普通の生ゴミよりも臭いは少なく気になりませんし、植物もよく育ちます。

 

有毒なものではないですし、時間が経てば分解されるので安心です。

【用意するもの】

✔ スコップ

✔ ゴムベラ

手順

  1. 肥料を撒きたいところにスコップで穴を掘ります。
  2. ゴムベラを使って、穴に水溶き片栗粉を入れます。
  3. 土を戻して埋めたら終わりです。

分解されてなくなるまで多少時間がかかるので、数週間~数ヶ月は掘り起こさないようにしましょう。 

 

③乾かして捨てる

「ac 写真 日差し」の画像検索結果

 

小分けして袋に入れるのが面倒なら、乾かして一気に捨てる方法もあります。

 

水溶き片栗粉はそのままだと水を含んでいるので重量がありますが、水分を抜いてしまえば捨てやすくなります。

 

ただし、梅雨時期や日射しが少ない時期は乾燥するのに時間がかかったり、虫や鳥が集る可能性もありますのでその点は注意しましょう。

【用意するもの】

✔ 紙皿や新聞紙

✔ あれば重石

✔ 菜箸

✔ ゴムベラ

手順

  1. 陽がよく当たる場所に紙皿や新聞紙を広げ、ゴムベラを使って水溶き片栗粉を広げます。
    (※もし調理済で具が入っている場合は、菜箸でできるだけ取り除きましょう)
  2. あれば重石をのせ、乾燥後に風で飛ばされないようにしておきます。
  3. 水溶き片栗粉が乾燥するまで数日放置し、ピカピになってきたら紙皿や新聞紙ごと燃えるゴミとして処分しましょう。

ちなみに加熱していない水溶き片栗粉を処分するときは、しばらく放置すれば大丈夫。分離するので上澄みを流して、沈殿物だけ燃えるゴミとして捨てればOKです。

 

NGな捨て方や注意点

 

水溶き片栗粉を捨てるには、上記の方法であれば問題ありませんが、量にもよりますがちょっとした注意点があります。

 

①そのまま排水口(流しやトイレ)に流さない

片栗粉は食品なので、基本的に燃えるゴミとして処分したり、少量なら水に流して処分できます。

 

しかし、水溶き片栗粉は熱を加えるとでんぷん質が固まって糊状になるので、そのまま排水口に流すのはおすすめできません。

 

粘度があるので、パイプに詰まってしまう可能性があるんです。

 

もし流すのであればお湯でサラサラになるまで薄めて捨てるようにしましょう。

 

②一度に大量に捨てない

量にもよりますが、一気に大量に捨てると自治体によっては引き取ってもらえない可能性があります。

 

特に中が見えやすい透明のゴミ袋だと尚更です。

 

なので、上記のように小分けにして捨てるようにしましょう。

 

水溶き片栗粉(あんかけ)の再利用方法を紹介!

 

いくつか捨て方を紹介しましたが、「食べ物を捨てるのはもったいない」という人もいると思います。

 

そこで、さいごに残った水溶き片栗粉の再利用方法をご紹介します。

 

①別の料理にリメイクする

「ac 写真 あんかけ」の画像検索結果

 

すでに味がついている、具が入っているなど調理済の水溶き片栗粉(あんかけ)は別の料理にリメイクしましょう。

 

例えばあんかけを使った料理には・・・

  • あんかけ丼
  • 天津飯
  • あんかけ焼きそば
  • あんかけうどん/そば
  • あんかけ炒飯
  • わらび餅

などがあります。

 

ただし、食べ物なので何日も保存せずにリメイクは早めに行いましょう。

 

②魚焼きグリルの掃除

 

加熱していない残った水溶き片栗粉は、面倒な魚焼きグリルの掃除に使えます。

 

グリルのトレイに水溶き片栗粉を入れてよく溶かしたら、いつも通りに魚を焼きます。

 

冷めたら固まった片栗粉を剥がすだけで、油汚れも臭いも取ることができます。

 

③油をきれいにする

「ac 写真 唐揚げ油」の画像検索結果

 

こちらも加熱していない水溶き片栗粉ですが、油をきれいにするのに役立ちます。

【用意するもの】

✔ やや硬めの水溶き片栗粉

✔ ボウル

✔ キッチンペーパー

✔ 使用済の油

手順

  1. ボウルにキッチンペーパーを敷き、そこに使用済みの油を入れます。
    (※油がペーパーからこぼれないように注意してください)
  2. 油に水溶き片栗粉をいれます。
    (※少し待つと、片栗粉と油が分離して片栗粉が下に沈殿した状態になります)
  3. 油カスやゴミは片栗粉に吸収されるので、キッチンペーパーごと取り除けば濾過されて綺麗な油が残ります。
  4. 片栗粉はそのまま燃えるゴミとして捨てましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 水溶き片栗粉は加熱すると糊状になる。

 

 大量のあんかけを捨てる際には小分けにして燃えるゴミとして捨てる。

 

 食品なので土に埋めれば分解されるので肥料になる。

 

 あんかけは陽に当てて乾燥させればコンパクトに捨てられる。

 

 排水口に流すと詰まる恐れがあるので、そのまま流さないようにする。

 

 大量のあんかけを一度にゴミに出すと引き取ってもらえない可能性もある。

 

 あんかけをリメイクするなら早めに!

 

 加熱前の水溶き片栗粉はグリルの掃除に使える。

 

 加熱前の水溶き片栗粉は油のリサイクルにも使える。