最近は、ドラム式洗濯機が設置されてるご家庭も増えてきましたよね。

 

省エネ・節水設計だったり、温水で洗えることや、乾燥機能が縦型洗濯機より効率的な面で人気が高まってきてます。

 

ところが、ドラム式洗濯機のアフターケアを間違うと、ある問題が・・・。しばらく使っているうちに、洗濯機自体からのニオイが気になるんです。

 

まだまだ、日本人にはドラム式洗濯機のノウハウが、身についてないと思われます。

 

そこで今回は、ドラム式洗濯機の臭いについて原因や対処方法をご紹介します。

 

ドラム式洗濯機の特長

①メリット

ドラム式の仕組みは、ドラムが回転する際に衣類を上から下に落とす“叩き洗い”方式です。

 

縦型よりも少ない水量で洗濯でき、槽内で衣類と衣類がからまり合う事が少なく、シワや生地へのダメージが、縦型より軽減されます。

 

開閉蓋は対面部分にあるので、洗濯物の出し入れがしやすく、洗濯機上部のスペースが活用できます。本体に負荷がかからない程度の物(柔軟剤やおしゃれ着洗剤等)なら置けますので、能率的に作業できます。

 

日本では最初、ドラム式を【乾燥機用途】で輸入された経緯もあり、乾燥機能付きドラム式洗濯機では、縦型に比べると乾燥時間の短縮というメリットもあります。

 

②デメリット

前段階的な懸念として、ドラム式は、従来の縦型より奥行きがあるため、洗濯機自体を搬入する時には、設置場所の広さやご自身の住居スペースのスペックを知っておく必要があります。

 

また、使用水量や洗剤量が節約できる反面、洗浄力では縦型の方が優位とされています。しかし、かなり頑固な汚れのケースを除き、通常のお洗濯では縦型とドラム式に、大差はないようです。

 

ドラム式のモーター音自体は、縦型より静音設計とされていますが、脱水時の振動による音が気になる点がデメリットかもしれません。

 

ドラム内の衣類が少量すぎたり、洗濯ネットに衣類を詰め込みすぎたりすると、ドラム内に片寄りが起こり、安定感を失い音が目立ってしまいます。

 

近隣周辺への配慮が必要な場合、洗濯機と床面の隙間に振動を抑える素材を敷いたり、安定させるための土台を補填したり等、防音対策も考慮しなくてはなりません。

 

ドラム式洗濯機の臭いの原因と対策

 

 

ドラム式洗濯機が臭う原因は、前項でメリットして挙げられた“節水効果”と“乾燥機能の優位性”が関係しているのです。

 

具体的に、臭いの問題点と対処法をご紹介しましょう。

 

ゴムやプラスチックのような臭い

使い始めの頃、洗濯機の内部部品に機械油が残留している箇所やゴム部品(開閉蓋の窓周囲のパッキング)から、異臭を感じることもあります。

対処法

使用するにつれて臭いはなくなるはずですが、もし異臭が続くようであれば洗濯機を購入した販売店、または取扱説明書に記載されているメーカーのアフターサービス連絡先に点検・修理を依頼しましょう。

 

②カビ臭さを感じた場合

 

洗濯槽の周囲に、臭いの元となるカビなどの雑菌が発生し、繁殖している可能性があります。洗濯槽内部は、常に多湿の状態です。

 

しかも、内部の見えない部分には洗剤カスや皮脂、服に付いた食べ残し、ホコリなどたくさんの汚れが残っていることも見逃せません。

 

カビなどの雑菌は、それらを栄養分にして瞬く間に繁殖し、嫌な臭いを発生させてしまいます。

対処法

洗濯槽に発生するカビは【黒カビ】がほとんどです。

カビの除去には専用の【洗濯槽クリーナー】を使った槽洗浄を行ないましょう。

 

 実際の手順は以下の通りになります。

【用意する物】

・洗濯槽クリーナーのみ

汚れ

手順

①(衣類を入れず)「槽洗浄」のコースを選び、給水ボタンを押す

②給水が終わったら、一時停止させる

④洗濯槽クリーナーを、取扱注意に従って適量、ドラム内に入れる

⑤ドアを閉め、再度スタートボタンを押す

※湿度や気温の高い時期は、2~3週間に1度のペースで【槽洗浄】を行いましょう。

※ほぼ、各メーカーの【槽洗浄】は、つけおき洗い→すすぎ→脱水の手順で約11~12時間くらいかかります。

※洗濯機の機種により、多少の作業時間の違いはあります。

 

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③普段からできるカビ臭い対策

 

 

【黒カビ】とそれに伴ういやな臭いの防止には、定期的なドラム内のお掃除が効果があります。

対処法

・週に1度は【槽乾燥】(洗濯コースのメニューボタン)を行う。

・月に1度は衣類用塩素系漂白剤(粉末)での洗濯槽を洗浄する。

 

 実際の手順は以下の通りになります。

【用意する物】

・塩素系漂白剤

・お湯

汚れ

手順

①洗濯機に50℃くらいのお湯を高水位まで貯める。

※最低でも40℃以上のお湯でないと、効率が上がりません。

②塩素系漂白剤を500g~1kg入れる。(洗濯機のスペックによります)

③洗濯機を【洗いコース】で3~5分稼動させる。

④数時間~半日経ったら、もう1度2~3分洗濯機を動かし、一晩おく。

⑤翌朝、【洗いコース】を再度、2~3分行い、排水と脱水を行う。

⑥洗濯槽に給水し、洗い→すすぎ→排水→脱水を行う。

※使い古しの雑巾やタオルを数枚入れて洗うと、ゴミなどの残留物をタオルに付着させて取り除けるので、お試しください。

 

ドラム式洗濯機の排水口周りの掃除

 

 

排水口や排水ホースも、臭いの元となる場合があります。

 

排水溝内からの臭いが上がってくる要因も考えられます。

 

また、ご家庭によっては節約のため、お風呂の残り湯を洗濯に使うケースもあり、残り湯に含まれる細かなゴミが、排水溝がつまる原因の可能性もあります。

対処法

・定期的に排水フィルターのお手入れ・交換

※フィルターにゴミや汚れがたまると、においの元となる雑菌の温床となります。

・排水ホース自体を取り替える

・排水口を掃除する

 

実際の手順は以下の通りになります。

【用意する物】

・お酢

・洗濯槽クリーナー

汚れ

手順

①排水口のホースをとり外して、蓋も取る。

②排水口に覆いかぶさる量の重曹を入れ、½カップのお酢をレンジで温め、排水口に注ぎ1日放置する。

③同時に排水ホースを丸めて、浴槽や大きめのバケツの中に入れ、水18リットルに対し洗濯槽クリーナー200mlを加え、こちらも1日放置する。

※ホース内の空気を抜いて、クリーナーが内部に行きわたるように、ホースを丸くしたら数回くるくる回しましょう

④1日経ったら、排水口、ホースを水で流し洗う。

 

ドラム式洗濯機の臭い予防

 

 

臭いの元は、繁殖したカビや雑菌なので、以下のことを心がけ、臭い予防に役立てて下さい。

臭い予防対策

衣類を洗濯機に投入する前、衣類にゴミや、食べ残しが付いていないか事前チェックする。

洗濯機の使用後、湿気がこもらないように蓋を全開にしておく。

洗濯洗剤や柔軟剤は、表記通りの分量を注ぎ、洗剤カスの残留を防ぐ。

洗濯槽を定期的(週に1度)に乾燥させる。

最低でも、2~3ヶ月に一度は、塩素系漂白剤を使用して、洗濯槽自体を洗浄する。

 

まとめ

・ドラム式洗濯機は、節水と乾燥機能が高いので、衣類の絡み合いが緩和され、シワになりにくく、生地へのダメージも少ないというメリットがある

・デメリットとしては設置場所のスペース確保や、振動した時の騒音問題への配慮が必要

・ドラム式洗濯機の臭いには、高温多湿の状態が続くことと、洗剤や柔軟剤の残りカスによってカビなどの雑菌が繁殖しやすいことが原因。

・洗濯槽の黒カビを除去、予防することで臭いの対処ができる。

・ドラム式洗濯機を使用後は、開閉蓋を全開して、槽内に湿気を残さない。

・臭い予防として、洗濯前の衣類のゴミや食べ残しを取り除く。洗剤・柔軟剤は適量を守る。

・週に1度の【槽乾燥】、月に1度の【洗濯槽洗浄】をすれば臭いを解消できる。

・既に黒カビが発生している場合は、【洗濯槽クリーナー】で【槽洗浄】を行う。

・排水口周辺の掃除も、臭いの元を除去できる。排水溝、排水ホース、排水フィルターのケアを定期的に心がける。風呂の残り湯は、なるべく使用しない。