【洗面台についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方】簡単!!キレイに取る方法を紹介!

 

自宅で気軽にできる、ヘアカラー。

 

時間を選ばず毛染めができるから便利ですよね。

 

しかし、万全の注意を払っていたのに、「洗面台に毛染め液がついてしまった!」ということもよくあります。

 

 

 

特に洗面台が白っぽい色だと、鮮やかで濃い色の毛染め液(ヘアカラー)がつくと、もう汚れが取れない気がして、かなりショックを受けますよね。

 

けれど、この毛染め液(ヘアカラー)、キレイに取る方法があるんです!

 

今回は、『洗面台についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方』についてご紹介していきます。

 

困った際にはぜひ参考にしてみてください!

 

ヘアカラーの成分と汚れを落とすためのコツ

 

ヘアカラーは1剤」と「2剤」の2つに分けられています。

 

1剤の主成分は、酸化染料です。酸化染料は、酸化反応によって発色する性質を持っています。

 

一方、2剤の主成分は、酸化剤です。酸化染料を酸化して発色させる役割を持つ過酸化水素水です。

 

1剤は、髪をアルカリ性に傾け、キューティクルを開かせ、2剤は染料を酸化させて髪に染み込ませて定着させる役割があるのです。

 

1剤はアルカリ性、2剤は酸性なので、分けられて入っており、毛染めする直前に混ぜて使用します。

 

こういったヘアカラーの成分・性質を理解すると、時間が経てば経つほど染料が酸化して定着していくため、汚れも落ちにくくなっていきます。

 

そのため、洗面台に毛染め液(ヘアカラー)がついた時は、すぐに汚れを落とすことが重要です。

 

 

それでは、洗面台についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方について紹介します。

 

洗面台についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方【ついて間もない場合】

 

先ほども触れましたが、ヘアカラーが洗面台についたと気づいたら、すぐに汚れ落としにとりかかりましょう。

【用意するもの】

✔ ティッシュまたはキッチンペーパー

✔ 台所用スポンジ

手順

  1. 毛染め液がついた部分を、ティッシュまたはキッチンペーパーで、素早くしっかり拭き取ります。
  2. 台所用スポンジで軽くみがき、水でよく洗い流しましょう。

すぐについた場合は、これだけでもシミがつかずにキレイに取れます。

 

洗面台についた毛染め液(ヘアカラー)の落とし方【時間が経ってから気づいた場合】

 

しかし、ヘアカラーをして、けっこう時間が経ってから洗面台に付着していた毛染め液に気がついた!という場合もあります。

 

毛染め液に濃いヘアカラーの色も出てしまうと、目立つ汚れがもう落ちないのでは…と途方にくれてしまいますよね。

 

もしそうなっても落とす方法がありますので、ご紹介していきます。

 

①メラニンスポンジを使う方法

「ac 写真 メラミンスポンジ」の画像検索結果

 

ここ最近では、すっかり掃除グッズの定番になったメラミンスポンジが、洗面台についた毛染め液の汚れにも活躍します。

 

ホームセンターやディスカウント薬局、100円ショップ、ネットショッピングなどで、色々なメーカーから、様々な種類のメラミンスポンジが販売されています。

【用意するもの】

✔ ティッシュまたはキッチンペーパー

✔ メラミンスポンジ

手順

  1. ティッシュまたはキッチンペーパーで、洗面台についている毛染め液を拭き取ります。
  2. メラミンスポンジで、洗面台に残っている毛染め液のシミの汚れをこすります。
  3. さいごに水でよく洗い流しましょう。

注意点としては、メラミンスポンジは研磨して汚れを落とすので、陶器などは使用可能ですが、洗面台の素材によっては、細かな傷がついてしまう場合があります。

 

必ずご自宅の洗面台がメラミンスポンジの使用が可能か確認してから、汚れ落とししてください。

 

メラミンスポンジを使用しても汚れが取れない…という場合には、次のステップに進みます。

 

②塩素系漂白剤を使用して落とす方法

 

塩素系漂白剤も毛染め液(ヘアカラー)汚れに効果的に働きます。

【用意するもの】

✔ 塩素系漂白剤(ハイターなど)

✔ コットンまたはティッシュ、キッチンペーパー

✔ ゴム手袋

手順

  1. 塩素系漂白剤を、つけ置き洗いの濃度に薄めます(お使いの塩素系漂白剤の説明に従って薄めてください)
  2. コットンまたはティッシュ、キッチンペーパーに、薄めた塩素系漂白剤を染み込ませます。
  3. 洗面台に毛染め液がついた部分に、2を貼り付けます。
  4. 20分経ったら汚れが取れているかどうかを確認し、とれなければ1時間くらいまで貼り付けて様子をみます。
  5. 汚れが取れたら、水でよく洗い流しましょう。

こちらの方法も、ご自宅の洗面台が、塩素系漂白剤を使っても色落ちや塗装が取れる可能性がないか、確認してから使用してください。

 

使用しても大丈夫かどうかわからないという場合は、洗面台の目立たないところで塩素系漂白剤を使ってみて変質がないかチェックしてから、毛染め液の汚れ落としをしてください。

(あくまで自己責任になりますのでご了承ください)

 

また、塩素系漂白剤を使用するときは、手指の荒れを防ぐため、必ずゴム手袋をはめて作業してください。

 

③カビキラーを使用する方法

 

それでもまだ汚れがとれない!という場合は、カビキラーなどの強い塩素系のカビ取り剤を使うという方法もあります。

 

こちらも陶器など、カビキラーが使用できる洗面台のみ、汚れ落としが可能ですので、ご注意ください。

【用意するもの】

✔ カビキラー(塩素系カビ取り剤)

✔ 台所用スポンジ

✔ ゴム手袋

手順

  1. ゴム手袋をはめ、洗面台についた毛染め液の汚れにカビキラーをかけます。
  2. スポンジでカビキラーをかけた部分をこすります。
  3. さいごに水でよく洗い流しましょう。

カビキラーはかなり強い刺激臭があるため、作業の際は洗面所の窓を開けるなどをして必ず換気を行い、有毒ガスの発生を防ぐため、酸素系の洗剤とは混ぜないようにご注意ください。

 

ひどい毛染め液(ヘアカラー)汚れを作らないための対策

 

毛染め液(ヘアカラー)を落とす方法をご紹介しましたが、やはり時間が経てば経つほど汚れを落とすのは難しくなってきます。

 

簡単に汚れを落とすためには、普段からヘアカラーを髪につけた後で、一通り洗面台や周りにヘアカラーがついていないか、チェックしましょう。

 

そして洗面台に毛染め液がついても迅速に作業できるよう、ヘアカラー前にティッシュやキッチンペーパーを用意しておくことも大事です。

 

ヘアカラーを髪に定着している間に、ササッと汚れ落とししてしまうとスムーズですね。

 

まとめ

まとめ

 

 毛染め液(ヘアカラー)の主成分は、1剤の酸化染料、2剤の酸化剤。1剤でキューティクルを開かせ、2剤で染料を定着させる。

 

 毛染め液(ヘアカラー)は、時間が経てば経つほど染料が定着する。

 

 洗面台に毛染め液がついたら、なるべく早く汚れを取る。

 

 毛染め液がついたばかりなら、拭き取って水で洗い流すだけでも汚れが落ちる。

 

 毛染め液がついてしばらく時間が経ってしまった場合は、メラミンスポンジを使用する。

 

 塩素系漂白剤をコットンなどに染み込ませてシップする方法もある。

 

 それでも取れない場合は、塩素系カビ取り剤を使用してみる。

 

 メラミンスポンジ、塩素系漂白剤、塩素系カビ取り剤を使用する際は、自宅の洗面台が使用可能かどうか確認してから作業する。

 

 作業をするときはゴム手袋をはめ、特にカビ取り剤使用の場合は換気をし、酸素系のものと混ぜないように注意。