【爪の中の汚れの落とし方】原因は!?簡単おすすめ黒い汚れの取り方&予防策を紹介!

 

他人に見せているつもりはないけれど、多くの場面で意外と見られている手。

 

普段こまめに手を洗って綺麗にしているつもりでも、ふと自分の手を見たら爪の中が汚れていてショックを受けたことはありませんか?

 

周りにいる人に気付かれないよう指先を隠し、隙を見て手を洗いに行く…なんて恥ずかしい経験をした人も多いはず。

 

さらに足の爪の汚れは臭いの原因にも!

 

夏は裸足でいる時間も長いため、より気になりますよね。

 

そこで今回は、爪の中の汚れの落とし方と予防策をご紹介していきます。

 

爪の中の汚れの原因とは?

 

そもそも爪の中に溜まる汚れの原因はなんでしょうか?

 

ここでは爪の中の汚れの原因となるものを紹介していきます!

 

①土や泥

家庭菜園や庭の草取り等、土や泥を素手で触ると容易に爪の中は真っ黒になります。

 

小さな子どもがいると、一緒に砂場遊びに泥遊び、幼稚園の芋ほり等触る機会も格段に増えます。

 

②油汚れ

工場勤務や整備士の方は、仕事で機械油を使うことが多く、お仕事を頑張れば頑張るほど手は真っ黒に…。

 

趣味で自動車やバイクをいじる方も要注意です。

 

③フケや皮膚の破片

頭や体を掻くことで、フケや頭皮の破片、皮膚の表面についた垢や汚れが爪の中に入ることがあります。

 

痒いところを掻いてしまうのは無意識の行動なので、身に覚えのない汚れが爪の中に溜まってしまうのも仕方がないですよね。

 

また冬には乾燥肌に悩まされ、つい体を掻く回数が増えてしまう方もいるでしょう。

 

④古い角質

私達の肌は、一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。この肌の代謝の仕組みを『ターンオーバー』と呼びます。

 

皮膚の中では毎日新しい細胞が生まれ、それが上へ上へと押し上げられていきます。

 

そして、役目を終えた古い角質が垢として外側に押し上げられます。これと同じことが爪の中でも起きているのです。

 

古い角質が垢となって溜まり、黒く汚れて見えるのです。

 

⑤衣類などの繊維くずや埃

衣類の細かい繊維のクズも爪の中にたまります。

 

靴下を脱ぐと、靴下の繊維が爪の間に溜まっている経験はきっと誰もがしているはず。

 

さらに、室内を裸足で歩くだけでも、床の埃等が爪の中に入り込み、知らず知らずのうちに汚れとして溜め込まれてしまうのです。

 

簡単!爪の中の汚れの落とし方

 

爪の中の汚れを放置しておくと、見た目が悪いだけでなく、雑菌が増殖しとても不衛生です。

 

そんな雑菌だらけの手で料理をしたり、目をこすってしまっているのだと思うと恐ろしいですよね。

 

では、ここからは爪の中の汚れの落とし方をご紹介します。

 

①手洗い

「ac 写真 手洗い」の画像検索結果

 

基本中の基本は、しっかりと手を洗うことです。

 

1日の中で手を洗う機会は何度もありますが、その際に指を一本ずつ丁寧に洗うことを心掛けましょう。

 

手のひらの上に石鹸やハンドソープの泡をのせ、反対側の手の指先をその手のひらの上でくるくると擦るようにして洗うと効果的です。

 

また、髪を洗うと爪の中の汚れが綺麗にとれるという声もあります。

 

髪が爪の間にうまく入り込み、汚れを掻き出してくれるようです。

 

②爪ブラシ

 

汚れの落ちにくい箇所をきれいにするために使えるのが爪ブラシ。

 

手洗いでは届かない細かな箇所をしっかりと落とすことができます。

 

爪ブラシは、100円ショップやネイル専門店、ドラッグストアで購入することができます。

 

様々な種類があるので、手用に足用、子ども向けなど、使う目的にあった形状のものを選びましょう。

 

歯ブラシでも代用できますが、柔らかすぎるものは汚れをうまく掻き出すことができないので、歯ブラシで代用する際には硬めのブラシを使用するようにしましょう。

 

そして、ブラシを使用した後は、しっかりと乾かしてブラシ自体を清潔に保つことも忘れずにしましょう。

 

 

③爪垢取り

 

爪垢取りを目的に作られた耳かきのような商品も販売されています。

 

爪の隙間の垢を掻き出しやすい形状になっており、またステンレス製のため洗浄も簡単で清潔に使用できます。

 

爪の中の汚れを取るための商品が売られていることを知らなかった人も多いのではないでしょうか?

 

▼おすすめの爪垢取り

 

しかし、こんな便利な商品を使っても取れない汚れも存在します。

 

そんな頑固な汚れの取り方を、原因別でもう少し細かくご紹介します。

 

油汚れ

 

・靴ブラシなど歯ブラシより強めのブラシを使用する

 

・クレンジングオイルで洗う

クレンジングオイルは、化粧品や油脂などの油汚れを落とす目的で作られています。顔に使うものなので、指先にも安心して使えます。綿棒にオイルを含ませて擦り、その後普通の石鹸で洗い流すとよいでしょう。

 

・手洗いの順番を変える

本来手洗いの基本は水で手を濡らしてから石鹸をつけますが、あえて水で濡らす前に石鹸をつけます。爪の中に石鹸を詰め込むように意識するとより効果的です。

 

植物の葉っぱや茎から出るアク

畑仕事や庭の草取りの後、手洗いでは取りにくい汚れは植物の葉っぱや茎から出るアクかもしれません。
非常にしつこく、ブラシではとれないことも…。そんな時はお酢で手を洗うと落とすことができます。
水で薄めた台所用漂白剤を使う方法もありますが、肌荒れに注意が必要です。

 

爪の中の汚れを防ぐ方法

 

溜まってしまった爪の中の汚れは落とすのも大変です。

 

ここからは、爪の中が汚れないための予防策をいくつかご紹介します。

 

①爪を切る

長い爪はゴミや垢が溜まりやすくなるので、きちんと爪を切っておくことが大切です。

 

ですが、深爪には要注意

 

爪と指先の間には薄い皮があり、その薄い皮が爪と皮膚をくっつけ、爪の中に雑菌やゴミが侵入するのを防いでくれています。

 

しかし、深爪を繰り返すと、爪のピンクの部分が減っていき、爪先の白い部分の面積が増えていきます。

 

白い爪の部分には薄皮がないので、雑菌やゴミが侵入してきて溜まりやすくなってしまうのです。

 

爪を切るときはスクエアオフの形を意識しましょう。

 

スクエアオフとは、爪の白い部分を1-2mm残して横にまっすぐ切り四角形にしてから、少しだけ両端を切るかヤスリをかけて角を丸くした形です。

 

また、乾燥した状態で切ると爪に負担がかかってしまうので、入浴後の爪が柔らかくなった状態で切るのがベスト。

 

入浴後に切れない場合は、ぬるま湯でしばらく指先を温めてから切るとよいでしょう。

 

爪を切った後のみならず、手洗いの度にこまめにハンドクリームや爪用のオイルを使用し、指先の乾燥を防ぎ、爪と皮膚をつなぐ薄皮を育てておくことも大切です。

 

②爪の汚れの原因となるものには極力触らない

当たり前のことですが、汚れの原因となるものに触れなければ爪の中に汚れが入ってくる確率は下がります。

 

自分の頭や体を爪で掻かないよう意識することも大切です。乾燥肌の方は、全身の保湿を心掛けるようにしましょう。

 

原因となるものに触らない方が良いとはいえ、触らないわけにはいかない場面はありますよね。

 

そんな時は、ゴム手袋や軍手を着用しましょう。

 

さらに、事前に爪の中にハンドクリームを塗っておくことで、爪の間がコーティングされた状態になり、軍手の繊維の隙間から侵入してきた土が爪の中に入るのを防いでくれます。

 

また、事前に固形石鹸をガリガリして爪の中に石鹸を詰めておくなんていう方法もあります。

 

③色落ちしやすい洋服は事前に洗濯する

ジーンズなどは履く前にある程度色を抜いてしまうことで色移りを防げます。

 

洗濯機で水洗いを数回しておくことで、少しずつ色落ちが落ち着いてきます。

 

じつは綺麗なネイルの裏側は雑菌だらけ⁉

 

綺麗なネイルをしている手はとても魅力的ですよね。

 

しかし、ネイルをしている爪の裏側には、共用トイレの入り口のドア付近と同じくらいの汚れがついているという驚愕のデータも!

 

ネイルをした爪は、ネイルをしていない爪より長めであり、さらに色がついていることで汚れに気付かず放置されてしまうことも原因かもしれません。

 

せっかく綺麗なネイルをしても、実は裏側には菌がびっしり…なんてとっても残念ですよね。

 

清潔な爪を保つように、日頃からよく手洗いや爪掃除など心がけるようにしましょう!

 

まとめ

まとめ

 

 知らず知らずのうちに溜まっている爪の中の汚れは、古い角質や衣服の繊維が主な原因。

 

 こまめな手洗いと保湿が大切。

 

 手洗いで落ちない汚れは、爪ブラシや爪垢取りなどのグッズを使用すると良い。

 

 爪切りはスクエアオフの形を意識し、深爪はNG。

 

 作業時には手袋や軍手を着用して汚れの侵入を防ぐことができる。

 

 ネイルをしている爪の中は特に要注意。