住まいのくつろぎの場であるソファー。素材が布だと、より日頃の疲れが癒やされますね。

 

しかし、ある日知らぬ間に太ももの裏側に痒みを感じよく見るとダニに刺された跡が!

 

せっかく一番ゆったりできる場所でこんな目に遭ってしまっては、ゆっくり腰掛けてくつろいでいる余裕はなくなってしまいます。

 

実は、布張りのファブリックソファーは布団や絨毯に次いでダニの発生しやすい家具なのです。直ちに、ダニ退治をおこないましょう!

 

今回は、布ソファーの簡単なダニ駆除方法と予防方法をご紹介します。

 

ダニが原因と確信できる要因

①強烈な痒み

ダニと、蚊や他の害虫との違いは“しつこく”“強烈な”痒みです。

 

ダニに噛まれると、痒みが発生してから1週間、もしくはそれ以上痒みが長引きます。

 

布団の中でダニに噛まれたなら、大抵、腰回りや腕などが多いと思います。

 

太ももや脚部を中心にしつこい痒みに襲われたら、高確率でソファーでダニに噛まれたと思ってよいでしょう。

 

②噛まれる箇所

わきの下や二の腕、内腿、お腹などの身体の柔らかい部分が刺されます。

 

刺された跡が赤く腫れます。1cm以下の大きさの範囲で腫れます。

 

③被害に遭う時期

ダニは梅雨の始めから夏場にかけて発生する特徴があります。

 

10月以降から冬にかけては、噛まれる頻度が少なめですが、油断してはいけません。

 

この間に大量のダニの死骸や糞が出ますから、逆にこの時期に適切な対処をしておかないと、アレルギーを起こすリスクが起こります。

 

不死身に近いダニの生態

 

 

基本的にダニは高温多湿を好みます。

 

最も繁殖するのは、温度が20℃~25℃で湿度が60%以上の環境です。

 

これは我々人間の生活環境(特に多湿の日本では)のデフォルトとも言えます。では、ダニは死滅させるのにはどうすればいいのでしょう?

 

◉洗濯機で丸洗い

⇒何と!普通の洗濯機では81%も生存していたというデータも!

 

◉布団のように天日干し

⇒100%生存します!

 

◉-13℃で冷凍してみた

⇒それでも生きているのがダニの生態。

 

◉乾燥機にかける

⇒一瞬、見かけはぺしゃんこになったそうですが、常温に戻ったら蘇る!宇宙ステーションでの実験で、真空にさらしていても生きていられる・・・

 

ある意味、とてつもない生命力です。ところがこんな不死身の生物にも弱点はあります。

 

それは“熱”での駆除。65℃以上または、50℃以上に20分以上の環境で死滅します。

 

では、具体的な駆除方法をご説明します。

 

布ソファーのダニ駆除方法【3つ】

 

①布団乾燥機で駆除

【用意する物】

・布団乾燥機

・掃除機

汚れ

手順

1.布団乾燥機を50℃以上に設定し、数時間あてておく。

コツとしては、布団乾燥機の熱が逃げないように、ソファーに布団でカバーして座部や背もたれ部に熱が行きわたるようにする。

2.乾燥機が終わったら、掃除機でダニの死骸を吸い取る。

掃除機のかけかたは、普段のお部屋の掃除をするより3分の1くらいの速度でゆっくりかけていく。

※ダニの死骸を残すとそれを食料にして、再度繁殖するため。

 

②スチームアイロンで駆除

【用意する物】

・スチームアイロン(洋服につかうアイロンのスチーム機能でも可)

・重曹

・あて布

・掃除機

ダニは夜行性なので、日中の明るい時間帯ですとソファーの内部に潜んでいることが多いです。スチームアイロンをかける前に、ソファーのお部屋を2~3時間ほど電気を消して暗くしておきましょう。

100℃以上の熱が出るスチームアイロンは、ダニの駆除には効果的です。

汚れ

手順

1.ソファー表面のホコリや汚れをキレイにする。

2.重曹をソファー表面に撒いて、30分ほど放置したら、掃除機で重曹を吸い取りソファーの臭いや汚れも取り除く。

3.スチームアイロンをあてる部分にあて布をして、表面にまんべんなくあてる。

4.一通りスチームをかけ終わって、ソファーが乾燥したら掃除機をかける。

 

※注意※

ソファーの素材に使われるポリウレタンフォームには、水に濡れても問題のないものと、水に濡れることで劣化が早くなるものとがあります。

できれば、ソファーのメーカー元に問い合わせて、スチームアイロンをあてる事の可否を問い合わせましょう。

 

③ドライヤーでダニを表出させる

【用意する物】

・ドライヤー

・掃除機

・(あれば)ガムテープ

汚れ

手順

1.ソファー全体に掃除機をかけたら、ドライヤーを最高温度にしてまんべんなくあてていく。

2.ダニが表面に出てきたら、ガムテープの粘着部分で貼り付けてダニを捕獲する。

3.仕上げに掃除機をゆっくりかける。

 

※ ①や②の駆除方法に比べてダニを全滅させる確率が低いので、この方法は布団乾燥機を持ってない・アイロンを出す時間がないなどの場合におすすめします。

 

ダニ駆除後の予防対策

 

 

熱でダニを死滅させでも、完全にダニを生活環境から撃滅させる事は不可能に近いです。

 

なるべくダニを繁殖させないように、予防もぬかりなく対策していきましょう。

 

①除湿機を使う

ダニ繁殖の好条件である“湿度”。ソファーは厚みのあるクッション部分に、人が接触することで汗が染み込んだり、人のフケなどもダニの餌になってしまいます。

 

つまりソファーは湿度をためこんでしまう場所なのです。

 

ソファーのある部屋に除湿機を設置して、部屋全体の湿度を上昇させないように気をつけましょう。

 

結果的にソファーに含まれる水気も減らすことになります。

 

②ダニ取りシートを使用する

ダニはメス一匹で数百個の卵を産むそうなので、成虫のダニを死滅させたとしても卵が残ってしまい、再度ダニの繁殖が継続してしまいます。

 

ダニ取りシートをソファーの各部分に備えつけることによって、生きているダニを捕獲しダニの卵も同時に駆除できる効果が期待できます。

 

ダニ取りシートは誘引剤と粘着シートで作られていますから、匂いでダニをおびき寄せて粘着シートで捕獲することで、多数のダニを一気に駆除できます。

 

③ダニ駆除スプレー(市販)でこまめに予防

ソファー自体は丸ごと洗濯することが難しいですし、布団乾燥機を取り出しての駆除対策もなかなか頻繁には行なえません。

 

そこで、ダニ駆除スプレーをこまめにソファーに吹きかけて繁殖予防をしましょう。

 

こういったスプレーには人体に有害な物質が含まれているのでは、、と懸念される方もいると思います。

 

実は、ダニ駆除スプレーをハンドメイドできます。

 

④レモンで手作りダニ駆除スプレー

 

 

レモンの香りは、ダニ同士が危険信号を発する際の匂いに近いとされ、レモンの香りがする場所は、ダニには危険地帯と判断される効果をねらってます。

 

ただ、これはあくまでも“ダニを寄せ付けない”ということなので、死滅までは行き届きません。

 

こまめにスプレーすることで、ソファーからダニを追放していきましょう!

 

【用意する物】

・消毒用アルコール

・レモン

・スプレー容器

汚れ

つくり方

1.スプレー容器に消毒用アルコールを注ぐ

2.レモンの皮を刻み、スプレー容器に入れ消毒用アルコールと混ぜる

3.ソファー全体にレモンスプレーを吹きかける

 

⑤ソファーの裏面に防虫剤や除湿シートを!

ソファー裏面は人目にはつきませんし、完全なる空きスペースです。

 

このスペースを利用して、気化性の防虫剤(タンスやクローゼットに使用するタイプ)を貼り付けておきましょう。

 

同様に、ダニの好む湿気を抑えるために除湿シートも張っておきましょう。

 

いずれにしても、貼り付けたままにしておくのではなく、防虫剤や除湿シートは定期的に交換しましょう。

 

⑥ソファーカバー・ソファーシーツで保護

ダニを駆除し、予防対策もされたソファーに、ソファーカバーもしくはソファーシーツを付けましょう。

 

こうすることで、ソファー表面に直接、ダニの餌になるフケ、チリ、食べかすが付着することが避けられますし、カバー・シーツ自体をこまめに交換し洗濯することで、ソファー自体を清潔に保つことができます。

 

※ ダニの卵が孵化するのが大体10日と言われてますので、最低でも2週間に1度はカバー、シーツを洗濯することをおすすめします。

 

まとめ

・ダニに噛まれると、強烈な痒みが1週間以上続き、身体の柔らかい場所(二の腕やお腹、太もも等)に1cm範囲の赤い噛み跡が残る。

・梅雨から夏にかけて発生しやすく、秋から冬には大量のダニの死骸や糞があり、放置するとアレルギーの原因にもなる。

・ダニは熱に弱いので、布団乾燥機やスチームアイロン、ドライヤーで駆除する。その後必ず掃除機でゆっくりと吸い取る。

・ソファーの素材によっては水に濡れると劣化するものもあるので、スチームアイロン使用の際にはメーカー元に問い合わせる方がよい。

・ダニが駆除できた後には、ダニ取りシートをソファーのクッションや隙間に仕込ませ、ダニ再発予防をする。

・除湿機を使って、ソファーの部屋自体の湿度上昇を抑える。

・日頃のお掃除のついでに、1週間に1回くらい、ソファーにダニ駆除スプレーを吹きかけ、ダニの繁殖を防ぐ。化学物質が心配ならレモンの皮と消毒用アルコールでハンドメイドのスプレーで対処。

・ソファー裏面に、気化性防虫剤と除湿シーツを貼り付け、こまめに交換し予防する。

・ソファーを専用カバーやシーツで覆い、ソファー表面に直接触れないことで、ダニの餌を付着させない予防をする。