お菓子をつまみながら本を読んでいたら、うっかり紙に油染みが付いてしまうことってよくありますよね。

 

そのほかにも学校のレポート用紙や履歴書など大切な書類についてしまうこともあると思います。

 

 

 

 

大切な紙に油染みがついたらとても困ってしまいますよね。

 

しかし、実は紙に付いた油汚れは、ご自宅でも簡単に落とすことができます。

 

そこで今回は、お家で簡単にできる『紙に付いた油染み汚れの落とし方』についてご紹介していきます。

 

油染みでお困りの際はぜひ参考にしてみてください!

 

まずは作業前に注意点を確認しておこう!

 

作業前にまずは作業を行う際の注意点をご紹介します。

 

紙に付いた油汚れを落とすときは、かならず下記3点の注意点を頭の中に入れておきましょう。

【注意点】

  • 紙を傷める恐れがある
  • 文字がにじむ恐れがある
  • 薬剤・溶剤を扱うときは注意する

会社の書類や学校のレポート用紙など重要書類を守るための大切な内容ですので、これら注意点をもう少し詳しく解説していきます。

 

注意点の詳細

 

  • 紙自体を傷めてしまうリスクがある

紙は摩擦に弱くデリケートです。

 

紙の種類にもよりますが、強く擦ったり力を加えすぎると、表面が毛羽立ったり破れる恐れがあります。

 

そのため、紙に付いた油汚れを落とすときは、なるべく力を加えないようにするなど、扱いには十分注意しましょう。

 

  • 文字をにじませないように注意する

印刷に用いられているインクや汚れを落とすときに用いる薬剤によっては、文字がにじむ恐れがあります。

 

白黒印刷の教科書や文庫本であれば問題ありませんが、それ以外の紙の場合は、文字や模様が付いた部分に薬剤や溶剤が付かないよう注意しましょう。

 

紙は薬剤が浸透しやすいので、少しづつ様子を見ながら作業を行なっていきましょう。

 

  • 薬剤・溶剤の取り扱いには十分注意する

薬剤や溶剤は、目に入ったり肌に触れると危険なものもあります。

 

そのため、作業を行う前には必ずゴム手袋を着用し、目を保護するためのゴーグルなどを用意しておきましょう。

 

また、薬剤が飛び散ってもいいように、長袖のシャツやパンツを着用しましょう。

 

それでは次に本題である油染みの落とし方についてご紹介していきます。

 

紙に付いた油染み汚れの落とし方

 

油汚れは水に溶けないため、水で洗っただけでは汚れをキレイに落とせません。

 

汚れが付いてすぐであれば、お湯で洗っただけでも汚れを落とせますが、汚れが付いたまま放置すると酸化が進み、簡単に汚れを落とせなくなってしまいます。

 

そこで、なかなか落ちない頑固な油染みには、以下のいずれかの方法を状況に合わせて試してみてください

 

①ウエットティッシュを使う方法

「ac 写真 ウエットティッシュ」の画像検索結果

 

アルコールには、油を溶かす働きがあります。

 

本の表紙など、ビニールで加工している紙で、まだ油が付いたばかりであれば、アルコールを含んだウエットティッシュでも油染みを落とすことができます。

 

アルコールが含まれているかどうかわからない場合は、「除菌」と書かれているウエットティッシュを購入しましょう。

 

除光液を使う方法

「ac 写真 除光液」の画像検索結果

 

普段からネイルしている方であれば、除光液も用意していますよね。

 

クリーニングに出している時間がないという方は、まず除光液で油染みが落ちるかどうかを試してみてください。

 

油染みは水に溶けないため、水で濡らしても紙を傷めてしまうだけで、汚れを落とすことはできません。

 

除光液には油を溶かす働きがありますので、紙に付いた油染みを落とすアイテムとして役立ちます。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ 除光液

✔ ティッシュ、またはコットン

✔ キッチンペーパー

手順

  1. まず、作業前には必ずゴム手袋を着用しましょう。
  2. 油染みが付いた用紙の下に、キッチンペーパーがティッシュを敷きます。本の場合は、油染みが付いたページの下にコピー用紙などの白い紙を挟んでおきましょう。
  3. ティッシュ、またはコットンを用意して除光液を含ませます。
  4. 除光液を含ませたティッシュ、またはコットンで油染みの上を抑えるようにし、除光液を染み込ませます。
  5. 新しいティッシュ、またはコットンを用意し入れ、ぽんぽんと上から叩くようにして油を吸い取らせていきましょう。

除光液は、印字されている部分についてしまうと文字がにじむことがありますので、文字が印刷されている部分には使用できません。

 

また、揮発性が高く引火しやすいので、窓を開け火の気のない場所で作業をしましょう。

 

無水エタノールを使う方法

「ac 写真 無水エタノール」の画像検索結果

 

エタノールには下記3つの種類があり、エタノールの濃度と用途によって呼び名が変わります。

  • 消毒用エタノール・・・80%前後の濃度で医療用として用いられるもの
  • エタノール・・・・・・90~95%と消毒用のエタノールより濃度が高いもの
  • 無水エタノール・・・・濃度が99.5%以上、ほとんど水分を含まないもの

紙に付いた油染みを落としたいときは、中程度の濃度の「エタノール」、または一番濃度が高く揮発性の高い「無水エタノール」を使用しましょう。

 

無水エタノールは、ドラッグストアなどでも購入可能です。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ 無水エタノール

✔ ティッシュ、またコットン

✔ キッチンペーパー

手順

  1. まず、作業前には必ずゴム手袋を着用しましょう。
  2. 油染みが付いた用紙の下に、キッチンペーパーがティッシュを敷きます。本の場合は油染みが付いたページの下にコピー用紙などの白い紙を挟みます。
  3. ティッシュを折り畳んだら、無水エタノールを含ませ、油染みの上をぽんぽんと軽くたたいていきましょう。
  4. さいごに、紙をよく乾燥させたら完了です。

ほとんど違いはありませんが、除光液に比べ、無水エタノールの方が揮発性が高いため、紙へのダメージが少なくて済みます。

 

ただし、無水エタノールは徐行的と同じく引火しやすいため、窓を開けてよく喚起し火の気のない場所で作業するなど、十分注意が必要です。

 

ベンジンを使う方法

 

ベンジンは、シミ抜きなどに使う薬剤です。

 

クリーニング店でも用いられており、油を溶かす働きに優れているため、紙に突いた油染みも落とすことができます。

 

ベンジンは、普段あまり使う機会がないと思いますので、新たに購入する場合は一番容量の少ないものを選びましょう。

 

油染みを落とす際に用いるベンジンは、シミ抜き用のものを薬局で購入して下さい。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ ベンジン

✔ ティッシュ、またはキッチンペーパーなど

✔ スポイト、またはストロー

手順

  1. まず、作業前には必ずゴム手袋を着用しましょう。
  2. 油染みが付いた用紙の下に、キッチンペーパーがティッシュを敷きます。本の場合は、油染みが付いたページの下にコピー用紙などの白い紙を挟んでおきましょう。
  3. スポイトやストローを使い、油染みの上にほんの少量、ベンジンをたらします。
  4. 上から新しい機種、またはキッチンペーパーを使い、ぽんぽんと叩くようにして油を吸い取らせましょう。

ベンジンは油を溶かす働きがありますので、溶けた油を下に敷いたティッシュに吸い取らせることができます。

 

色つきの用紙の場合は、色が抜けてしまう可能性がありますので注意しましょう。

 

また、和紙などの薄くデリケートな紙には使用しない方がよいでしょう。

 

中性洗剤を使う方法

「ac 写真 食器用洗剤」の画像検索結果

 

中性洗剤は、食器洗い用の洗剤を用いましょう。

 

油染みは酸性の汚れになりますので、中性洗剤で中和させることで汚れを落とすことができます。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ ティッシュ、またはコットン

✔ キッチンペーパーなど

✔ スプレーボトルなどの容器

手順

  1. まず、作業前には必ずゴム手袋を着用しましょう。
  2. 油染みが付いた用紙の下に、キッチンペーパーがティッシュを敷きます。本の場合は、油染みが付いたページの下にコピー用紙などの白い紙を挟んでおきましょう。
  3. 水と中性洗剤を5:1の割合で混ぜ合わせ、容器に入れます。
  4. ティッシュ、またはコットンに中性洗剤を吹きかけ湿らせます。
  5. 油染みの上をぽんぽんと叩き込んでいきましょう。
  6. 新しいティッシュ、またはコットンに水を含ませ、もう一度ぽんぽんと叩き込みます。
  7. さいごに新しいティッシュでシミの上を抑え、水分を抜き取ったら重しをのせ、しっかり乾燥させましょう。

弱酸性の中性洗剤であれば、食器洗い用の洗剤でなくても構いません。

 

窓ガラス用の洗剤や、フローリング用の洗剤の中にも弱アルカリ性の中性洗剤がありますので、食器洗い用洗剤の代わりに使っても効果は同じです。

 

漂白剤を使う方法

 

書籍や紙専門のクリーニング店にお願いすると、2~3週間、またはそれ以上に時間がかかることがあり、費用もかかってしまいます。

 

それでも「なるべく仕上げをきれいにしたい!」という方には、古書店でも行なわれている漂白剤を使った方法を紹介します。

 

紙に付いた油染みを落とす際に使う漂白剤は、台所用の漂白剤です。

 

漂白剤が触れると目や皮膚を傷つけてしまう恐れがありますので、事前に目を守るためのゴーグルやゴム手袋、マスクを用意しておきましょう。ゴーグルがない場合は、伊達メガネでもかまいません。

【用意するもの】

✔ ゴム手袋

✔ ゴーグル、または伊達メガネなど

✔ 台所用漂白剤

✔ ティッシュ、またはキッチンペーパー

✔ コットン

手順

  1. まず、作業前には必ずゴム手袋とゴーグルを着用しましょう。
  2. 油染みが付いた用紙の下に、キッチンペーパーがティッシュを敷きます。本の場合は油染みが付いたページの下にコピー用紙などの白い紙を挟んでおきましょう。
  3. 次に、油汚れがついた部分にティッシュよう乗せ、余分な油分を吸い取ります。
  4. コットンに漂白剤を含ませたら、ぽんぽんと脂じみの上を叩いていきましょう。
  5. 新しいコットンに少量水を含ませ、もう一度汚れの上を叩いていきます。
  6. 最後に新しいティッシュでシミの上を抑え、水分を抜き取ったら重しをのせ、しっかり乾燥させましょう。

漂白剤を使った方法は、文庫本や教科書などの黒白印刷の紙に使用することができますが、デリケートな紙や特殊印刷の紙は破損の恐れがありますので使用しないでください。

 

まずは油染みをつけないことが大切!

 

今回は紙に付いた油汚れの落し方についてご紹介してきました。

 

紙に付いた油汚れは、場合によっては対処することができますが、時間がたってしまったものやデリケートな紙の場合は手遅れになることもあります。

 

まずは、日ごろから大切にしている本や重要書類の近くに食べ物や飲み物を置かないよう心がけることが大切です。

 

再購入できないものや代えがきかないものは、書籍や紙専門のクリーニング店にお願いしましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 油染みがついたばかりの場合は、アルコールをふくんだウエットティッシュでふいただけでも汚れを落とせる。

 

 油染みは、除光液を含ませたティッシュやコットンでぽんぽんと叩くと落とせる。

 

 油染みは、中程度の濃度のエタノールか無水エタノールを含ませたティッシュやコットンでぽんぽんと叩くと落とせる。

 

 油染みは、アルカリ性の中性洗剤を水で薄めたものを、ティッシュなどに含ませてからぽんぽんと叩くと落とせる。

 

 油染みは、ベンジンをティッシュなどに含ませてからぽんぽんと叩くと落とせる。

 

 油染みは、台所用漂白剤をティッシュなどに含ませてからぽんぽんと叩くと落とせる。

 

 中性洗剤と漂白剤で汚れを落とした後は、水を含ませたティッシュやコットンですすいでから乾燥させる。