【プラスチックについた傷の補修方法】簡単!!おすすめの直し方を紹介!

 

身の回りの物を大切に、できるだけ長く使っていく丁寧な暮らし、憧れますよね。

 

ですが、お気に入りのものほど使う頻度も高く、気づかないうちに細かい傷がついてしまっていたりします。

 

特に、プラスチック製品は気をつけていても細かい傷がつきやすく、光沢がなくなって曇ったように見えてしまうことがあります。

 

 

 

大きい傷がついてしまったり割れてしまったりしたら、諦めがつきやすいですが、小さな傷だと自分でなんとか修復できれば嬉しいですよね。

 

身近なスマホケースや家具、オモチャ、さらには車など…プラスチックについてしまった傷を自分で簡単に補修する方法をご紹介します。

 

プラスチックについた傷の補修方法

 

プラスチックについてしまった傷を、自分で補修する方法をご紹介します。

 

家にあるものや、ホームセンターなどで簡単に手に入るものを使った方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

 

①歯磨き粉を使う方法

「ac 写真 歯磨き粉」の画像検索結果

 

プラスチックに細かい傷がついてしまったけれど、お金をかけずに家にあるものを使って簡単に補修したい!そんな方は、まずは歯磨き粉を試してみてください。

 

指で触って分かるくらいの、はっきりした傷を消すほどの研磨力はありませんが、細かい傷があって表面のツヤがなくなっている状態の時には、試してみる価値がある方法です。

【用意するもの】

✔ 歯磨き粉(チューブタイプ)

✔ やわらかい布

手順

  1. 傷がついた物の表面を、拭くか洗うなどして汚れを落とし、水分を拭き取ります。
  2. 歯磨き粉を傷ついたところに薄く塗ります。
  3. やわらかい布でこすります。
  4. 全体をよく洗って歯磨き粉を落とします。

歯磨き粉の匂いが気になる場合もあるので、丸洗いできる物で試してみることをオススメします。

 

プラスチックのツヤが復活する場合もありますが、細かい傷がなくなることで、逆に深い傷が目立ってしまう場合もあるので、注意が必要です。

 

②プラスチック磨きクロスを使う方法

 

研磨剤と艶出しワックスが含まれた、マイクロファイバーのクロスを使う方法もあります。

 

大きな傷をふさぐことはできませんが、細かい傷があって曇ったように表面がざらざらしている時に使えます。

【用意するもの】

✔ プラスチック磨きクロス

手順

  1. 傷がついた物の表面を、拭くか洗うなどして汚れを落とし、水分を拭き取ります。
  2. プラスチック磨きクロスで、傷のある部分をこすります。

布1枚で拭くだけなので、誰にでも簡単にできて、塗装してあるプラスチックにも安心して使用することができます。

 

500円ほどの手頃な価格で、ホームセンターやインターネットから購入することが可能です。

 

③プラスチッククリーナーを使う方法

 

プラスチックの汚れや小キズ専用のプラスチッククリーナーを使う方法もあります。

 

研磨剤入りのクリーナーで、チューブタイプで使いたい分だけ使うことができるので、1つ常備しておけば、プラスチックの定期的なお手入れにも使えて便利です。

【用意するもの】

✔ プラスチッククリーナー

✔ やわらかい布2

手順

  1. 傷がついた物の表面を、拭くか洗うなどして汚れを落とし、水分を拭き取ります。
  2. やわらかい布にプラスチッククリーナーを適量出して、傷やくすみが気になる部分をこすります。
  3. 23分おいてから、キレイな布でから拭きをして仕上げます。

透明なパーツや塗装した部分にも使用することができますが、光沢のないプラスチックには使用できないので、注意が必要です。

 

プラスチッククリーナーは、ホームセンターやインターネットから600円くらいで簡単に手に入れることができます。

 

 

④コンパウンドを使う方法

 

これまでご紹介した方法は、手軽に細かい傷を滑らかにして、ツヤを取り戻す方法でした。

 

ここからは、少し本格的に傷をキレイにしたい方にオススメの方法です。

【用意するもの】

✔ コンパウンド

✔ サンドペーパー(紙やすり)

(※目が粗いものから仕上げ用まで、それぞれ3種類くらいあると良いでしょう)

手順

  1. 傷がついた物の表面を、拭くか洗うなどして汚れを落とし、水分を拭き取ります。
  2. 傷の気になる部分を10001200番くらいのサンドペーパーでこすります。
  3. 次に1500番くらいのサンドペーパーでこすり、続いて2000番以上の目の細かいサンドペーパーで磨きます。
  4. 仕上げにコンパウンドの目の粗いものからこすり、仕上げ用のコンパウンドで磨き上げます

サンドペーパーの段階では、余計に傷が増えて不安になるかもしれませんが、後でキレイになるので大丈夫です。

 

傷がとても浅い場合は、仕上げ用のコンパウンドだけでもキレイにできます。

 

さらに細かい傷が気になる時は、模型用のワックスを塗ると目立たなくなります。

 

⑤傷を埋める方法

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これまでご紹介した方法は、傷を削ってキレイに磨きあげる方法でしたが、最後にご紹介するのは傷を埋める方法です。

 

透明な塗料や塗装の色に合わせた塗料を塗って、その上からコンパウンドでこすると表面を滑らかにすることができます。

【用意するもの】

✔ 透明ニスや塗装の色に合わせた塗料

✔ やわらかい布

✔ 仕上げ用のコンパウンド

手順

  1. 傷がついた物の表面を、拭くか洗うなどして汚れを落とし、水分を拭き取ります。
  2. 傷のある部分に塗料を塗ります
  3. 塗料が完全に乾いたら、仕上げ用のコンパウンドで磨き上げます。

 

作業を行う際の注意点

 

①塗装してあるプラスチックは要注意

塗装してあるプラスチックは、サンドペーパーやコンパウンドなどで研磨すると元々塗ってある塗料が溶け出してしまう可能性があるので注意が必要です。

 

丁寧に作業を行っても、傷の部分だけをピンポイントで磨くことは難しく、さらに傷を増やしてしまう危険性もあります。

 

目安としては、塗装してある面は、表面の色と違う色が見えるくらいの傷がついている場合は、自分で補修することは難しいかもしれません。このような場合は、専門の補修業者に依頼することをオススメします。

 

②新しくグッズを購入する時は慎重に

クリーナーやコンパウンドなど、どれも簡単に手に入れることができるグッズばかりですが、研磨する作業はこだわればこだわるほど、大変なものになってしまいます。

 

時間と手間を消費してしまう可能性があるで、余裕のある時にした方がいいかもしれません。

 

価格も手頃なグッズが多いですが、カー用品として家に常備してあったり、今後も使用する可能性がある場合は良いですが、そうでない場合は1回きりになってしまうかもしれません。

 

傷のついたプラスチック製品が安いものだった場合は、新しく購入するグッズのほうが高くなる可能性もあります。

 

もしグッズを新しく揃えるときは、その点も注意して検討してみましょう。

 

プラスチックを傷つけない方法

 

プラスチックは擦れることで簡単に傷ついてしまうので、出来るだけ傷をつけないようにするには、他のものと擦れないように注意する必要があります。

 

汚れがついた時には、マイクロファイバーなどのやわらかい布で優しく拭きとり、洗う時も研磨粒子の入っていないスポンジを使うことで、傷がつくのを防ぐことができます。

 

ですが、元々傷つきやすい素材なので、気を付けていてもいつの間にか傷ついていることもあるかもしれません。

 

傷を見つけた場合は、上記で紹介した方法を試してみてください。

 

まとめ

まとめ

 

✔ プラスチックは出来るだけ他のものと擦れないように注意。

 

✔ 汚れがついた時はやわらかい布で優しく拭きとる。

 

✔ 洗う時は研磨粒子の入っていないスポンジを使う。

 

✔ お金をかけずに補修したい方は、歯磨き粉を試してみる。

 

✔ プラスチック磨きクロスは布でこするだけで細かい傷が補修できる。

 

✔ プラスチッククリーナーで光沢を取り戻せるので、定期的なお手入れにもオススメ。

 

✔ 本格的にキレイにしたい方はコンパウンドとサンドペーパーがオススメ。

 

✔ 傷に塗料を塗って補修することもできる。

 

✔ 塗装してあるプラスチックは元々の塗料が溶け出す危険がある。

 

✔ 表面と違う色が見えるくらいの傷がついている場合は、プロに任せる。

 

✔ 補修グッズは1回きりにならないように、よく検討する。