【畳についた時間がたったシミの落とし方】簡単!!おすすめの染み抜き方法を紹介!

 

フローリングでの生活にずいぶん慣れ親しんできた日本人ですが、畳のある和室の部屋はやっぱり居心地が良くリラックスできる空間だと感じる人も多いですよね。

 

最近の新築物件や賃貸物件ではオシャレでモダンな畳を敷き詰めた和室がある部屋が人気を集めています。

 

しかし、フローリングと違って畳は汚れた時のお手入れに少し手間がかかり、「気づいたらシミができていた…」なんてこともよく起こります。

 

 

 

 

そこで今回は『畳についた時間がたったシミを簡単に落とす方法』についてご紹介します

 

畳の染みでお困りの際は、ぜひ参考にしてみてください!

 

シミの原因は?染みを見つけたら早めに対処しよう!

 

畳のシミといっても原因は1つではありません。

 

畳にシミがついてしまう大きな原因をいくつも存在します。

 

ここでは、考えられる原因をご紹介していきます。

 

①食べこぼしや飲みこぼし

「ac 写真 食べこぼし」の画像検索結果

 

畳のシミの大きな原因は、まず食べこぼしや飲みこぼしが大半です。

 

和室で食事をしたり、子供がオヤツを食べたりする場合は、食べ物や飲み物が少し飛んだだけでシミになってしまうことがよくあります。

 

細かな水分などはその時に気付かなくても、後になって茶色っぽくシミになって出てくることも多いですね。

 

②カビ汚れ

 

さらに畳のシミの原因にはカビ汚れも考えられます。

 

「風通しの悪い家の中の奥まった部屋」「いつも窓を閉め切っている部屋」「あまり人が出入りしない部屋」は、空気がよどんで畳にカビが生えることも珍しくありません。

 

③ペットの汚れ

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自宅でペットを飼っている場合は、ペットの汚れで畳にシミがついてしまうこともあります。

 

いくら頻繁にお手入れをして綺麗にしているペットでも、動物には独特の汚れや匂いがあります。

 

トイレトレーニングが完璧ではない犬や猫の場合は、排泄物の汚れがシミの原因になります。

 

④汗のシミ

「ac 写真 汗」の画像検索結果

 

他にも畳のある部屋は夏なら素足で過ごすことが多いため、足の裏にかく汗が畳のシミの原因になることも!

 

汗かきな人の場合はそれだけ汚れも毎日付着することになり、イヤなシミの原因になってしまうこともあるのです。

 

⑤その他の厄介なシミ

 

さらに畳にシミがつく原因はいろいろありますが、特に厄介なのが血やインクなどのシミですよね。

 

血やインクのシミは服についただけでも落としにくいものですが、これが畳についたら思わずため息をつきたくなってしまいます。

 

畳についた時間がたったシミの落とし方

 

畳のシミの原因はたくさん考えられますが、シミを見つけたらすぐにでも綺麗に汚れを落としたいですね!

 

畳は傷んだり汚れがひどい場合は1畳ずつ交換できるのがフローリングと異なるメリットではありますが、決して安いものではありません。

 

なるべくなら少しでも綺麗に長持ちさせたいものです。

 

ここからは、畳についた時間がたったシミを家にあるもので簡単にキレイに落とす方法をご紹介します。

 

①雑巾や古布でシミを落とす方法

 

畳のシミ汚れを落としたい時は、まず雑巾や古布などを使うのが基本となります。

【用意するもの】

✔ キレイに洗濯した雑巾または古布2~3枚

手順

  1. .まず最も多い食べ物や飲み物でついてしまった畳のシミは、綺麗な雑巾や古布を濡らして固く絞って優しく汚れを拭きとります。
  2. シミが取れたら畳に残っている水分を乾いた雑巾でしっかり拭き取ります。

畳の表面についただけの軽いシミならこれだけでスッキリ汚れを落とせる事が多いです。

 

雑巾が汚れているとかえってシミを広げてしまうこともありますので、洗濯仕立ての綺麗な雑巾を使うようにしましょう。

 

②酸素系漂白剤を使う方法

 

食べ物や飲み物でついてしまったシミがかなり濃くて汚れがひどい時は、漂白剤を使いましょう。

【用意するもの】

✔ 酸素系の漂白剤

手順

  1. 最初に畳の表面の汚れを濡れ雑巾で拭きとります。
  2. 漂白剤を雑巾に少量染み込ませ、汚れに塗布するようにトントンと軽く叩くように馴染ませます。
  3. シミが浮き上がってきたらすぐに漂白剤と汚れをキレイな雑巾で拭きとります。
  4. 仕上げに乾いた雑巾で畳の水分をしっかり拭き取ります。

漂白剤を使う場合は長時間放置しておくと、それが新たなシミや黄ばみの原因になることもあります。

 

漂白剤を使う時間は短時間に留めるようにしましょう。

 

③アルコール系のスプレーで消毒する方法


畳のシミの原因がカビの場合は、アルコール系のスプレーや洗剤で消毒します。

【用意するもの】

✔ 除菌用のアルコールスプレーや洗剤

手順

  1. 最初に汚れにアルコールスプレーを吹きかけます。
  2. 十分除菌ができたらキレイな雑巾でアルコールとカビ汚れを拭きとります。
  3. 仕上げに乾いた雑巾で畳の水分をしっかり拭き取ります。

カビ汚れは乾いた状態で拭き取ろうとすると粒子が舞い上がり菌をばらまいてしまう可能性があります。

 

最初に漫勉なくスプレーを畳に染み込ませてから拭き取るようにするのが、カビ汚れを広げないための大きなポイントになります。

 

カビ汚れによるシミは場合によってはどんどん広がってしまうこともあるため、見つけたらすぐに対処することが大切です。

 

④重曹やベビーパウダーを使う方法

 

ペットの汚れによる畳のシミは、見た目の汚れだけでなく匂いも気になるところですよね。

 

そんな時は重曹やベビーパウダーを使う方法が簡単でおすすめです!

【用意するもの】

✔ 重曹やベビーパウダー

手順

  1. まず濡れ雑巾である程度の汚れを拭きとってキレイにします。
  2. 次に重曹やベビーパウダーを畳の目地にパラパラと振りかけます。
  3. 重曹やベビーパウダーが畳の汚れや水分、匂いをしっかり吸着したら掃除機で吸い込みます。

これでペットの排泄物のシミやイヤな臭いまで除去することができます。

 

重曹やベビーパウダーは薬局や100円ショップでも購入することができますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

⑤漂白剤+ラップを使う方法

 

畳に血やインクなどのとても厄介で落としづらいシミがついてしまった時は、漂白剤にラップをかけてコーティングして汚れを浮かせるという方法があります。

【用意するもの】

✔ 酸素系漂白剤

✔ ラップ

手順

  1. 他のシミと同様に濡れた雑巾で表面の汚れをしっかり拭き取ります。
  2. 漂白剤を雑巾に染み込ませてトントンと軽くたたくようにシミに塗布していきます。
  3. シミを覆いかぶせるようにラップをかけて、まわりに軽く重しをして風で飛ばされないように固定する。
  4. 数時間たって汚れがキレイに落ちたら濡れ雑巾で漂白剤を拭き取ります。
  5. 仕上げに乾いた雑巾で畳の水分をしっかり拭き取ります。

血やインクは汚れがついてしまうと簡単には落とすことができません。

 

焦らずにゆっくり時間をかけて落とす必要があります。

 

この方法で血やインクなどの頑固な汚れもキレイに落とせる場合がありますが、漂白剤を使う時間を長くすることで畳の本来の色素まで薄めてしまう恐れも十分考えられます。

 

試す時は自己責任で、畳の様子を時折確認しながら作業することをお勧めします。

 

畳についたシミを落とす際の注意点

 

畳についたシミを落とす方法は、シミの汚れの種類によって様々な方法があります。

 

しかし、シミ汚れの掃除をする際には以下の点に注意して行ってください。

 

注意点

 

  • 強くこすらない

シミ汚れを落としたい時はつい必死に畳をこすってしまいがちですが、畳はこするとほつれや傷みの原因になってしまうこともあります。

 

力任せに雑巾でゴシゴシとこするのは避け、優しくシミ汚れを拭きとるか、軽く叩くように汚れを落とすことが大切です。

 

  • 水分をしっかり拭き取る

濡れ雑巾で畳のシミをふき取った後は、水分を残したままにしておくとそこから湿気が入り込んでカビが発生する原因になることも少なくありません。

 

掃除した後は乾いた布や雑巾でしっかり水分を拭き取りましょう。

 

  • 漂白剤を使いすぎない

上でも少しご紹介しましたが漂白剤を畳に使う時は、使う頻度や塗布する時間によって畳が変色したり、脱色してしまうことがあります。

 

漂白剤の使いすぎには注意が必要です。

 

  • 掃除中は換気を行う

畳のシミを落とす時は、アルコールや漂白剤を使う時は体調管理のために換気もしっかり行う必要があります。

 

窓を開け、部屋の奥から扇風機などを回しておけばより安心ですね。

 

カビ汚れを落とす時は、最初はマスクを付けて、カビの胞子が舞い上がらないようにアルコールスプレーをして掃除機をかけてから風を通すようにしましょう。

 

 

畳の寿命と日頃からできるお手入れ方法

 

素朴なイグサを使った畳の寿命は約10年を目安に畳表などを変えて、お手入れ次第でおよそ20年は持つと言われています。

 

畳を長くキレイに楽しむためには、日頃からのお手入れがとても大切になります。

 

以下の点に注意するだけで畳はさらに長持ちします。

 

日頃からできるお手入れ

 

  • 汚れやホコリはマメに拭き取る
  • 湿気に注意して風通しを良くする
  • 重い家具などを乗せたままにしない
  • 定期的に日干しする

 

また、昔ながらの畳の人気が高まっている一方で、最近はお手入れが楽な加工が施された新しい畳も登場しています。

 

小さな子供が多い家庭やペットをたくさん飼っている家庭では、そういったお手入れが楽な畳を選ぶのも1つの選択肢として覚えておくと良いかもしれませんね!

 

まとめ

まとめ

 

✔ 畳のシミは食べこぼしや飲みこぼし、カビなど色々ある。

 

 掃除は濡れ雑巾で拭きとるのが基本。場合によって漂白剤やアルコールなどを使用する。

 

 漂白剤の使いすぎは畳を傷める原因になることもある。

 

 掃除の時は水分を残さず、換気をしっかり行う。

 

 畳の日頃のお手入れは拭き掃除、換気、天日干しが効果的。

 

 

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