【子供の日焼け止めの落とし方】簡単!!顔や体についた日焼け止めの取り方を紹介!

 

子供はお外で遊ぶのが大好きで、太陽なんて気にせず元気いっぱいに走り回りますよね。

 

そこで気になるのが日焼け対策です。

 

 

今では赤ちゃんから使える日焼け止めも売っていますが、子供に日焼け止めを塗った後、きちんと落とせているか心配になりませんか?

 

洗ったもののなんだかヌルヌルして日焼け止めの成分が残っている気がしたり、そもそも大人と違ってクレンジングオイルで落とすわけにもいかず、「一体どう落としたら良いのか分からない…!」なんて方もいると思います。

 

そこで今回は、『子供の日焼け止めの落とし方』についてご紹介していきます。

 

顔や体についた子供の日焼け止めの落とし方

 

紫外線から肌を守ってくれる日焼け止め。

 

しかし、日焼け止めの成分は決して肌に良いわけではありません。

 

日焼け止めを塗った後は、きちんと落とさないと肌トラブルへつながります。

 

肌のために日焼け止めを塗ったのに、成分がきちんと落とせていなかったがために、肌トラブルを招いてしまっては意味がありません。

 

まずは以下の基本の落とし方で、日焼け止めをキレイに落としましょう。

 

ここでは、洗うのが最も難しい、乳幼児の顔に塗った日焼け止めの落とし方について具体的に説明します。

【用意するもの】

✔ ぬるま湯

✔ 柔らかいタオルやガーゼ

✔ 洗顔ネットなど石鹸を泡立てるもの

✔ 石鹸

手順

  1. 柔らかいタオルやガーゼをぬるま湯に濡らして2-3度顔全体を拭きます。
    赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。ガーゼやスポンジでゴシゴシ擦ることはせず、優しくぬぐうように拭きましょう。
  2. 石鹸を洗顔ネットでしっかり泡立てて、泡を直接顔に乗せます。
    おでこ・鼻の頭・両ほっぺにしっかり泡立てた泡をちょこんとのせて、くるくると指でマッサージするように洗います。目に入らないように注意しましょう。
  3. お湯で濡らしてしっかりと絞ったガーゼやタオルで石鹸の泡がなくなるまで優しく拭き取ります。
    石鹸が綺麗に落ちるまで、何度もガーゼを洗いながら繰り返します。ある程度大きな子で、顔に水がかかっても平気であれば、最後に直接ぬるま湯をかけて洗い流します。

日焼け止めの成分だけでなく、石鹸成分が残ってしまうことも肌トラブルへつながります。石鹸の泡もしっかり落としましょう。

 

体に塗った日焼け止めについても同様に、よく泡立てた石鹸で優しく落としましょう。

 

石鹸をしっかり泡立てることがポイントとなります。

 

体の泡もシャワーや湯舟に浸かってしっかり落としましょう。

 

 

しかし、石鹸だけではなんだかはじいてしまって落とせてない…なんてことありますよね。そんな時には、石鹸で洗う前に一工夫が必要です。

 

石鹸で洗う前の一工夫

①ベビーオイルを使う

大人は洗顔の前にクレンジングでお化粧と一緒に日焼け止めを落としますが、子供にはベビーオイルで代用します。

(※ベビーオイルの代わりにベビー用の乳液でも代用OK)

 

ベビーオイルを優しく肌に馴染ませて日焼け止めを浮かした後、ぬるま湯で濡らして絞った柔らかいタオルやガーゼで拭き取りましょう。

 

その後、しっかり泡立てた石鹸で洗いましょう。

 

【Check!!】

 

お風呂場ではなかなか大人しく顔を洗わせてくれない子も多いですよね。

 

そんな時には、お風呂に入る前にテレビを見せながらや、お母さんの膝の上にごろんとさせるなど子供がリラックスできる環境で行うと良いでしょう。

 

濡らしたガーゼを手元に何枚か用意しておく必要はありますが、お風呂場で洗うより嫌がらずに済むかもしれません。

 

 

②子供用の日焼け止めクレンジングシートを使う

大人用のクレンジングシートに比べ、低刺激なものが売られています。

 

どうしても洗顔を嫌がる子には使えるかもしれませんが、低刺激とはいえデリケートな肌の子に使うと赤みやかゆみがみられることもあります。

 

また、皮脂を落としてしまい、使用後は肌が乾燥しやすくなってしまいます。

 

肌への負担を考えるとあまりおすすめはできません。

 

もし使用後すぐにお風呂に入らない場合は、クレンジングシートの成分を落とすために、濡らしたガーゼで拭き取りましょう。

 

日焼け止めを落とした後の注意点

 

クレンジングシートを使った後のみならず、洗った後はきちんと保湿をすることが大切です。

 

子供の肌ってとってもモチモチしていて、乾燥とは程遠い気がしますが、赤ちゃんの肌はお母さんの肌の半分ほどの薄さしかありません。

 

そのため、水分も油分の分泌も少なく、意外と乾燥しているのです。

 

日焼け止めを塗っていた肌は少なからず負担がかかっており、更にクレンジングシートや石鹸を使って日焼け止めを落とす際にも負担をかけてしまいます。

 

洗顔後や入浴後は、すぐにベビーローションやクリームなどで全身の保湿を心掛けましょう。

 

 

落としやすい日焼け止めがおすすめ!

 

日焼け止めを買う時には、落とす時のことまで考えて買うと良いでしょう。

 

日焼け防止の効果の高さだけを考えて、SPFの数値の高いものを使ってしまうと、落としにくいだけでなく、刺激が強すぎて肌トラブルへつながってしまいます。

 

子供用の日焼け止めには、落とす時のことまで考えて、「石鹸で簡単に落とせるもの」や「お湯で落とせるタイプのもの」を選ぶと良いでしょう。

 

①お湯で落とせるタイプ

 

負担の少ないナチュラルな成分で、低刺激にこだわっている、安心して使える日焼け止めです。

 

沐浴やシャワーだけで簡単に落とすことができ、肌への負担が少なくて済みます。

 

柔らかいガーゼやタオルで優しく拭き取りながら入浴するとより安心です。

 

②石鹸で落とせるタイプ

 

お湯で落とすタイプに比べて紫外線を防ぐ力が強いものが多いため、日焼け対策としては安心ですが、一方で肌への負担も大きくなってしまいます。

 

中には汗や水に強いウォータープルーフのタイプなのに石鹸で落とせるものもあります。

 

日焼け止めの臭いがしない、肌がヌルヌルしない状態になるまで、念入りに洗い流すことが必要です。

 

日焼け止めを落としやすくするための工夫

落としやすくする工夫

 

  • 日常使いの日焼け止めは低刺激のものを選ぶ

日焼け予防のことを考えてSPF値の高い日焼け止めを使ってしまうと落とすのが大変です。

 

普段使いとレジャー使いと日焼け止めを使い分けることで、毎日かかる肌への負担を減らし、さらに毎日の日焼け止めを落とす時の負担も軽くしましょう。

 

日常の外出程度であれば、SPF15-20程度でも十分です。

 

  • 低刺激の日焼け止めを適量たっぷり使い、こまめに塗りなおす

SPF値の高い強めの日焼け止めを一回だけ塗るより、SPF値の低い低刺激の日焼け止めをしっかりと適量を厚めに塗って、2時間おきに塗りなおした方が、肌にも優しく簡単に落とすことができ、日焼け止め効果も高くなります。

 

  • 日焼け止め以外の日焼け対策を徹底する

日焼け止めだけに頼るのではなく、つばの広い帽子をかぶったり、日陰で遊んだり、紫外線が比較的少ない午前中にあそぶ、などの工夫をすると良いでしょう。

 

 

まとめ

まとめ

 

 生涯で浴びる紫外線の大半は18歳までに浴びると言われており、紫外線を過度に浴びるとシミやシワのみならず、皮膚がんや白内障の原因にもなるため、子供にも日焼け止めは必要。

 

 日焼け止めを落とす時の基本は、しっかりと泡立てた石鹸で優しく洗い、石鹸成分も残らないようしっかり洗い流す。

 

 石鹸だけでは落ちない場合は、石鹸で洗う前にベビーオイルで浮かせて落としたり、子供用のクレンジングシートを使う。

 

 お風呂場で嫌がってしまう子には、テレビを見せながらなど、リラックスできる環境で行なうと良い。

 

 日焼け止めを落とした後は、全身の保湿を心掛ける。

 

 落とす時のことまで考えて、SPF値の低い低刺激のものを選び、適量をたっぷり塗り、さらにこまめに塗りなおすことで日焼け防止効果を上げる。