お引っ越しの時、お部屋の模様替えの時、ふとワードローブのお洋服が数年前と比べて変化したなぁとしみじみ。
いらなくなったハンガー、お家に溜まってきていませんか?
この前の断捨離でいらなくなったハンガーはちゃめちゃあるんやが……私のクローゼットいったいどうなってたん??よく収納できてたな? pic.twitter.com/iF3GCZWqFP
— ゆー🌻 (@sisonoha2) November 18, 2018
捨てる際にはきちんとゴミの分別をしましょう。
このハンガーって燃えるゴミ?燃えないゴミ?はたまたリサイクル?
今回は、そんな基本的なハンガーのゴミ分別のルールをご紹介していきます。
また、クリーニング屋やリサイクルショップ、ワールドギフトといったところに回収してもらうという方法もあります。ハンガーを使ったDIYも、ぜひ試してみてくださいね。
目次
まずは、ハンガーの種類を確認しよう!
ハンガーと一言で言ってもいろんなタイプ(素材)のものがあります。
針金ハンガーやスチールハンガー、プラスチック製ハンガー、木製ハンガー。そして、すべらない(起毛)ハンガー、マワハンガーです。
これらのハンガーのごみ分別は、基本的に以下の3つに分類することができます。
ゴミの分別方法
- 可燃ゴミ
- 不燃ゴミ
- 資源ゴミ
ここからは、それぞれの素材別のハンガーの分類についてご紹介していきます。
ハンガーの種類別ゴミの分類
スチールハンガー
⇒ 金属類なので不燃ゴミ。
針金ハンガー
⇒ 金属類なので不燃ゴミ。
プラスチック製ハンガー
⇒ プラスチック類なので可燃ゴミ。
すべらない(起毛)ハンガー
⇒ 基本的には不燃ゴミ。または可燃ゴミ。
木製ハンガー
⇒ 木なので可燃ゴミ。金具が取り付けてある場合、分解できなければ不燃ゴミ。
マワハンガー
マワハンガーというのは、スチールのハンガーに、滑り止めとして塩化ビニルをコーティングしたものです。
⇒ 不燃ゴミです。
異素材同士がくっついている場合
一番悩むのは燃える材料と燃えない材料など、異素材同士がくっついている場合です。
分解してそれぞれ分別できれば良いのですが、できない場合は、どちらかの素材に分別します。
その基準は住んでいる地域の自治体によって様々です。
例えば、焼却炉の性能が良い場合は、プラスチックも可燃ゴミとして捨てることができます。一方で、焼却炉の性能が悪い場合は、細かく分別するケースが多いようです。
まずゴミ分別表と収集日のカレンダーを、そして自分の住んでいる自治体のゴミ分別方法をインターネットなどで確認してくださいね。
どうしてもわからない場合は、自治体に直接問い合わせて確認しましょう。
リサイクル業者に回収してもらう方法もある
リサイクル業者に回収してもらい、気持ち良く社会に役立ててもらいましょう。
- クリーニング屋
- リサイクルショップ
- ワールドギフト
など、一例ではありますが、回収してもらえます。
①クリーニング屋
クリーニング済みのお洋服についてもらえる針金ハンガー、プラスチックハンガー類は、そのクリーニング屋へ持っていくと、再活用してもらえます。
1個10円で回収、なんていうところもあるようです。
②リサイクルショップ
同一のデザインのものが数十本以上揃っているのであれば、買い取ってもらえる可能性もあります。
衣類をたくさん取り扱っているお店なら、自社で使用されることもあるので、特に喜んでもらえそう。
③ワールドギフト
不用品・物資を寄付し、世界の社会支援に役立ててもらおうというのが国際社会支援委員会ワールドギフトです。
- メールフォームからの申し込み
- 段ボール梱包
- 集荷支払い
などの一連の作業負担がかかってしまいますが、場合によってはお礼や手紙が届くこともあるそうで、やりがいを感じることができます。
他の不用品と抱き合わせて送るなど、あまり負担にならない方法がオススメ。ワールドギフトのことを知るきっかけにも、ぜひ利用してみてください。
不要な針金ハンガーはDIYで再利用もできる!
クリーニング屋でもらえたり売っていたりする針金ハンガー。
100円ショップでも販売していますね。
ちょっとした工夫ひとつで、便利グッズに早変わりしますので、ぜひ挑戦してみてください!
①靴用ハンガー
両サイドを上向きに折り曲げます。
②アクセサリーホルダー
ハンガーを逆さまにして、引っ掛ける部分にアクセサリーを吊り下げます。
両サイドの肩の部分を壁に留めます。
③マガジンラック
雑誌を直接ハンガーにかけるだけ。
ハンガーの簡単なアレンジ方法、ほんの3種類ではありますが、ぜひお試しください。
実は独特な形や、折り曲げたりできる特性を持っているハンガーはDIYの素材としてもバッチリです。
日常の痒い所に手が届く、素敵な便利グッズが思いついたらラッキーですね♪
さいごに
お洋服に合わせて使い分けたり、数を増やしたり減らしたり…クリーニングの際にもらえたり、安くてまとめ買いしやすいハンガー、捨てる時にはしっかりと分別・リサイクルをしましょう。
大切なポイントは、「自分の住む地域の自治体のゴミ分別の基準を、インターネットなどを通してきちんと理解しておく」ということです。
そうすればハンガー以外にも、分別に迷ってしまいそうな時に応用が利きます。
とりあえずは・・・
- ゴミ分別表
- 収集日のカレンダー
を、ゴミを出す前に必ずチェックしましょう。
リサイクル業者を利用する場合も同様です。ホームページやウェブサイトなどで、取り扱いのリストや方法を確認して、業者を選ぶようにしましょう。
ワールドギフトなどの団体を利用する場合、どのように再利用されるのか、支援につながるのか、その行き先に関心を持つことも大切です。
また、自分が使っているものが何の素材でできているのか、形や仕組みにどのような特徴があるのか、普段からちょっと気にしておくと、DIYにもさまざまに取り組むことができて面白いかもしれませんね。