みなさんは絆創膏やサージカルテープなどのベタベタしたテープ跡が、皮膚に残ることはないでしょうか?

 

 

お風呂で洗ってもなかなか取れないし、時間が経つと黒くなるし、困りますよね。

 

せっかくケガが治っても、ベタベタ汚れを取ろうとして、皮膚が荒れたり、傷ができることがあります。

 

スポーツをする人は、テーピングのベタベタ汚れが気になってしまいますよね。

 

そこで今回は、『皮膚についたテープ跡の落とし方』についてご紹介します。

 

皮膚にテープ跡がついてしまった際は、ぜひ参考にしてみてください。

 

テープ跡を落とす際のポイント

 

絆創膏や、サージカルテープ、テーピングなどに使われている粘着部分は、一般的な糊(のり)になります。

 

皮膚についた糊汚れはしつこく頑固な汚れではありませんので、汚れの特徴さえ知っていれば、家にあるもので簡単に落とすことができます。

 

テープに使われている粘着部分の特徴は、以下の通りです。

 

粘着部分の特徴

 

  • 温めたり、冷やしたり、温度が変化すると粘着が弱まる
  • 皮膚が荒れていると、粘着が強くなりやすい
  • 水分や新陳代謝ではがれやすい
  • アセトンで溶ける
  • オイルで粘着力が弱まる
  • 長期間つけっぱなしにすると、皮膚に浸透することがある

 

上記から、皮膚についたテープ跡を取るには、「お湯につける」「アセトンを使う」「オイルを使う」、いずれかの方法が有効です。

 

皮膚についたテープ跡の落とし方

①お湯でふやかす方法

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お風呂につかりながらできるので、一番お手軽な方法です。

 

皮膚に優しいですが、効果は薄いので、ベタベタ汚れが少しの場合に試してください。

【用意するもの】

✔ 体温くらいのお湯

手順

  1. テープ跡のついた部分をお湯につけます。
  2. 30分以上つけた後、力を入れずに粘着汚れを取っていきます。

毎日お風呂にはいっていれば、そのうちベタベタ汚れは自然とはがれるものです。

 

早く取ってしまいたい人は、別の方法を試しましょう。

 

②除光液(アセトン)で溶かす方法

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接着剤の多くは、アセトンで溶かすことができます。

 

アセトンは除光液に含まれているので、100均でも購入できます。必ず、アセトン入りの除光液を選んでくださいね。

 

また、糊汚れにはアセトンの含まれている量が多いほど、効果が高いですが、アセトンは有害物質になりますので、換気を十分にして、気をつけて使いましょう。

【用意するもの】

✔ 除光液(アセトン入り)

手順

  1. 除光液をコットンなどでテープ跡に染み込ませます。
  2. 十分に染み込ませたら、端から少しずつ、テープ跡をはがしていきます。
  3. ベタベタ汚れが取れたら、ぬるま湯で皮膚を洗いましょう。

※アセトンは体に害のある成分ですので、顔には絶対に使用しないでください。

 

③オイル類をつける方法

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オイルをテープ跡に染み込ませると、ベタベタ汚れを覆ってくれるので、取れやすくなります。

 

オイルの種類は家にあるものでOKです。

  • サラダ油
  • オリーブオイル
  • 美容オイル
  • ベビーオイル
  • クレンジングオイル

洗い流しのしやすさを考えると、クレンジングオイルがベストです。

【用意するもの】

✔ クレンジングオイル

手順

  1. オイルをテープ跡に染み込ませます。(ラップでパックをすると効果的)
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

※皮膚に優しい取り方ですが、オイルも種類によって合わない人がいるので、パッチテストを忘れないでください。

 

④アルコールを染み込ませる方法

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ここでのアルコールは市販の消毒用エタノールを使いましょう。

 

テーピングしていた部分は、普段よりも皮膚が敏感になっていますので、アレルギー反応が出やすくなっています。

 

心配な人はパッチテストをするか、別の方法を試してみましょう。

【用意するもの】

✔ 消毒用アルコール

手順

  1. テープ跡にコットンなどで消毒用アルコールを染み込ませます。(ラップでパックをすると効果的)
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

※アルコール消毒で赤くなりやすい人は使用を避けてください。

※アルコールの臭いが苦手な人は、換気を忘れないようにしましょう。

 

⑤保湿クリームを塗る方法

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市販の保湿クリームには油分が含まれているので、オイルを塗った時と同じ効果があります。

 

いろいろ種類があるので、迷ったらワセリンがおすすめです。

【用意するもの】

✔ 保湿クリーム

手順

  1. テープ跡に保湿クリームを塗り、十分に染み込ませます。
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

保湿クリームはテープ跡が取れた後も、習慣的につけることをおすすめします。

 

皮膚の保湿力が上がって、テープ跡がつきにくくなります。

 

⑥氷で冷やす方法

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冷すことも、ベタベタ汚れに効果的です。

 

コツは、ベタベタ汚れのところだけを冷やすことです。

【用意するもの】

✔ 氷(または保冷剤)

手順

  1. テープ跡に氷を当てて冷やしていきます。
  2. ベタベタ汚れが冷えてきたら、端から少しずつ取っていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

ベタベタ汚れを取る効果は余り高くないですが、顔にも使える安全な方法です。

 

ただ、長時間冷やし過ぎると皮膚によくないですので、様子を見ながら行いましょう。

 

⑦化粧水をつける方法

「ac 写真 化粧落とし」の画像検索結果

 

市販の化粧水にも油分が含まれているものがあります。

 

成分を確認して、油分が入っているものを使いましょう。

 

成分の中に浸透しやすくする成分が含まれていますので、使いやすいですし、顔にも使えるのでおすすめの方法です。

【用意するもの】

✔ 化粧水

手順

  1. テープ跡に化粧水をしみこませる(ラップでパックをすると効果的)
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

注意点は、テープ跡がついているときは皮膚が弱っているということです。

 

いつも使っている化粧水でも、パッチテストを行ってから、作業を始めてください。

 

⑧医療用の粘着剤除去剤を使う方法

 

病院では、専用の粘着剤除去剤がおいてあることがあります。

 

一般人でもネットで1000円くらいから購入できます。

 

注意点としては、必ず、医療用の粘着剤除去剤を使うことです。

 

 

類似品として、接着剤はがし液がありますが、人に使うようにできていませんので、間違えないように気をつけてくださいね。

【用意するもの】

✔ 医療用の粘着剤除去剤

手順

  1. テープ跡に医療用の粘着剤除去剤をつけます。
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

専用品ですので効果はもちろん高いです。

 

しかし、成分を見てみると天然オイルが使われているものが多くあります。

 

自宅にクレンジングオイルなど、使えるオイルがある場合は、まずはオイルを試してみてもいいかもしれません。

 

⑨オレンジオイル入りの洗剤をつける

「ac 写真 食器用洗剤」の画像検索結果

 

オレンジオイルもテープ跡に効果があります。

 

オレンジオイルと他のオイルとの違いは、リモネンという成分が含まれていることです。

 

リモネンには、粘着部分を溶かす効果がありますので、テープのベタベタ汚れをキレイに落とすことができます。

 

皮膚に優しいところも良いポイントです。

【用意するもの】

✔ オレンジオイル入りの洗剤

手順

  1. テープ跡にオレンジオイル入りの洗剤を染み込ませます。
  2. こすらないように気をつけながら、ベタベタ汚れを端からとっていきます。
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

オレンジオイル単体で探すより、オレンジオイル入りの洗剤を探す方が簡単です。

 

オレンジオイルの含有量が多いほど効果が高いので、成分を確認して選びましょう。

 

⑩ネイルカラーリムーバー(拭き取りタイプ)を使う

 

こちらは除光液とは違い、アセトンが含まれていないものを使った方法になります。

 

成分表にオレンジオイルや酢酸エチルと書かれていたり、レントナーリムーバーとかいてあるものを選んでください。

 

オレンジオイルも酢酸エチルも、ベタベタ汚れを取るのに効果があります。

 

除光液よりも皮膚に優しく、持ち運びがしやすいことがポイントで、スポーツをする人にはおすすめの方法です。

【用意するもの】

✔ ネイルカラーリムーバー(拭き取りタイプ)

✔ ティッシュ

✔ ぬるま湯

手順

  1. テープ跡にネイルカラーリムーバーをのせ、こすらないように染み込ませます。
  2. 十分に染み込ませたら、ゆっくりと端から押していきます
  3. 最後にぬるま湯で洗い流しましょう。

広範囲のベタベタ汚れにはあまり使えませんが、手足など細かいところにはおすすめです。

 

皮膚についたテープ跡を落とす際の注意点

①強く&長時間こすらない

テープ跡のベタベタ汚れは、見栄えが良くないので、つい早く取ろうとしてこすってしまいがちです。

 

しかし、テープ跡が残るのは、皮膚がダメージを受けている証拠です。

 

無理にこすって取ろうとすると、皮膚の表面に傷や、赤み、水膨れなどができますので十分注意しましょう。

 

上記で紹介したお肌に優しい効果的な方法で取っていきましょう。

 

②パッチテストをする

テープ跡が残っている皮膚は、ダメージを受けている状態ですので、いつもよりも敏感になっています。

 

テープ跡を取るための何かを使用する前に、パッチテストをしてから行っていましょう。

 

③ベンジンは皮膚に刺激が強すぎる

接着剤を取る方法の一つに、ベンジンを使うことがあります。

 

こちらの薬剤は非常に強力ですので、ベタベタ汚れをすぐに取ることができますが、人体には刺激が強すぎるデメリットもあります。

 

一刻も早く、ベタベタ汚れを取りたい気持ちはわかりますが、ベンジンは使用しないようにしましょう。

 

④落とした後はしっかり保湿する

テープ跡の汚れを落とした後は、しっかり保湿するようにしましょう。

 

皮膚がダメージを受けている状態ですので、少しの刺激でも皮膚炎になりやすいです。

 

低刺激の保湿クリームをたっぷり目に塗って、皮膚を保護するようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

 

✔ テープの粘着部分は一般的なのりで、お湯やアセトン、オイルを使うことで取れやすくなる。

 

✔ アルコールを染み込ませて取ることができる。

 

✔ 保湿クリームを染み込ませて取ることができる。

 

✔ 氷で冷やして取ることができる。

 

✔ 化粧水を染み込ませて取ることができる。

 

✔ 医療用の粘着剤除去剤を使って取ることができる。

 

✔ オレンジオイルを染み込ませて取ることができる。

 

✔ ネイルカラーリムーバー(アセトンフリー)を染み込ませて取ることができる。

 

✔ ベタベタ汚れを取るのにこすったり、ベンジンを使うのは厳禁。

 

✔ 皮膚に問題が起こらないかパッチテストを必ず行う。

 

✔ 取った後はもちろん、日頃から皮膚を保湿する習慣が必要。