【IH用フライパンの真ん中が焦げる時の対処法 6選】原因は!?おすすめの対策を紹介!

 

普段の生活に絶対と言っていいほど必要な道具であるフライパン。

 

主婦はもちろんのこと、一人暮らしの方でも家に1つは必ずあるのではないでしょうか?

 

しかし、ガスコンロ用はもちろんのこと、特にIH用のフライパンはすぐに焦げるようになってしまうのが難点です。

 

 

 

無理な使い方をしているわけでもないのに気付けばフライパンの真ん中から焦げ出してこびりついてしまう…という経験がある人も多いはず。

  • 何をしたら焦げやすくなってしまうのか?
  • 購入するフライパンは安価なものではなく高級なものを購入すればいいのか?
  • それとも、IHに原因があって正しい使い方があるのか?

気になる人も多いと思います。

 

そこで今回は、IH用のフライパンが焦げ付いてしまう原因と対処法をご紹介します。

 

IH用フライパンの真ん中が焦げる原因はこの3つ!

 

一番気になるのはなぜ焦げてしまうのか?だと思います。

 

IH用フライパンで焦げてしまった経験がある人のほとんどが側面や周りは全く焦げないのに真ん中だけ焦げてしまう…というものではないでしょうか。

 

①熱源の電気コイルが真ん中に設置されているため

1つ目の原因としてIHはガスコンロと違い、「電気で熱を加えるというもの」です。

 

そしてこの熱を加える役目を果たす電磁コイルはIHの真ん中に渦を巻くように設置されています。

 

そのため、一番に熱くなるのは真ん中からになってしまうため、どうしても端は火が通るのに時間がかかるけど真ん中はすぐ焦げてしまう…ということになってしまいます。

 

IHの温度が高温すぎるため

次に、設定しているIHの温度が高温すぎるということです。

 

IHはガスコンロと違い、数段階の温度をボタンで調節できる特徴があります。

 

しかし、その反面火力を目で確認することができないため、火力調整がとても難しいです。

 

そのため、自分の感覚で火力調整をしなければいけなくなり、自分では中火だと思っていたものが実は強火だった…という可能性もあります。

 

③フライパンの加工の剥がれ

ここまでIH自体の原因になる部分をご紹介しましたが、フライパン自体にも原因になるものがあります。

 

それは”加工が剥がれ落ちてしまう”ということです。

 

IH用のフライパンのほとんどが焦げ付かないようにフッ素やテフロンなどの加工を施されています。

 

これは先述した電磁コイルが真ん中にあることで焦げ付きやすいというものを回避するためにされているものではあるのです。

 

しかし、この加工も一生ものではないため、使えば使うほど少しずつ剥がれてきてしまいます。

 

そうすると滑りが悪くなってしまうので食材が留まりやすくなってしまい、焦げるのはもちろんのことフライパンに食材がこびりついてしまい剥がれなくなってしまいます。

 

IH用フライパンの真ん中が焦げる時の対処法【6つの対策】

 

ここまでIH用のフライパンが焦げてしまう原因になるものをご紹介しましたが、何か対策はないのか?と思う人も多いと思います。

 

もちろん、ちょっとした工夫でIH用のフライパンが焦げにくくすることができます。

 

全て試すのはもちろん、できるものだけでも試してみる価値があるものばかりですので参考にしてみてください。

 

IHの温度設定を低めにする

「ac 写真 IHクッキングヒーター」の画像検索結果

 

まず、対策として一番簡単にできるのが温度設定です。

 

先述した通り温度設定が高いとどうしても真ん中から焦げ始めてしまいます。

 

そこで、普段使用している温度設定よりも1〜2段階ほど低めに設定して使用するだけで、真ん中が焦げてしまう…というのを緩和することができます。

 

しかし、焦げるのが怖いからとあまりにも低く温度設定をしてしまうと、真ん中どころかフライパン全体に熱がしっかりと加わらないため、調理に時間がかかってしまいます。

 

また、IHの種類によって少なければ3〜4段階、多いと10段階以上温度調節がありますので、家庭によってベストな温度は違ってきます。

 

そのため、1段階ずつ下げてみて焦げない、かつ、しっかりと火が通ってくれるポイントを見つけることをお勧めします。

 

②小さめのフライパンを使用する

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IHの電磁コイルは真ん中だけに入っているため、大きいフライパンを使用するとどうしても端の方は熱が加わりにくくなってしまいます。

 

そのため、電磁コイルが全体に当たるくらいの小さめのフライパンを使用することで満遍なく火を通すことができ、真ん中だけ焦げるというのを防ぐことができます。

 

しかし、小さなフライパンは家庭によっては不便と感じる人も多いはず。

 

一人暮らしの人であれば小さいフライパンでも十分食事を作ることができますが、主婦の方などは家族分も作らなくてはいけないため、大量の食材を小さなフライパンに入れるのは難しいでしょう。

 

そのため、あまりお勧めの対策とは言えません。

 

③こまめに場所を移動させる

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大きなフライパンを使いけど焦げるのは嫌という場合は、フライパンの中に入った食材をこまめに場所移動させることで焦げることを防ぐことができます。

 

端にあるあまり火が通っていないものをしっかりと火が通った真ん中のものと入れ替えて行ってあげることで、焦げるのを防ぎながら全体的に火を通すことができます。

 

しかし、餃子などは場所を移動させるというのは、なかなか難しいものだと思います。

 

そういった場合はフライパン自体をずらしてみることで端もきれいに焼くことができながら真ん中を焦げないようにすることができます。

 

フライパンをずらして加熱する場合は、IH部分やフライパンで火傷をしないように注意してください。

 

④フライパンの種類を変える

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金銭的に余裕がある人や、フライパンの買い替えを検討している人であれば、思い切ってフライパンの種類を変えてしまうのも1つの手です。

 

IH用のフライパンは種類が少ないと思われがちで、いつも同じようなフライパンを購入している人も多いはず。

 

しかし、今ではIHに対応したフライパンは種類が豊富にあります。

 

その中でもお勧めなのが「熱が加わりやすい素材のフライパン」です。

 

鉄製やステンレスのものは特に熱が加わりやすいので、全体にしっかりと火を通すことができ、調理時間も短縮することができます。

 

もちろんフライパンは焦げないですし、結果的に節電にもつながります。

 

鉄製のフライパンは購入したてのまま使用すると焦げ付いてしまいますので、使用する前に油ならしをしてから使用するようにしてください。

【用意するもの】

✔ 油のみ

油ならしの方法

  1. フライパンに多めに油を入れる。
  2. 全体になじませながら煙が出るまで加熱する。
  3. 油をオイルポットなどに流す

油ならしをしっかり全体にしておかないと焦げ付いてしまいますので、しっかりと全体に油が行き渡るようにしましょう。

 

 

⑤フライパンの加工の種類を変える

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鉄製やステンレス製のフライパンは扱いにくいので使いたくない…という人もいると思います。

 

そんな場合はフライパンの加工種類をセラミック加工にするだけでも焦げを防ぎやすくなります。

 

セラミック加工のフライパンは、フッ素やテフロンよりも丈夫なので、加工が剥がれにくく、炒め物の際などに食材がくっついて焦げてしまうというのを防いでくれます。

 

⑥フライパンの値段をケチらない

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家電量販店や大型ディスカウントストアなど様々な場所で安価なフライパンを購入することができます。

 

一人暮らしを始めたてのときなどはどうしても出費がかさむので、調理器具の値段をついついケチってしまいます。

 

しかし、値段の安いものはそれなりの理由があります。

 

加工がしっかりと施されていなかったりするものが多いため、最初は問題がなくても使っていくうちにすぐに焦げやすくなってしまいます。

 

そのため、長く焦げずに使い続けたい場合は、少々値段が高くてもしっかりとしたものを購入することをお勧めします。

 

特にIHではティファールなどは有名で人気のものですよね。

 

しかし、値段が高いからと懸念している人も多いと思います。

 

1つ3000円程度と安いものではないですが、1度購入すれば何年も使うことができますので何度も買い換えるよりも断然安く済むでしょう。

 

まとめ

まとめ

 

 IHの火力が強いと焦げやすい。

 

 IHの電磁コイルは真ん中にあるので真ん中から火が通りやすく、焦げの原因となる。

 

 フライパンの加工が剥がれると焦げやすくなる。

 

 コンロの温度を下げるだけで焦げるのを防ぐことができる。

 

 鉄製のフライパンは焦げにくく節電効果も期待できる。

 

 フッ素やテフロンよりもセラミック加工がお勧め。

 

 安価なフライパンではなく少し高いものを買ったほうがお得。