【自販機で5000円&一万円札は使える?】使えない理由&出てこない時の対処法を紹介!

 

自販機を前にお財布を開いたけど、5000円札や一万円札しか入ってない。

 

「あれっ、これって使えるんだっけ?」と戸惑ってしまうこと、ありますよね。

 

 

 

誤って投入してしまい、お金が戻ってこなくなったというのも起こりがちなトラブルです。

 

そこで今回はそんな自販機の疑問に徹底的にお答えしたいと思います!

 

自販機で5000&1万円札は使えない!使えない理由とは?

 

 

結論から言うと、多くの自販機で5000円&1万円札は使えません。

 

一部、高額商品を扱う自販機には例外もありますが、ジュースやタバコの自販機はまず使えないと思って良いでしょう。

 

 

理由は以下の通りです。

 

①釣り銭が大量に必要になる

「ac 写真 小銭」の画像検索結果

 

1万円札で140円のジュースを買った時のお釣りは、9,860円です。

 

つまり、少なくとも『5千円札×1枚、千円札×4枚、500円玉×1枚、百円玉×3枚、50円玉×1枚、10円玉×1枚』の釣り銭の準備が必要になります。

 

『売れるか売れないかわからない140円のために、9860円を用意する』というのは、販売側にとっては大きな負担となります。

 

まして、これがジュース10本分になると10倍、20本分になると20……という風に膨れ上がり、ものすごい金額を準備しておく必要性が出てきます。

 

②防犯上の理由

 

自販機が置いてある場所は、人通りの多いところばかりではありません。

 

『自販機荒らし』という言葉をご存知かと思いますが、釣り銭目的で自販機を破壊する犯罪が行われてます。

 

小銭だらけの自販機でさえターゲットになるのですから、中に何十万円もの釣り銭を入れておくのは大変危険です。

 

③両替目的の人の利用が増えるため

「ac 写真 自動販売機」の画像検索結果

 

5000円札や一万円札を利用できるようにすると、両替を目的とした人の利用が増えると考えられます。

 

すると、こまめに釣り銭を補充する必要性が出てきます。

 

それがままならない場合、釣り銭不足で本当に商品を必要とする消費者に提供できなくなる可能性があります。

 

④現在の自販機では対応しきれず、機械の交換が必要となる

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上に書いたように、5000円札や一万円札を使えるようにするには釣り銭が大量に必要です。

 

現在作られている自販機では、スペースの都合面でも対応は難しいと言われています。

 

また、現在の自販機についているビルバリ(紙幣識別機)は詰まりやすく、複数枚の紙幣を返却するようには作られていません。

 

機械の交換が必要で、コストがかかるという問題もあります。

 

自販機で5000円札や1万円札が使えると便利ですが、現実的に考えるとやっぱり難しいんですね。

 

間違って入れて出てこない時の対処方法

 

使えないのはわかっていても、「自販機に間違えて5,000円札や1万円札を投入してしまった!しかもお札が戻ってこない…」なんてことありますよね。

 

そんな時は次のいずれかの方法で対処しましょう。

 

①自販機に提示されている、管理会社の電話番号に電話する

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自販機にはトラブルが起こった際の連絡先が掲示されています。

 

その場ですぐ連絡するのが最善ですが、難しい場合は『管理会社の電話番号』と『その自販機の管理番号』を控え、出来るだけ早く連絡するようにしましょう。

 

「いつどこの自販機で何があったか」と、住所・氏名・電話番号を伝えると返金方法の案内をしてもらえます。

 

管理会社が営業時間外の場合は、留守番電話に録音しておきましょう。折り返し連絡があります。

 

ちなみにどのような形で返金されるのか調べたところ、大まかに次のような感じでした。

  • 郵送(現金書留、もしくは定額小為替)
  • 自販機の前で待ち合わせて手渡し

「近所の自販機だったため、自宅まで返金に来てくれた」というケースもあるようです。

 

②店の前に設置されている自販機の場合、店の店員さんに聞いてみる

 

自販機が何らかのお店の前に設置されている場合、そのお店が管理している可能性もあります。

 

店側が鍵を持っている場合、その場で開けて返金してもらえることがありますので「もしかしたら」位の気持ちで聞いてみましょう。

 

間に管理会社が入っている場合は、直接管理会社に連絡します。

 

本来なら千円札より大きな5000円札や一万円札は受け付けないようになっていますが、はずみで入ってしまい詰まってしまうパターンが多いようです。

 

あるある?自販機にまつわるトラブル

 

 

お金を間違えて投入した場合以外にも、自販機にはさまざまなトラブルが起こることがあります。

 

いずれも管理会社に連絡することで対応してもらえます。

 

トラブルの例

 

  • 千円札を投入後、千円札中止のランプが点灯し動かなくなった

→投入した千円札が詰まった可能性が高いです。また、投入前から点灯している場合は釣り銭切れや自販機内の故障の可能性もあります。

 

  • お釣りが出てこない

→釣り銭が出てくる部分にコインが詰まったと考えられます。

 

  • ボタンを押したのと違う商品が出た

→在庫の補充ミスや、自販機の供給の設定ミスが考えられます。

 

  • 1本しか買っていないジュースが2本出た

→自販機の搬出トラブルの可能が高いです。料金を払っていない分のジュースを持ち帰るのは窃盗罪にあたります。管理会社に連絡し指示を仰ぎましょう。

 

 

管理会社への連絡は悪戯や詐欺と思われないか心配になり、躊躇される方もいるかもしれません。

 

そのため、最近の自販機は、「いつ」「何が」「どれだけ」売れたのかしっかりと記録されており、売り上げ金と在庫のズレから確認することができます。

 

少額でもきちんと対応してもらえますので、気にせず連絡しましょう!

 

まとめ

まとめ

 

 自販機で5000円札&一万円札は使えない。

 

 使えない理由は、釣り銭が大量に必要になり、防犯上よくないため。

 

 間違えて5000円札や一万円札を投入した場合、管理会社に電話して返金してもらう。

 

 店の前に設置されている自販機の場合、まずはその店に聞いてみるという手もある。

 

いかがでしたでしょうか?

 

この頃では電子マネー対応の自販機の設置がされていたり、月々定額で自販機が利用できるサービスの試行が始まったりと、自販機にもキャッシュレス化に向けての動きが見られます。

 

完全に浸透するにはまだ少し時間がかかるかと思いますが、近い未来、釣り銭切れやお札の詰まりの問題は解消されそうですね。