【壁紙についたコーヒーのシミの落とし方】簡単!!おすすめの染み抜き方法を紹介

 

手をすべらせて持っていたコーヒーをこぼしてしまった経験はないでしょうか?

 

 

壁紙のあちこちにシミができてしまって、白い壁紙ならなおさら目立ってしまい、何とか元に戻したいと思いますね。

 

大丈夫です!コーヒーのシミは意外と簡単に落とすことができます。

 

今回は、壁紙についたコーヒーのシミ抜き方法についてご紹介していきます。お困りの際はぜひ今回ご紹介する方法をお試しください!

 

コーヒーのシミの種類と応急処置!

 

コーヒーでついたシミは、ブラックならば基本は水で落ちる水溶性の汚れになります。

 

しかし砂糖やミルクを入れると水溶性と油性の汚れが混じり、落とし方にも工程が増えてしまいます。

 

また、壁紙にコーヒーのシミがついた時には応急処置がとにかく大切です。

 

コーヒーシミ汚れは時間が経てば経つほど落ちにくくなります。

 

応急処置をしておくだけで、シミが落ちやすくなりますので、シミが付いた時にはすぐに下記の工程を行ないましょう!

 

【用意するもの】

✔ 布2

✔ 水

手順

  1. シミがついてしまったら放置せずに、なるべく早くコーヒーの水分を布ですいとります。
  2. まわりに広げずに外側から内側に向かいトントンとやさしく叩いて水分のみをふきとりましょう。
     ※この時に汚れた部分を押し付けたり、力任せにゴシゴシこする様なことは絶対にNG!壁紙の破損や、逆にシミを浸透させてしまいますので、注意しましょう。
  3. 次にキレイな布を水で濡らして、もう一度拭き取ります。

水溶性の汚れだけであれば、上記方法でかなりキレイになります。

 

さらに壁紙の素材がビニール性ならあっというまに元通りのキレイな壁紙に戻せます。

 

この方法で汚れが落ちない場合は、次の章でご紹介する頑固な油性のシミ汚れの落とし方を参考にしてみてください。

 

超頑固!壁紙についたコーヒーのシミの落とし方

 

 

先ほどもご説明した通り、応急処置で落ちなかったシミは、コーヒーに入れたミルクなどが原因となる油性の汚れが残っているためです。

 

そんな時には油性の汚れに強い成分を含んだものを使用してみると効き目を発揮してくれます。

 

例えば…

 

  • 重曹
  • 中性洗剤
  • ガラス洗剤(ガラスクリーナー)
  • 酸素系漂白剤
  • オキシドール
  • エタノール

 

などがあげられます。

 

ここからは、上記のもの使った壁紙についたコーヒーのシミ抜き方法をご紹介していきます。

 

重曹

「ac 写真 重曹」の画像検索結果

 

重曹は弱アルカリ性の性質を持ち、油汚れや油脂(たんぱく質)汚れを落とす力があります。

 

これを利用して壁紙にシミついた油汚れを落とします。

 

壁紙についた手垢などもキレイに落とすことができますので、おすすめの方法です。

 

【用意するもの】

✔ 重曹

✔ 布(数枚あるほうが便利)

✔ 水

重曹を水に溶いて使う方法

  1. 重曹を水に溶いて重曹水を作っておきます。
  2. 布に重曹水を含ませ、シミを軽くたたいていきます。何度か繰り返すと汚れた水分が壁紙にういてきます。
  3. 乾いた布でういた色つきの水分を拭き取ります。
  4. キレイにシミがとれていれば完了です。

 

また、重曹ペーストにして使う方法もありますので、ここでご紹介していきます。

 

手順

  1. 重曹に水を数滴垂らしてペースト状にします。
  2. シミ部分に重曹ペーストを塗り、しばらく待ちます。
  3. 布でシミをトントンたたき、ペーストを拭き取ります。
  4. シミがとれていれば完了です。

 

②中性洗剤

「ac 写真 中性洗剤」の画像検索結果

 

中性洗剤は食器洗い洗剤を使用しましょう。

 

油汚れを落とす力を利用してシミを キレイに落とすことができます。

 

【用意するもの】

✔ 中性洗剤

✔ 布(数枚)

✔ 水

手順

  1. 布に中性洗剤をつけてシミを軽くたたきます。
  2. 洗剤の泡に色がついてきたらシミが浮いてきた合図なので、これを拭き取ります。
  3. 新しい布を水で濡らし、泡がなくなるまで拭き取ります。
  4. 最後は乾いた布で拭いてシミがないかを確認したら完了です。

 

③ガラス洗剤(ガラスクリーナー)

 

ガラス洗剤は成分に界面活性剤が入っている弱アルカリ性です。

 

この成分により油を溶かす働きがあり、シミ汚れをキレイに落とすことができます。

 

【用意するもの】

✔ ガラス洗剤(ガラスクリーナー)

✔ 中性洗剤

✔ 歯ブラシ

✔ 布(数枚)

手順

  1. シミにガラス洗剤を塗りしばらくおきます。
  2. 歯ブラシでシミ部分をやさしくたたきます。
  3. 汚れを布で拭き取りながら、シミがとれるまで数回続けます。
  4. 一旦拭き取り、次に中性洗剤を少しつけて残ったガラス洗剤を拭き取ります。
  5. 布で水拭きし、泡が出なくなったら乾いた布で水気を拭き取り完了です。

 

④酸素系漂白剤

「ac 写真 漂白剤」の画像検索結果

 

③までで使用した洗剤などで取れないときは酸素系漂白剤を使用しましょう。

(※塩素系は強力過ぎて壁紙自体を傷めてしまいますので、使わないでください)

 

【用意するもの】

✔ 酸素系漂白剤

✔ 布(数枚)

✔ 綿棒など

✔ 水

✔ ゴム手袋

手順

  1. シミが残った部分に綿棒などで漂白剤をつけます。
  2. 色が抜けるのを確認して、濡らした布で水ぶきします。
  3. 最後に乾いた布でよく拭き取りしたら完了です。

※漂白剤を使用するときには出来るだけ短い時間で行ってください。壁紙の色が周りと違ってしまったり破れたりする恐れがありますので注意しましょう。

 

 

⑤オキシドール(消毒液)

 

オキシドールに含まれる成分の過酸化水素は油をとかし、漂白作用があります。

 

この働きを利用してコーヒーシミを落とすことができます。

 

【用意するもの】

✔ オキシドール

✔ 布(数枚)

✔ 水

✔ 洗面器

✔ ティッシュ

✔ ラップ

オキシドールで拭き取る方法

  1. 洗面器に水を入れ、オキシドールを入れます。
  2. 布を①で濡らしてシミを拭きます。
  3. シミがおちていれば、乾いた布で拭いて完了です。

 

※まだシミが残る時には次の工程に進めてください。

 

手順オキシドールで湿布する方法

  1. オキシドールにつけたティッシュなどを、シミ汚れに湿布して上からラップで覆い、しばらく放置します。
  2. ティッシュを剥がして濡らした布で水ぶきします。
  3. キレイにとれていれば、最後に乾いた布で拭いて完了です。

 

⑥エタノール

 

エタノールに入っている成分のアルコールで油汚れを溶かしだしシミを抜くことができます。

 

【用意するもの】

✔ エタノール

✔ 歯ブラシなど

✔ 布(数枚)

手順

  1. エタノールを歯ブラシなどでシミに塗り込みます。
  2. 布でトントンたたき、シミを抜いていきます。
  3. 最後は乾いた布でよく拭き取り完了です。

 

シミ抜きを行う時の注意点

 

身近にあるもので、簡単にコーヒーのシミ抜きができることが分かりました。

 

汚れの成分が分かれば使えるアイテムを選ぶことができますね。

 

どれを使用するにしても、気を付けたほうがよい点がありますので、ご紹介します。

 

以下の5点には気を付けましょう。

 

 

サテン生地の特徴

 

  • 洗剤などを壁紙に振りかけたり、塗りこんだりするため、洗剤が床に落ちる可能性があります。最初に新聞紙やビニールなどを敷いて準備しておくことをオススメします。
  • シミ抜きに使うアイテムは、少量におさえて短時間でシミ抜きをしましょう。
  • どの方法でも、シミが消えたら水拭きをして壁紙に洗剤や薬剤を残さないようにしましょう。洗剤が残っていると新しいシミの原因を作ってしまいますので注意が必要です。
  • 最後の乾拭きをしっかりしないと、壁紙が浮いてきたり剥がれたりする原因を作ってしまいますので、しっかり乾拭きを行いましょう。
  • 漂白剤はシミだけでなく、色を抜いてしまうので壁紙の色柄には使えるかを確認してから使用するようにしましょう。

 

 

まとめ

まとめ

 

 ブラックコーヒーのシミは水溶性汚れなので水でとれる。

 

 ミルクなどの脂肪分が入っていると油性の汚れになるため、シミ抜きの方法が変わる。

 

 シミがついた時の応急処置をしておくだけで、シミが落ちやすくなる。

 

 コーヒーのシミ抜きには、以下のアイテムが効果を発揮してくれる。

 

  1. 重曹
  2. 中性洗剤
  3. ガラス洗剤
  4. 酸素系漂白剤
  5. オキシドール
  6. エタノール

 

 

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