「差出人が分からない封筒が届いたけれど、開けるのが怖い…」
「自分宛ての封筒じゃないけれど、中身がちょっと気になる…」
そんな時、封筒を開封せずに中身が覗ければ便利だな、と思ったことはありませんか?
大きな封筒の中に固いものが入っているので、中身は、結婚式の親族写真っぽいです。すごく見たいけど、自分宛の郵便じゃないので空けられません。。。
— 猫大臣。 (@nekodaizin) June 16, 2010
実は、ある方法を使えば、簡単に封筒の中身を確かめることができるんです。
今回は、封筒を開けなくても、中身を透視する裏ワザをご紹介します。
目次
封筒を開けずに中身を見る方法
早速、封筒を開封せずに中身を見る方法をご紹介していきましょう。
特別な道具は必要なく、家にあるものを使って簡単にできます。
ちょっとした手品としても使える方法もあるので、ぜひ試してみてください。
①蛍光灯を使う方法
まずは、一番簡単な方法をご紹介します。
蛍光灯などの明るい光に封筒を押し当てるだけで、文字が透けて見える場合もあります。
【用意するもの】
✔ 中身を確認したい封筒
✔ 蛍光灯などの明るい光
(※携帯用ライトやスマートフォンのライト機能でもOK)
手順
蛍光灯などの明るい光に、直接封筒を押し当てましょう。
携帯用ライトやスマートフォンのライト機能などの光を使うときは、ライトをテーブルの上に置いてその上に封筒を置いてみましょう。
光が明るければ明るいほど、封筒の中身は見えやすくなります。
茶封筒などの薄い素材でできている封筒の場合は、特に見えやすいでしょう。
しかし、封筒の種類によっては見えにくい場合があるかもしれません。
その場合は、次の方法を試してみましょう。
②封筒を筒状に丸める方法
次に、封筒を筒状に丸めて、望遠鏡のようにして太陽光や蛍光灯などの明るい光の方に向かって覗いてみましょう。
【用意するもの】
✔ 中身を確認したい封筒
✔ 太陽光や蛍光灯などの明るい光
手順
- 封筒を丸めて筒状にします。
- 蛍光灯などの明るい光の方に向かって、望遠鏡を覗くようにして中身を見ましょう。
この方法も封筒の種類によっては、丸めずらく中身が見えにくい場合があります。
そんな時は、最後の方法を試してみましょう。
③トイレットペーパーの芯を使う方法
最後に、トイレットペーパーの芯を使って、封筒の中身を見る方法をご紹介します。
トイレットペーパーの芯が家にない時は、ラップの芯など長めの筒状のものがあれば同様に使えます。
筒は、できるだけ光を通さないものが適していますが、もし薄い素材で出来ている筒しか手に入らなかった時は、その筒にアルミホイルなどを巻いて遮光すればOKです。
【用意するもの】
✔ 中身を確認したい封筒
✔ 蛍光灯などの明るい光(携帯用ライトやスマートフォンのライト機能でもOK)
✔ トイレットペーパーの芯など
手順
- 明るめのライトの上に封筒を置きます。
- トイレットペーパーの芯を封筒にぴたりと当てて、上から覗いて中身を見ましょう。
【参考動画】
この方法には、マジックミラーと同じ原理が使われています。
筒を使って暗い側から封筒を見ることで、封筒の表面で反射する光を抑えて、透過する光が見えやすくなることで、封筒を透視することができます。
この方法は簡単な手品として披露してみても、おもしろいかもしれませんね。
注意点や気を付けることなど
①全ての封筒の中身を見ることはできない
ただし、この方法で全ての封筒の中身を見ることはできません。
完全に遮光された封筒や二重封筒などの分厚い封筒は、見ることが難しいです。
また、封筒の中身が二つ折りや三つ折りにされていて、文章が書かれている側が内側になっている場合も、難しい場合があります。
逆に言うと、誰にも見られたくない文章を送る時は、これらの方法を使うと見られる可能性が少なくて安心ですね。
②作業中は封筒が汚れないように注意する
いずれの方法も、作業中にいつの間にか封筒が汚れてしまわないように、注意する必要があります。
特に、蛍光灯や懐中電灯などのライトにホコリがたまっていると、封筒が黒く汚れてしまったりする恐れがあります。
作業する前にキレイに拭きとっておきましょう。
また、封筒を丸める時には、折れたりシワになったりしないように、十分注意して作業しましょう。
③蛍光灯などの光を直接・長時間見ないようにする
太陽光や蛍光灯などの明るい光を直接見たり、長時間見続けてしまうと目が痛くなったり、頭痛や吐き気などの体調不良が起きてしまう可能性があります。
作業するときは、明るい光を出来るだけ目に入れないように注意するようにしましょう。
封筒をバレないように開封する方法もある!
封筒の中身を透視する方法をいくつかご紹介してきましたが、「封筒が分厚くて中身が見えにくい…もっとはっきりと中身が見たい!」という時もあるかもしれません。
封筒を開けてこっそり中身を見ようとしても、糊付けされた部分を普通に開けようとすると、破れてしまったりして、上手くいかないことが多いと思います。
実は、封筒をバレないようにこっそり開封して中身を見てから元通りにする、なんてことができるんです。
しかも、ほとんどの家にある「ドライヤー」の温風を使うだけの、とっても簡単な方法です。
【用意するもの】
✔ 中身を確認したい封筒
✔ ドライヤー
手順
- 封筒の糊付けしてある部分に、ドライヤーの温風をあてます。
- 十分温かくなったところで、糊付けされた部分を指で剥がします。
- 中身を確認し終えたら、書類を再度封筒に入れ、キレイに開封部分を糊付けしましょう。
ドライヤーの熱で糊の成分がやわらかくなって、接着力を弱めることができますので、簡単にキレイに剥がすことができます。
しかし、この方法・・・もし自分以外の人に届いた封筒を開けたいときには、注意が必要です。
じつは自分以外の人に宛てた封筒を勝手に開けてしまったら、「信書開封罪」という罪に問われてしまう可能性があります。
他の人の封筒をこっそり見たいと思うことがあっても、罪に問われる可能性があるということをしっかりと頭に入れておきましょう。
まとめ
まとめ
✔ 家にあるものを使って、簡単に封筒の中身を確かめることができる。
✔ 蛍光灯などの明るい光に封筒を押し当てるだけで、文字が透けて見えることがある。
✔ 封筒を筒状に丸めて明るい光の方に向けて覗くと文字が見えることがある。
✔ トイレットペーパーの芯を封筒に当てて、上から覗くと中身が見える。
✔ ラップの芯など、長めの筒状のものでも同様に使える。
✔ 薄い素材で出来ている筒はアルミホイルなどを巻いて遮光すると良い。
✔ 完全に遮光された封筒や、二重封筒などの分厚い封筒は見ることが難しい。
✔ 封筒の中身が、文章が書かれている側が内側に折られている場合も難しいことがある。
✔ ドライヤーの温風をあてることで、封筒をバレないように開封する方法もある。
✔ 他人宛ての封筒を勝手に開けると「信書開封罪」という罪に問われる場合もある。