水筒を持参している方をオフィスでたまに見かけます。夏暑い時期は特に多いように感じます。

 

水筒のお手入れ、どんな風にしていますか?

 

炎天下の遠足に持参した水筒に飲み物と一緒に氷をたくさん入れて行くと、帰りの時間まで冷たくておいしい飲み物を飲むことができます。

 

寒い時期には小さな水筒にスープを入れて会社に持っていき、お昼の時間に温かいスープを飲むことができます。

 

また、子どもとの外出時にも水筒は必需品ですよね。

 

年中大活躍の水筒ですが、ちゃんと洗えているのかなぁという不安はありませんか?

 

油断するとパッキンなどに現れる黒カビ。この黒カビに悩まされる方は少なくないと思います。洗い方はもちろんですが、乾かし方も工夫すると黒カビの予防になるんです。

 

今回は誰もが一度は苦労する水筒のカビ撃退方法と、水筒を早く乾かしてカビを防止する方法をご紹介します。

 

水筒に黒カビが生えるワケ

 

 

カビは一度発生すると、根を張り胞子によって着実に増えていきます。

 

一度発生したら、なるべく早く根本から撃退することが大切です。

 

対処が遅くなると、目に見えない部分まで根を広げてしまう可能性があります。

 

カビは3つの条件を満たしたときに発生します。

汚れ

カビの発生条件

①温度20~30℃くらい

⇒人間が好む室温にあてはまります。

②湿度約80%以上

⇒水で洗い、すぐに乾かさずに水滴がついたままにしておくと、水筒の中の湿度は高いまま……また、長時間飲み物を入れっぱなしにしておくと、当然水筒内の湿度は上がります。

③油や糖分などの栄養分がある

⇒飲み物の流し損ないや、飲み口部分などに着く油分などが、黒カビの栄養分になり得ます。

 

このように考えると、水筒内に黒カビが生えてしまう原因がわかってきますね。

 

温度はしょうがないとしても、湿度と栄養分となり得るものについては、条件を満たさないように気を付けることでカビ発生の予防ができるということです。まずは乾かし方です・

 

水筒の乾かし方

 

 

水筒を頑張って洗ったあと、いつまでも水分が付着したまま放っておくのは良くないです。

 

また、夜洗って逆さにしておいたのに朝になっても水滴がついていて乾いていない、なんて経験をした方もいるのではないのでしょうか。

 

洗ったあとのひと手間で、水筒を早く乾かしましょう。

 

①湯切りする

洗ったあとにお湯で全体を流して水滴を切ります。

 

「これだけで!?」と思うかもしれませんが、このひと手間で次の日の朝には乾くようになりますよ!

 

お湯の方が蒸発しやすいので、湯切りをするのです。

 

熱湯でなくとも42度くらいのお湯でも十分効果があります。

 

ちなみに湯切りは、フライパンや包丁などのキッチン用品を早く乾かしたいときにも応用できますよ。

 

②キッチンペーパーで一拭きする

タオルで拭くと水筒に糸がついて気になるという方も、キッチンペーパーなら問題なし!

 

水筒の底まで拭きたいときには、菜箸でキッチンペーパーを挟んで拭くとよいです。

 

一番乾きにくい底をきちんと拭くようにすると効果絶大です。

 

一拭きするという行動が面倒くさい場合は、キッチンペーパーを何枚か水筒に入れたままにしても渇きが若干早くなります。

 

③置き方を工夫する

ベストな置き方は、水筒の口の部分を下にして、やや斜めに傾けて置くことです。

 

水筒の中の水筒が早く落ちるようにする効果と、水筒内を密閉せずに乾きやすくする効果があります。

 

100均などにこのベストな置き方ができるようサポートする道具が売っているのでご興味がある方はぜひ!

 

水筒は毎日優しく洗うことが大切

 

 

疲れて帰ってくると、ほんの数分の作業でも面倒くさく体が動いてくれないときがありますよね。

 

それでも、なんとか疲れた体に鞭打って水筒は毎日使い終わったら速やかに洗いましょう。

 

黒カビは、アレルギーや喘息、肺炎などの原因になることもあります。

 

また、目に見える部分だけきれいにできたとしても、根を張り繊維の奥底に潜み続けます。

 

生えてからの対処もできないことはないですが、生やさないことが第一です。目に見えないうちから、正しいお手入れをしておきましょう。

 

①水筒本体は持ち手のついたスポンジで底まで洗おう!

水筒は自分の手が入らないほど細かったり長かったりすることが多いです。

 

直接手が届かない底の部分は、皆さんどのように洗っていますか?

 

底の部分は、一番長く飲み物に触れている部分なので、特に毎日きちんと洗う必要があると言えます。

 

そんなときに活躍するのが、持ち手のついたスポンジ。これならば水筒の底まできちんと磨くことができます。

 

持ち手のついたスポンジは、100均にも並んでいますし、手元にないときには簡単に手作りもできますよ。

 

菜箸の先にスポンジをあて、輪ゴムで強めにとめると、水筒の底まで洗える即席スポンジのできあがりです。

 

新しいスポンジを買うのが面倒だし収納場所に困るという方は即席のものでもOKです。

 

②パッキンなどの付属品は都度外すこと

ゴムパッキンなどの細かい部品、面倒くさくて外さないことがある、という方もいると思いますがこれこそがカビの温床となります。

 

水筒にパッキンをつけたままだと、ゴムの小さなすき間に入った水分などが乾きづらく湿気がたまります。

 

その結果、せっかくきれいに洗っても、パッキンのすき間などにカビが生えてしまうのです。

 

都度細かいところまで完璧に洗わなくてもよいので、必ず毎回外パッキン等の付属品は外して水洗いくらいはするようにしましょう。

 

③強く洗いすぎないように注意すること

がんこな茶渋などの汚れを見つけると、つい強く洗いたくなります。

 

普通のスポンジならば問題ないのですが、金属たわしなどで強く洗うと、水筒の表面に小さな傷がたくさんついてしまいます。

 

このような傷のわずかな凹凸が、汚れのたまり場になったり、錆の原因になったりすることがあるので注意が必要です。

 

メラミンスポンジは使っても問題ない水筒が多いですが、強く何度もごしごし洗うことはおすすめしません。

 

汚れが沈着しないよう、毎日小まめに洗うようにしましょう。

 

水筒に生えてしまったカビの落とし方

 

 

水筒や水筒の細かな部品にカビが生えてしまうこともあります。

 

黒くぽつぽつしている黒カビが見えたら、できるだけすぐに対処しましょう。対処が早ければ早いほどカビは取れやすくなります。

 

特に子供が使うストロータイプのものなど、スポンジが入らない部品が付属している水筒も少なくないと思います。

 

スポンジで洗えない部位は、つけ置き洗いが役に立ちますよ。

 

①酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤とぬるま湯を混ぜ、水筒の中に入れて30分ほど置いてから、通常と同じように洗い、よく乾かす。

 

ゴムパッキンなどの細かい部品はボールなどに入れて同じように30分ほどつけ置く。

 

酸素系漂白剤は塩素系のものに比べて臭い等は弱いですが、換気して作業したほうがよいでしょう。

 

②重曹を使う

重曹は酸素系漂白剤よりも刺激が弱いので、モノを傷める心配はありませんが、効果も大きくはないです。

 

やり方は酸素系漂白剤と同じです。

 

まとめ

・水筒に生える黒カビは人体に悪影響を与える。

・カビをはやさないために、湿気と洗い残しに気を付けよう。

・水筒を洗える時には細かい部品はすべてはずそう。

・水筒は使用後できるだけ素早く洗おう。

・カビが生えてしまったときにはつけおき洗いでピカピカに。

・水筒を乾かすときには、湯切りとキッチンペーパーをうまく使おう。