部屋で煙草を吸うことにより付着してしまうヤニ、壁紙がどんどん黄色くなってきますよね。

 

ヤニは壁や天井、家具などに付着し様々なものを汚していきますが、なんと部屋の悪臭の原因にもなるんです。

 

そんなヤニ汚れ、本当に壁紙を張り替えなきゃ綺麗にならないのでしょうか?

 

賃貸住まいの方は、引越しの際などに余計なお金がかかると心配しているのではないでしょうか?

 

「最初のころの真っ白い壁を取り戻したい!」そんな方にオススメな壁紙のヤニ掃除方法をご紹介します。

 

ヤニの正体

 

 

ヤニとは、煙草に含まれる有機物質「タール」のことです。

 

タールは植物性樹脂で、煙草の煙から一酸化炭素やガス成分をのぞいた成分のことです。

 

ヤニはタールが燃焼する時に発生するので主流の紙巻煙草の場合発生します。

 

しかし、最近流行のアイコスやグローなどの電子煙草ではヤニが発生しません。

 

電子煙草は火をつけて吸うものではなく、タールを加熱するだけなので副流煙も出ない上にヤニも発生しないのです。

 

壁ヤニ(タール)が与える影響

 

 

まずは体への影響が一番気になりますよね。歯はタールでコーティングされることにより黄ばみ、歯茎は黒味がかりますし、体内にもタールが蓄積されていきます。

 

テレビなどで真っ黒な肺の写真見たことある方も多いのではないでしょうか?

 

そんなタールは、体内だけではなく壁や天井にはじまり洋服や家具にまで付着します。

 

付着した室内や洋服で過ごしていると残留するタールやニコチンが空気中を舞い、他の人にまで影響を及ぼしてしまうのです。

 

副流煙に気をつけているからOK!というわけではなさそうですね。

 

タールは、体内から部屋中まで汚してしまう困った物質なのです。

 

まずは使用する掃除用具4つをそろえよう

①ぞうきん2

水拭き用と乾拭き用それぞれ2枚使用します。

 

ヤニが付着したぞうきんは洗っても中々落ちないので使い捨てにしましょう。

 

100円ショップなどで3枚組で売っていたりしますし、家にあるいらないタオルを適当な大きさに切って代用するのも良いですね。

 

②スポンジやブラシ

食器専用スポンジやメラミンスポンジ、ナイロンブラシ、激落ちくんなどを用意してください。

 

メラミンスポンジは100円ショップなどにも売っていて手に入れやすいですし、必要な部分だけ使って捨てられるのが嬉しいですよね。

 

凹凸のある壁を掃除したい場合は不要になった歯ブラシなどを使うといいです。

 

③霧吹き

洗剤を入れるために使用しますが、こちらは霧吹きの中を洗えば別の用途にも使えると思います。

 

家に無い場合は100円ショップで購入するといいと思います。

 

④ゴム手袋

肌が荒れやすい人はゴム手袋必須です。

 

部屋が綺麗になったのに手が荒れてしまったなんて悲しいですよね。

 

ゴム手袋が無い場合はポリ袋などを手にかぶせて、輪ゴムや髪用ゴムでとめて代用するといいでしょう。

 

ただ、ポリ袋だとズレてしまうので、煩わしいかもしれません。こちらもできれば用意していただくと掃除がしやすいです。

 

壁紙のヤニの掃除方法

 

 

下記のいずれかひとつを用意してください。

 

①重曹を使ったヤニの落とし方

 

 

お掃除や料理に大活躍ということで大変流行った重曹ですが、ヤニを落とすのにも効果的なんです。

 

ドラッグストアや、100円ショップ(容器は小さめですが)などにも売っていて簡単に手に入れられますし、活用法が多数ある重曹はこの機会に購入してしまってもいいでしょう。

 

重曹は食塩水に二酸化炭素を加えることで作られていて、人の体にある物質なのでまったく害がありません。肌が弱い方にもオススメです。

使い方

1.お湯400mlと重曹200mlをよく混ぜ合わせます。

2.重曹を霧吹きに流し込み、ヤニが付着している箇所に吹きかけます。

重曹はヤニを落とすだけでなく消臭効果や静菌効果もあるので、一石三鳥ですね!

 

②漂白洗剤を使ったヤニの落とし方

 

 

漂白系洗剤は素材を白くするためのものなので、壁紙が白い場合のみ使用してください。

 

念のため壁の隅や、似たような素材のもので変色しないかどうか確認してから作業することをオススメします。

 

漂白系洗剤には「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の二種類あります。「塩素系漂白剤」はドラッグストアなどでもよく売られていますが、独特なツーンとした刺激臭があり漂白効果が高いものになります。

 

その分体への負担も大きいのが特徴で、使用する際は部屋の換気をしっかりと行い、手袋やマスクを装着しましょう。

 

使い方

1.漂白系洗剤を水で軽く薄めます。

2.上記を霧吹きに流し込み、付着している箇所に吹きかけます。

 

③セスキ炭酸ソーダを使ったヤニの落とし方

セスキ炭酸ソーダは炭酸ナトリウムと重曹でできたもので、高いアルカリ性を持ちます。

 

重曹よりもアルカリ性が強いため、重曹を使っても落ちなかった部分にだけ使用するといいと思います。

使い方

1.セスキ炭酸ソーダを水で軽く薄めます。

2.上記を霧吹きに流し込み、付着している箇所に吹きかけます。

  

壁や天井の掃除手順

 

掃除の手順

1.掃除したい箇所のホコリや塵を取ります。

ぞうきんで乾拭きしてもいいですし、届く範囲でしたら掃除機で吸ってもいいです。

2.霧吹きの中にいれた洗剤を掃除したい箇所に吹き付けます。

3.スポンジやブラシでこすり落とします。

この時、力を入れすぎてしますと素材を傷つける原因になりますので注意しましょう。

使用しているスポンジやブラシに汚れが付着してきたら水洗いして綺麗にしてください。掃除用具が汚れていると、汚れを広げてしまう原因になります。

4.掃除している箇所が綺麗になったら、水拭きと乾拭きをしてください。

洗剤でヤニが浮いてきたら、すぐに水拭きをしたほうが綺麗になります。あまり放っておくと浮き出てきたヤニがまた付着してしまうので、一定の範囲ずつ掃除を進めていくといいと思います。

 

ヤニ掃除の重要なポイント

①お湯を使いましょう

洗剤を薄める際も、ぞうきんで水拭きする際も水ではなくお湯を使うようにしてください。

 

お湯のほうが汚れを浮かすことに長けているので、お掃除が少し楽になります。

 

②洗剤は試し拭きしてからにしましょう

壁紙や天井が変色してしまったら、それこそ大惨事です。

 

大金を払って壁紙を張り替えなくてはいけません。

 

そんなことにならないために、前もって壁の隅や、似たような素材で試しぶきしてみましょう。

 

③異なった洗剤を重ね塗りしないようにしましょう

「重曹ではヤニが落ちなかったから、漂白系洗剤を重曹の上から重ね塗りしてみよう」などのチャレンジはしないようにしてください。

 

化学反応など、何が起こるかわかりませんので大変危険です。別の洗剤で試す場合は、ぞうきんで水拭きと乾拭きを行なってからにしましょう。

 

ヤニ汚れを防ぐ方法

①部屋の中で吸わない

春夏秋冬、ちょうど良い気温の日はあまりありませんが、少し頑張ってベランダに出て煙草を吸うようにしてはどうでしょう?

 

手間に思えるかもしれませんが、部屋中の壁や天井を掃除する大変さを味わうくらいなら・・・と新しい習慣を身に着けるのも手かもしれません。

 

②換気扇の近くで吸う

ベランダが無い方や、外に出て吸うことに抵抗がある方はキッチンの換気扇下などで吸うことを心がけましょう。

 

これだけでヤニの付着はだいぶ抑えられますよ。

 

③空気清浄機を使用する

至福の一服くらい好きなところで好きなように吸いたいですよね。その気持ち、とてもわかります。

 

そんな時に活躍するのは、空気清浄機です。

 

フィルターのお掃除以外手間がかからない上に、コンセントがあればどこにでも設置することが可能です。

 

まったくヤニが広がらないということはありませんが、無いよりは大分マシだと思います。

 

まとめ

・重曹がオススメ!値段もリーズナブルで別のお掃除にも使い回しが出来ますし、何と言っても体に害が無いことが安心ですね。

・試し拭きが大切!一度傷つけたり変色させたりすると大金を払って壁紙交換なんてことも・・・。そうならないために、壁の様子を見ながら慎重に掃除をしてください。

・ヤニは事前対策が大切!毎日の心がけ次第で、お掃除の手間が省けます。