机の汚れや傷付き防止から机にデスクマット(ビニールマット)を敷いている方も多いでしょう。
しかし、デスクマットは汚れが付着するとくすんだり、汚くなったりして見た目にも汚いですよね。
デスクをリニューアルした!
頑張る💪
デスクマットが汚いなぁ💦 pic.twitter.com/QtHHbkmZWJ— まゆ (@mayumayu48) May 20, 2019
@i_nn_gsgm 森永さん、先日はありがとうございました!頂いたポストカード相変わらず会社の机に飾ってあります(デスクマット汚い…すいません)これから忙しくなるので目一杯癒してもらいます! pic.twitter.com/O0modaiIUX
— たけ@寛政大学陸上競技部後援会電話番 (@karanakusi555) March 20, 2018
特に透明なデスクマットの場合、とても汚れが目立ちます。
汚くなってしまったデスクマットを綺麗にしようと思って汚れを拭いてみたけど、汚れが綺麗に落ちなかったという経験はありませんか?
今回は、『デスクマットの汚れの落とし方』についてご紹介していきます。
一般的に多く使用されている塩化ビニール製のデスクマットの掃除方法になりますので、困った際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
デスクマットの特徴とに汚れの種類とは?
デスクマットは、机を汚れや傷付きから守ったり、マットと机の間に書類を挟んで使用したりという役割があります。
オフィスやお子さんの勉強机、食卓でもよく利用されていますね。
デスクマットも種類がありますが、その素材は「軟質塩化ビニール」が採用されているものが多くあります。
耐久性、防水性にも優れている素材ですが、高い透明度なために汚れが付着すると目立つというデメリットもあります。
デスクマットを使用する環境にもよりますが、以下のような汚れが付着していることが考えられます。
デスクマットの汚れの種類
- ボールペン
- 鉛筆
- ペン
- マジック
- 油
- テープの粘着物質
- チラシや雑誌の印刷移り
次に、このような汚れを除去する方法について、詳しくご紹介していきます。
デスクマットの汚れの落とし方
①水拭きする方法
鉛筆汚れや付着したばかりの油汚れには、水拭きだけで落とすことが可能な場合があります。
【用意するもの】
✔ ティッシュペーパーまたはコットン
✔ 布巾
手順
- ティッシュペーパーまたはコットンを水で湿らせます。
- 汚れの部分を湿らせたティッシュペーパー(コットン)でこすります。
- 濡れ布巾で拭き取ります。
②台所用中性洗剤を使用する方法
比較的新しい油汚れは、台所用の中性洗剤を使用することで綺麗に汚れをとることができます。
【用意するもの】
✔ 台所用中性洗剤
✔ ティッシュペーパーやコットン
✔ 布巾
手順
- ティッシュペーパー(コットン)に洗剤を塗布します。
- 汚れの部分を、洗剤を付けたティッシュペーパー(コットン)でこすります。
- 濡れ布巾で拭き取ります。
③消しゴムを使用する方法
鉛筆汚れやペン、マジックなど付着したばかりの汚れは消しゴムで消すこともできます。
ただ、マットに消しゴムカスが残ると、新たな汚れのもとになるので注意しましょう。
【用意するもの】
✔ 消しゴム
✔ 布巾
手順
- 汚れている部分を消しゴムで消します。
- 布巾を濡らし、消しゴムカスを綺麗に除去します。
④メラミンスポンジやアクリルたわしを使用する方法
ナイロン製のスポンジではなく、汚れを研磨するメラミンスポンジやアクリルたわしは効果的に汚れを落とすことができます。
研磨することにより、マットに傷がついてしまうことがありますので、使用の際にはお気を付けください。
【用意するもの】
✔ メラミンスポンジ
✔ アクリルたわし
✔ 必要であれば中性洗剤
手順
- メラミンスポンジを使用する際は、メラミンスポンジを湿らせて汚れている部分をこすります。
- アクリルスポンジを使用する際も水気を含ませてこすり、汚れが取れにくい場合には台所用中性洗剤を併用して汚れを落とします。
⑤重曹やセスキ炭酸ソーダを使用する方法
様々な掃除に使用できる重曹やセキス炭酸ソーダを使用するのも一つの方法です。
アルカリ性なので油汚れやたんぱく質の汚れを落とすのに効果的です。
【用意するもの】
✔ 重曹(セキス炭酸ソーダ)
✔ スポンジ、アクリルたわし
✔ 布巾
手順
- 汚れの部分に重曹やセキス炭酸ソーダを塗布します。
- 時間の経った汚れの場合は、水を足してペースト状にして放置します。
- スポンジでこすって汚れを落とします。アクリルたわしを使用すると効果的です。
- 汚れを濡れ布巾で拭き取ります。
⑥消毒用エタノールを使用する方法
雑誌や広告の印刷物のインクが色移りした際や時間が経過した油性ペンのインクの汚れはなかなか取れませんよね。
そんなときは消毒用エタノールが効果的です。
消毒用エタノールはインクを溶かす性質があります。薬局など比較的簡単に購入できます。
【用意するもの】
✔ 消毒用エタノール
✔ ティッシュペーパーやコットン
✔ 布巾
手順
- ティッシュペーパーやコットンにエタノールを染み込ませます。
- 汚れの部分に塗布し、こすります。
- 濡れ布巾で拭き取ります。
⑦シール剥がし剤を使用する方法
テープが貼りついたあとのべたつきや、しっかり貼りついたシールはなかなか剥がれませんよね。
そんなときは市販のシール剥がし剤を使用するもの効果的です。
ネットやホームセンターで購入することができます。
シール剥がし剤の使用方法はメーカーにより異なりますので、使用方法や注意点をよく確認のうえ使用するようにしましょう。
※デスクトップの素材によっては、表面を溶解させ、白化する恐れもありますので、注意が必要です。どこか目立たない場所で試し、問題がないようであれば、試してみましょう
デスクマットの汚れを落とす際の注意点
①汚れがついたらすぐに汚れを落とす
デスクマットには様々な汚れが付着します。
どんな汚れでも長時間放置すると、色素や汚れがマットに定着して汚れが落としにくくなります。
マットが汚れてしまった際にはすぐに処理をすることで汚れを落としやすくなります。
汚れが付いた場合は、こまめにお掃除しておくことが大切です。
②デスクマットを傷つけないように注意が必要!
メラミンスポンジや重曹には研磨する作用があるので、こすりすぎることでマットに細かな傷をつけることになります。
傷付いた部分はくすんだり、汚れが付着しやすくなったりすることもありますので使用する際には注意しましょう。
また、薬剤を使用する際もマットを傷める可能性がありますので、目立たないところで一度試してから使用することをお勧めします。
③シンナー・除光液・ベンジンの溶剤はNG!
最初にも述べた通り、透明のデスクマットの素材は「軟質塩化ビニール」です。
この塩化ビニール素材には、シンナー・除光液・ベンジンなどの溶剤を使用すると、マットが溶解し白化してしまう恐れがあります。
塩化ビニール素材への使用は避けるようにしましょう。
④薬品を使用する際は使用方法をよく読んでから使用する
ベンジンやエタノールなどの薬品を使用する際には、注意書きをよく読み使用するようにしましょう。
呼吸器に影響を与える場合もありますので、呼吸器系の疾患や喘息のある方は使用を控えるようにしましょう。
健康な方もかならず換気を行ってから使用するようにしましょう。
まとめ
まとめ
✔ デスクマットはインク、油、テープなど様々な汚れが付着しやすく汚れが蓄積することで汚れを落とすのが困難になる。
✔ 汚れが付着したらすぐに掃除することが大切。
✔ 付着したばかりの汚れは水拭きや台所用の洗剤で簡単に汚れを落とすことが可能である。アクリルたわしやメラミンスポンジを使用すると効果的。
✔ メラミンスポンジや重曹には研磨作用があるため、マットを傷つける可能性があり注意が必要である。薬品を使用する際にも変色に注意する。
✔ 汚れが落としにくい場合にはエタノールやシール剥がし剤などの薬品を使用すると効果的であるが、使用する際には使用方法や注意書きをよく確認し、換気をしてから取り扱うことが大切である。