外出中に「犬の糞を踏んでしまった…!」なんて経験はないでしょうか?
ウォークまじりの7㎞ラン終了!\(^^)/
ランシューで犬のふん踏んだっぽくて、家の中に入れられない。どーしよう。溝をに入ったふん何でとろう、割りばしか、、 pic.twitter.com/ndeuON5Z5e— ツナ (@ragacharina) May 27, 2015
犬のふん3回くらい踏んだ。。 pic.twitter.com/gYt79Vq23g
— コシミズカヨ (@kayo_ksmz) May 11, 2015
あのグニュっという感触。想像するだけで鳥肌が立ってしまいますし、気分もガタ落ちですよね。
帰宅中のできごとならまだしも、お出かけの途中や仕事へ向かう途中なんて時には最悪です。
犬の糞は靴に付着するだけでなく臭いも残るので大変です。
そこで今回は、『靴についた犬の糞の落とし方』、出先でもできる応急処置や臭いの取り方についてご紹介していきます。
お困りの際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
犬の糞がついたら大変!衛生的にすぐに対処しよう
犬の糞を踏んでしまったら、ショックで精神的にも動揺してしまいますよね。
臭いもある犬の糞。できれば早めに汚れを落としたいものです。
飼い犬の糞の場合、病原菌があることは少ないかもしれませんが、野良犬の糞の場合、どんな寄生虫や病原菌が糞に混じっているかわかりません。
家に持ち帰り、お子さんやご家庭で飼われているペットに感染してしまっては大変ですので、犬の糞がついたら必ず早めに対処しましょう。
また、糞を処理する時には衛生面にも注意が必要ですので、手袋やマスク等の着用を心がけましょう。
ここからは犬の糞の落とし方について説明していきます。
出先でもできる!応急処置をご紹介
帰宅途中であれば、自宅に帰ってから処理することも可能ですが・・・
「これから出かけなければならない場合」
「出勤の途中であるという場合」
にはそのままの状態で出かけることはできませんよね。
ここでは、出先での靴に付着した犬の糞の処理方法について紹介していきます。
①水や飲み物で洗い流す
犬の糞を踏んでしまった際には、すぐに汚れを落とすことが効果的です。
そのまま歩き続けると、靴裏の溝に糞が入り込み、取れにくくなってしまいます。
近くに公園があれば水をペットボトルなどに入れて洗い流すのが良いでしょう。
水をくむ場所がない時はコンビニや自販機のお水を購入するのも良いですね。
水で落とす際は、靴の中まで濡らしてしまわないように注意が必要です。
②近くにコンビニやお店がある場合
近くにコンビニやお店など日用雑貨が手に入る場合は、少し物品を購入して処理する方法もおすすめです。
【用意するもの】
✔ 歯ブラシ(歯磨き粉)
✔ ウェットティッシュ
✔ 水
✔ ゴム手袋(ビニール手袋)
✔ ビニール袋
手順
- 手に糞が付着するのを防ぐためにゴム手袋やビニール手袋があれば購入し着用します。
- 靴を脱ぎ、水をかけて取れるだけ糞の汚れを落とします。
- 靴底の溝に入った糞を歯ブラシでこすり、水で洗い流します。
- 歯磨き粉が一緒に購入できる場合は臭い取りにもなるのでおすすめです。
- ウェットティッシュで拭き取ります。
- ごみはビニール袋で包みましょう。
③木の棒や草を使用する
近くにコンビニやお店が見当たらない場合は、木の棒や草を利用して汚れを落としましょう。
他の人が踏まないところやの手の触れないところで作業するようにしましょう。
靴についた犬の糞の落とし方
応急処置しただけでは、完ぺきに靴は綺麗になりませんので、家で念入りに洗うことをおすすめします。
【用意するもの】
✔ ゴム手袋
✔ トイレットペーパー
✔ 不要な歯ブラシ(たわし)
✔ 靴洗い洗剤
✔ 布巾
手順
- 衛生面を考慮してゴム手袋を着用します。
- まだ除去できる糞が付着している場合にはトイレットペーパーで拭き取りトイレットペーパーで流します。
- ある程度汚れが落とせたら、お風呂場や外の洗い場などの場所で歯ブラシでこすりながら流水で汚れを落とします。
- 通常の靴洗い用の洗剤を塗布し、歯ブラシやたわしでしっかりと洗い、洗浄します。
- 不要な濡れ布巾で靴裏をしっかりと磨きます。
- 陰干しして靴をしっかり乾かします。
- 衛生面には要注意!
犬の糞の処理をする際には、ゴム手袋やビニール手袋を着用して処理するようにしましょう。糞の中に寄生虫や病原菌が含まれている場合があります。
- 靴の素材に合わせたお手入れを!
靴の素材によっては水濡らし不可のものや洗剤で素材を傷めてしまうものもあります。お手入れする際には靴の素材にも気を付けてお手入れするようにしましょう。
【CHECK!!】洗面器(+スーパーの袋)の中で作業する方法
家の外に洗い場がなく、家の中のお風呂場で洗うのにはちょっと衛生的に気になるという方はこちらの方法がおすすめです。
【用意するもの】
✔ 洗面器(またはバケツ)
✔ スーパーの袋(ゴミ袋)
✔ トイレットペーパー
✔ お湯
✔ 漂白剤
手順
- 洗面器(またはバケツ)にスーパーの袋やビニールをかぶせます。(気になる方は袋を2重にしてください。)
- 袋の中にお湯をためます。
- 靴に付いた糞はあらかじめトイレットペーパーで除去しておきます。
- 糞の付着部分がお湯に浸かるように靴を付けておきます。
- 汚れが浮いてきたら、歯ブラシでこすって落とします。
- 通常の靴洗い用の洗剤を塗布し、歯ブラシやたわしでしっかりと洗い、洗浄します。
- 綺麗な水に変えて漂白剤も入れます。
- 汚れていた部分を漂白剤につけて、水で洗い乾燥させます。
まだ臭いが取れない!おすすめの対処法
綺麗に犬の糞を除去しても臭いが残ってしまうことがあります。
玄関先に犬の糞の臭いが残ると不快ですよね。履いて出かけても周りの反応も気になります。
ここでは、犬の糞が付着した後の臭いの取り方について紹介していきます。
①消臭スプレーを使用する
臭いが取れない場合は、消臭スプレーを使用するのも効果的です。
ペットをご自宅で飼われている方は、ペット用の消臭スプレーが効果的です。
除菌効果も期待できるものもあるのでおすすめです。
②柑橘類の皮を使用する
みかんやレモンの柑橘類の皮には消臭成分が含まれています。
皮に含まれる酸性の成分であるクエン酸がアルカリ性の臭いを消臭する効果があります。
靴の裏に柑橘類の皮をこすりつけて使用しましょう。
③酢を使用する
お酢にもアルカリ性に対しての消臭効果があります。お酢の持つ酸性の性質が臭いを分解してくれます。
使用方法はお酢を薄め(5倍程度)不要な布やティッシュにお酢を染み込ませて拭き取るだけでOKです。
お酢の臭いが残りますが、しばらくおいておくと臭いが取れます。
④靴専用洗剤ズックリンで洗う
ネットやホームセンターなどで購入できるズックリンという靴洗浄剤も効果的です。
洗剤では落ちないような頑固な汚れや臭いも落とすことができます。
蛍光剤入りなので、色落ちが心配な場合は使用を避けましょう。
⑤コーヒーの出がらしを使用する
コーヒーの出がらしにはアンモニア臭に対する消臭効果があります。
コーヒーの出がらしは酸性でアルカリ性の臭いを分解、消臭してくれます。
コーヒーを入れたあとの水分が含まれた出がらしを靴裏に塗布し、こすると効果的です。
必見!守りたい大人のマナーとNG行動
①犬の糞汚染を広げない!
犬の糞を踏んでしまった場合、誰でも慌ててしまうものです。
一刻も早く取り除きたいですよね。
しかし、その糞をのけるために、道路にこすりつけて糞汚れを広げてしまうような行為はやめましょう。
他の人がまた同じように糞を踏んでしまったら大変ですよね。
また、靴を洗う道具をそろえようとスーパーやコンビニに入店する際も店内を汚してしまわないように気を付けるようにしましょう。
店内のマットに糞をこすりつけるのは絶対に避けるようにしてください。
②使用した道具の後片付けはしっかりと!
靴に糞が付着してしまったら応急処置として、様々な道具や木の棒が役に立つと紹介しました。
使用した後の道具はきちんと片づけをして持ち帰り、処分しましょう。
小さなお子さんが何もわからず触れてしまうことも考えられますので、適切な対応を心がけましょう。
③糞が付着したままのコインランドリーの使用は避けよう
糞の処理をするのは気持ちが良いものではありませんよね。
だからと言ってコインランドリーの靴専用洗濯機に糞の付着した靴をそのまま入れることは絶対にやめましょう。
次に使う方のことを考えた使用方法で使用するようにしましょう。
まとめ
まとめ
✔ 靴に付着した糞が靴に付着した際には応急処置として木の棒や草を使用できる。コンビニで洗浄道具をそろえることも可能である。歯ブラシや歯磨き粉、手袋などが便利。
✔ 出先で糞の処理をした際には使用した道具をその場に捨てるのではなく、きちんと片付けて持ち帰るようにしましょう。
✔ 自宅で洗浄する際には、歯ブラシや靴用の洗剤で洗浄するのが綺麗に汚れを落とせるおすすめの方法。
✔ 外に洗い場がなく、室内に糞の付いた靴を持ち込みたくない場合にはバケツや洗面器にビニール袋をかぶせ、お湯で洗うことで外での洗浄が可能。
✔ 臭い取りには消臭スプレー、柑橘類の皮、酢、靴用洗剤ズックリン、コーヒーの出がらしが効果的。靴の素材を確かめたうえで洗浄するようにする。
✔ 靴に糞が付着した際には慌てず、その場にこすりつけて糞の汚染を広げるような行為は避け、周りの方が後で不快な思いをしないような方法で処理することが大切。