ティンバーランドは性別や年齢に問わず人気のアウトドア・シューズブランドですよね。
その中でもイエローブーツは購入したことがない人もすぐに思い浮かぶほど人気です。
しかし、独特な質感のレザーであるが故に汚れが落ちにくく、目立ちやすいのが難点でもあります。
このティンバーランドを履いて自転車漕いでたら黒い汚れが着いたんだけど落とし方知ってる人いますか? pic.twitter.com/GQDqlmYa
— しばたゲンタマイシン (@199gsg) January 24, 2013
購入したばかりなのに部分的に味が出ているわけではない汚れがついてしまうと気分も下がってしまいますよね。
そこで今回は、『ティンバーランドについた汚れの落とし方』についてご紹介していきます。
目次
簡単!!ティンバーランドの汚れの落とし方
①スエード用消しゴム
文房具の消しゴムではなく、スエード生地専用の消しゴムというものが販売されているので、その消しゴムを使用することで汚れを落とすことができます。
使用方法もこするだけですので、誰にでもできるとても簡単な方法と言えます。
スエード用消しゴムはシューズショップやネット通販などで購入することができますので、近くに売っているお店がなくても通販で取り寄せることができます。
【用意するもの】
✔ シューズ用ブラシ(毛の柔らかいもの)
✔ スエード用消しゴム
手順
- ブラシで優しくブラッシングして表面の汚れを軽く落としましょう。
- スエード用消しゴムで優しく汚れ部分をこすります。
- 汚れが落ちたら、さいごにブラシでもう一度ブラッシングすれば完了です。
注意点としては、消しゴムでこする際、強い力でこすってしまうとレザーが傷んでしまう原因になりますので、力を入れずに優しくこするようにしましょう。
▼おすすめのスエード素材用消しゴム
②砂消しゴム
砂消しゴムと聞いて知らない人もいるかもしれませんが懐かしいと感じる人もいるのではないでしょうか?
一時期ボールペンで書いた文字も綺麗に消すことができると評判で重宝された文房具です。
通常のゴム製の消しゴムとは違って、砂消しゴムは削ることでボールペンのインクを消してくれるような商品です。
そのため、ティンバーランドについた汚れもボールペンのインクのように削り落としてくれる効果があります。
文房具屋さんやホームセンター、100均などでも購入することができますので、専用のものを購入するよりも安価で済むのもいいところです。
【用意するもの】
✔ シューズ用ブラシ(毛の柔らかいもの)
✔ 砂消しゴム
手順
- ブラシで表面を軽くブラッシングして汚れを軽く落としましょう。
- 砂消しゴムで特に汚れている部分を優しくこすります。
- さいごに、ブラシで優しくブラッシングすれば完了です。
注意点としては、砂消しゴムは非常に固く力を入れてこすってしまうと、汚れどころかレザーを痛めつけてしまうことになってしまいます。
使用する際は優しく円を描くようにこするようにしてください。
③サンドペーパー
サンドペーパーは粗さを選べるので、自分の一番使いやすいものを使って汚れを削り落とすことができます。
しかし、あまりにも粗いものを使用するとレザーを痛めつけてしまいますので、あまり粗くない「中くらいの粗さのもの」を使用するか、細かいものを使用して少しずつ汚れを削るようにすることをお勧めします。
【用意するもの】
✔ ブラシ
✔ サンドペーパー
手順
- ブラシで優しくブラッシングして表面の汚れを落としましょう。
- サンドペーパーで木になる汚れの部分を優しくこすります。
- さいごに仕上げにブラシでもう一度ブラッシングすれば完了です。
④スエードシャンプー
スエード用シャンプーは専用のものとして作られているため、脂を摂りすぎることなくしっかりと汚れを落としてくれます。
しばらくシャンプーを混ぜたぬるま湯の中につけておくことで汚れを浮かし落としやすくしてくれます。
【用意するもの】
✔ スエード用シャンプー
✔ ぬるま湯
✔ 桶
✔ 歯ブラシ
手順
- 桶にぬるま湯を入れスエード用シャンプーを少量混ぜます。
- 靴を入れ染み込むまで少しつけておきます。
- 歯ブラシを使ってきになる汚れ部分を優しくこすります。
- ぬるま湯を入れ替えて泡がなくなるまでしっかりと流します。
- 日陰で干してしっかりと乾燥させましょう。
注意点としては、水に濡れてデリケートな状態になったレザーは傷みやすくなっていますので、歯ブラシでこする際に力を入れすぎないようにしてください。
また、乾かす時は天日干しではなく日陰で干すことでレザーが劣化してしまうのを防ぐことができます。
▼おすすめのスエードシャンプーセット
⑤クリーニング屋さんにお願いする
- 汚れが頑固でなかなか落ちてくれない場合
- 下手に自分で手入れしてダメにしてしまうのは嫌だと思う場合
は、レザー製品も対応してくれるクリーニング店にお願いしましょう。
クリーニング店は汚れを落としてくれるのはもちろんのこと、しっかりと素材にあった方法で洗浄してくれますので、お気に入りのティンバーランドを痛めてしまうことなく綺麗にすることができます。
しかし、レザー製品や靴を取り扱ってくれる店舗を探さなくてはいけませんし、持って行って預けてまた取りに行かなくてはいけないという手間はあります。
また、クリーニング店に出したからと言って新品同様で戻ってくるかどうかは汚れ具合によっても変わりますので、確実に綺麗になって返ってくると過度に期待をしないようにしましょう。
ティンバーランドの汚れを落とす時に使ってはいけないもの
①食器用洗剤
食器用洗剤は油汚れなども綺麗に落としてくれるので、油がついてしまった場合に効果的ではないかと思うかもしれません。
しかし、レザーは油を多少含んでいないと良い状態を保つことができないため、食器用洗剤を使用してしまうと必要な油も一緒に落としてしまうことになり、せっかくのティンバーランドがダメになってしまう可能性があります。
②ボディーソープ
汗でベタベタになった体をさらっとさっぱりした状態にしてくれるボディーソープ。
こちらはレザーに必要な油も全て落としてしまうため、使うのは避けるべきアイテムです。
革製品は人間の体と違って油分を自分で生成することはできませんので、一度油を落としてしまったら元に戻すことは極めて困難と言えます。
油分を全て落としてしまうと皮が硬くなってしまい、表面が割れてきてしまう可能性もありますので、使わないようにしましょう。
ティンバーランド専用のクリーニングキットを活用する!
ここまで、なるべく安価で誰にでも挑戦できるようなものをご紹介しました。
しかし、実はティンバーランドから専用のクリーニングキットも販売されています。
専用に作られていますので、下手にレザーを痛めてしまうこともなく、安心して使用できます。
セット販売されているものもあれば単品販売もされていますので、一式買うのはもちろんのこと、必要なものだけ購入することもできます。
購入してすぐや日々のケアが大切!
ティンバーランドはレザーでできているため、油などの汚れが染み込みやすく、1度汚れてしまうと新品のような状態に戻すのは非常に困難です。
そのため、購入したらまずは履いてお出かけではなく、しっかりと事前のケアをしておくことでティンバーランドに汚れをあまりつけずに履き続けることができます。
また、購入してすぐだけではなく、日々ケアをしてあげることでレザーに味を出しながらも綺麗な状態を保つことができます。
購入してすぐや日々のケアは心がきましょう!
①防水スプレー
レザー用品は汚れが染み込みやすいため、履く前にしっかりと防水スプレーを振っておくことで、雨を弾いてくれるのはもちろんのこと、汚れも弾いてくれるので汚れにくくなります。
レザー以外にも普段履くスニーカーなどにも振っておくと綺麗な状態を保ちやすくなりますのでオススメです。
しかし、防水スプレーは1度振ったら一生ものというわけではありません。
そのため、履く頻度にもよりますが、週に1度、少なくても月に1度くらいは振り直す必要があります。
また、スエードに使用できるかどうかを確認してから使用するようにしてください。
②ブラッシング
履く前や防水スプレーを振る前、脱いだ後などにブラッシングをしてあげるだけでも、ホコリや細かい砂などを落とすことができるので汚れにくくなります。
ティンバーランドは特にレザーの質感が独特であるため細かい砂や埃がつきやすくなってしまいます。
そういった埃などを放っておくと水や油が埃に染み込んで汚れてしまう原因になってしまいますので、履いた日のお手入れとして取り入れることをお勧めします。
③陰干しをして風通しの良い場所で保管する
汚れても嫌ですが、一番厄介で嫌なのはカビが生えてしまうことではないでしょうか?
レザー製品などは特に保存環境が悪いとカビが生えてしまう可能性があります。
そうなると汚れ云々の問題ではなくなってしまいます。
そのため、日々のケアとして履かない日の昼間など、天気のいい時に陰干しをして保管する際は、風通しの良い場所に置くようにすることでカビが生えないようにすることができます。
雨に濡れてしまった時もレザーは乾きにくいため、しっかりと乾かすようにしましょう。
まとめ
まとめ
✔ 素材にあった専用の消しゴムが販売されている。
✔ ホームセンターや100均で購入できるものでも綺麗にできる。
✔ ティンバーランド製のクリーニングキットも販売されている。
✔ 自分で落とせないような頑固すぎる汚れはクリーニングに出すのも効果的。
✔ ボディーソープや食器用洗剤は油分を落としてしまうのでオススメできない。
✔ 日々の手入れでも綺麗に保つことができる。