【洋服の肩についている紐は切っていい?】紐の役割は!?切らない方が良いケースについて

 

海外ファストファッションによく見られる「洋服の肩部分についた謎の紐」。

 

この謎の紐の存在に疑問を持つ方は少なくないと思います。

 


オフショルダーなどにも多くついていることから、肩紐として使用するのかと思った人もいるのではないでしょうか。

 

しかし、肩紐にするにはあまりにも不格好であり、長さも微妙であることから何に使うものなのかわからなくなりますよね。

 

また、オフショルダー以外にもTシャツやボトムスについていることも多くあります。

  • この紐はなんのために使うのか?
  • 残しておくべきなのか?
  • 切ってしまっても問題は無いのか?

など疑問に思った人も多いはず。

 

 

そこで今回は、洋服の肩に付いている紐は切っても問題ないのか、どういう役割なのかをご紹介します。

 

洋服の肩についている紐の役割は2つ!

 

1番に気になるのはなぜ肩の部分に紐がついているかだと思います。

 

この紐はただの紐ではなく、「ハンガーループ」と呼ばれる超便利なアイテムなんです。

 

役割は以下の通りです。

 

①干す際に気になる型崩れを防止できる

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洗濯して干した時に肩の部分にハンガーの跡がくっきりと残ってしまったり、ずれ落ちてしまわないようにつけた洗濯バサミの跡が残ってしまったことがある人も多いはず。

 

そんな時にこのハンガーループは大活躍してくれます。

 

ハンガーループは名前に「ハンガー」とついていることでわかった人もいるかもしれませんが・・・

 

洗濯して干す際などにこのハンガーループをハンガーにかけて干すことにより、洋服を直にハンガーにかけて干す必要がなくなります。

 

そのため、洋服の肩部分にハンガーや洗濯バサミの跡をつけることなく干すことができます。

 

②場所を取らずに干すことができる

「ac 写真 小さな部屋」の画像検索結果

 

洋服を干す際にハンガーが足りなかったり、場所が狭くて干せなかった経験がある人も多いのではないでしょうか?

 

せっかく洗ったのに干せないとなると雑菌が繁殖してカビが生えてしまったり、嫌な匂いが残ってしまったりといいことは一つもありませんよね。

 

そんな時にこのハンガーループをうまく活用することであまり場所を取らずに洗濯物を干すことができます。

 

方法もハンガーを使わずにそのままループをS字フックなどの引っ掛けられる場所にかけておくだけですので、一人暮らしでハンガーをあまり持っていない人や、緊急で洋服を乾かしたいときなどにも活躍してくれます。

 

 

ハンガーループは残しておいたほうがいいのか?

 

紐の役割はわかりましたが、それでも必要ないと思う人もいるはずです。

  • 型崩れなんて気にしないからそのまま干してしまう!
  • ハンガーや洗濯バサミの跡がついてもアイロンかけるから問題ない!

という方ももちろん多いでしょう。

 

 

では、ハンガーループは切ってしまっても支障がないのでしょうか?

 

結論から言うと、「切っても大きな問題はないが、極力切らないべきである」と言えます。

 

理由として、ハンガーループを使用することで干した後にアイロンなどを使用しなくても、ハンガーや洗濯バサミの跡を未然に防ぐことが出来るため、手間が少なく済むからです。

 

また、ハンガーループは洋服の首周りの型崩れを防いでくれます。

 

2本ではなく1本だけハンガーループがついている洋服を見たことがある人も多いと思います。

 

この1本だけついているハンガーループは干すためはもちろんですが、1番の役割として首周りが伸びてしまったり、形が崩れてしまうのを防いでくれています。

 

そのため、首元が伸びやすいニット素材の洋服などにハンガーループがついている場合は外さずにそのまま着用することをオススメします。

 

クリーニングにだす洋服はハンガーループは残しておこう!

 

出来るだけ残したほうがいいのはもちろんなのですが、どうしても邪魔で切ってしまいたい人もいると思います。

 

もちろん、切った時のデメリットを理解した上でも切りたいという場合は、切ってしまっても大きな問題はありません。

 

しかし、クリーニングに出すような素材の洋服などについている場合は、切らずに残しておくことをお勧めします。

 

理由としては、クリーニング屋さんが困ってしまうから。

 

クリーニング店は複数人の洋服をたくさん預かって綺麗にしているお店ですので、干す場所もかなり広い範囲必要となってしまいます。

 

しかしながら、そこまで広いクリーニング店はあまり多くはありません。

 

そのため、クリーニング店で綺麗にした洋服を干す際にはこのハンガーループを活用して干しているお店が多くあります。

 

そのハンガーループを切ってしまった状態でクリーニングに出してしまうと、クリーニング店の人が干す際に困ってしまうという事態になりかねないのです。

 

もちろん、切ってしまったからといって綺麗になって帰ってこないわけではないですが、クリーニング店の人への考慮として残しておくことをお勧めします。

 

ハンガーループを残しておく時の注意点

 

ここまで残しておくべきかどうかなどご紹介してきましたが、ハンガーループを残したまま洋服を着た時に気をつけなければいけないことがあります。

 

それは、「下着が見えていると勘違いされやすい」ということです。

 

肩に1本ずつついているハンガーループの時によくあることですが、ハンガーループは干すために作られているので、かなりゆとりを持った紐がついている状態になっています。

 

そのため、洋服の中にしっかりとしまったつもりでも動いているうちに紐がどんどん上がってきてしまうことがよくあります。

 

そうすると胸元や鎖骨周りが空いた洋服の肩部分から見えてしまうことがあります。

 

せっかくおしゃれをしたのに下着の紐が丸見えになっているように見えてしまうのは残念ですよね。

 

対策としては、「こまめに気にして直すようにする」というのが一番です。

 

しかし、何度も直しているだけでも下着を直しているように見えてしまう人もいるかもしれませんので、その点も注意しましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 洋服の肩部分についている紐はハンガーループという名称がある。

 

 洋服にハンガー跡を残さずに干すことができる便利アイテムである。

 

 干す場所が少ない時でも引っ掛けるだけで干すことができる。

 

 切ってしまっても構わないが出来るだけ残しておくことがお勧め。

 

 洋服によっては切ってしまうことで型崩れを起こしてしまう。

 

 クリーニングに出すような洋服は残しておいたほうがいい。

 

 ハンガーループが洋服から見えてしまうと下着と勘違いされる可能性がある。