【すり鉢の洗い方】超簡単!!すりこぎ(棒)もキレイに!カビが発生した時の対処法も紹介

 

ゴマを擦ったり、離乳食を作る時に活躍するのが、すり鉢とすりこぎの棒です。

 

便利に使ったあと、すり鉢の溝に残った汚れはどう落としたらいいのでしょうか?また、これらは汚れが落ち切れずにカビが発生する可能性が高いのも事実です。

 

 

すり鉢に汚れを残さない洗い方で黒カビの発生を抑える必要があります。

 

今回は『すり鉢とすりこぎ(棒)の洗い方』をご紹介していきます。すり鉢についた汚れでお困りの方はぜひ今回ご紹介する方法をお試しください!

 

すり鉢の洗い方

 

すり鉢についた汚れは、ひどい油汚れでなければお湯や熱湯で簡単に洗い流すことができます。

 

また、油汚れがひどい場合や脂っこい汚れが付いた時に台所用洗剤を使用しましょう。

 

【用意するもの】

✔ たわしやナイロンスポンジ

✔ 歯ブラシやササラ、爪楊枝

✔ 布巾

手順

  1. すり鉢を使い終わったら、すぐにお湯につけて、すり鉢に残った汚れをふやかします。
  2. 汚れが浮いてきたらお湯を捨てます。
  3. たわしやナイロンスポンジで大まかな汚れを除去します。
  4. 一度すすいで汚れを落としたら、溝の汚れを歯ブラシやササラ、爪楊枝で取り除きます。
  5. 細かい汚れをとったらすすぎます。
  6. 消毒したい場合、すり鉢に熱湯を注いで熱湯消毒にして、お湯を捨てます。
  7. 布巾などでしっかり水分をふき取ります。
    (※黒カビの発生を防ぐため水分が残らないようにすることが重要です)

 

すり鉢を洗うための道具はいろいろ

すり鉢を洗う前に、洗う道具をご紹介します。

 

お手持ちのすり鉢に合った道具を見つけてください。

 

おすすめの道具

 

  • たわし

すり鉢を洗うのに適している硬さとサイズです。金属製のたわしはすり鉢を傷つけるので使用しないようにしましょう。すり鉢で大まかな汚れを取るのに利用されることが多いです。

 

  • 歯ブラシ

たわしなどでは取り切れなかった汚れを歯ブラシでこすって取ります。離乳食で使用するすり鉢の場合、使い捨ての歯ブラシを使うなど、道具の清潔さにも気を使うといいでしょう。

 

  • 竹ササラ

中華鍋を洗う道具として知られていますが、細く割いた竹がすり鉢の溝の汚れをかきだしてくれます。欠点は使い終わった竹ササラのお手入れに気を付けないと、竹ササラにカビが発生することがあることです。

 

  • 爪楊枝

竹ササラの使い勝手を、爪楊枝で代用するアイディアです。一本一本で細かい所を掃除するのにも使用しますが、数本まとめて輪ゴムでとめてササラ状にして使用します。使い捨てにできますので、毎回清潔に使えますし、お手入れもいらないので、オススメです。

 

 

すりこぎの洗い方

 

木製のすりこぎ棒は、汚れがすりこぎ内部に沁み込みやすいので、使う前のちょっとしたコツを覚えておきましょう。

 

それは・・・使う前に、水分ですりこぎ棒の表面を湿らせること。

 

こうすることですりこぎの油分と水で表面がコーディングされた状態になって、食べ物などがすりこ木内部に侵入するのを防ぐ役目を持たせることができます。

 

それでは、正しいすりこぎ(棒)の洗い方をご紹介していきます。

【用意するもの】

✔ やわらかいスポンジ

手順

  1. 使い終わったら、水に漬けて汚れをふやかします。
    (※ただし、長時間の浸水は避けてください。黒カビの発生や加湿によるヒビの原因になります。)
  2. やわらかいスポンジで汚れを洗い流します。
  3. すすいで、しっかり乾燥させましょう。

    (※乾燥は、縦にしないで横にします(縦ておくと棒の内部で水分が長く残りやすい)。横にした下の部分も空気が通るようにすることが、しっかり乾かすポイントになります。)

 

すり鉢&すりこぎにカビは生えてしまった時の対処法

すり鉢のカビを取る方法

すり鉢にカビが生えてしまった場合は、『台所用塩素系漂白剤』を使用しましょう。

【用意するもの】

✔ やわらかいスポンジ

手順

  1. すり鉢の中で水と台所用塩素系漂白剤を入れ混ぜます。
  2. しばらく放置して黒カビがとれていることを確認しましょう。
  3. 残っていたらたわしなどの道具でこすり落としましょう。
  4. すすいでから、水分をしっかり拭い取ります。

 

すりこ木棒のカビを取る方法

〇表面だけの場合

表面を水だけで濡らしてから、中性洗剤で洗い落としてみましょう。すすぎ、乾燥はしっかり行ってください。

 

〇洗っても落ちなかった場合

紙やすりを用意します。すりこ木棒が乾いた状態で、カビの発生部分を削り落としましょう。紙やすりで削っても、カビが発生する状態でしとカビの根がすりこぎの内部に深く入り込んでいますので、新しい物に取り替えてください。

 

すり鉢は「天日干し」しよう!

 

すり鉢は、天日干しで日光消毒をするのがおすすめです。

 

天気の良い日に日光にあてて消毒乾燥後、溝に埃がつかないように裏返して収納しましょう。

 

すりこぎ棒は、天日干しでヒビ割れの原因などになることがありますので、過度に日光に当てることはオススメできません。

 

まとめ

まとめ

 

✔ すり鉢は使ったら、水に漬けて汚れを浮かせた後、たわしで大まかに汚れを取りましょう。残った汚れはササラや爪楊枝などでこすり取って、すすいで、しっかり乾燥します。

 

✔ すりこぎ棒は、使用前に水で湿らせて水気を切ってから使います(コーティングの効果になります)。使い終わったら、水に漬けて(ただし長時間の浸水はやめてください)、スポンジなどやわらかいもので洗います。すすいで、水をぬぐい取ったら、横にして下も通気の良い状態で乾燥します。

 

✔ 台所用洗剤は、油汚れのひどい時のみの使用に抑えます。

 

✔ 黒カビが生えた時、すり鉢は塩素系漂白剤に漬けて黒カビをとります。除去後、天日干しで日光消毒もオススメです。すりこぎ棒にカビが生えてしまった場合、洗剤で洗ったり、紙やすりをかけたりして取り除きます。これでも取り切れなかった場合は、カビの根が深く内部まで浸透してしまっているので、取り替えてください。

 

 

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