
カーペットの上に座ってメイクをしていた時、手が滑って「アイシャドウが落ちてしまった…」なんてことあります。
残りが少なくなったアイシャドウって割れちゃうじゃない?あれがカーペットに落下して、とるのに失敗して崩れてカーペット汚れて朝からテンションガタ落ちした…やっちまった… pic.twitter.com/kpFNNU9mQ4
— みんこ@大人女児 (@mimiko__matsuko) March 8, 2018
今日の惨劇。先週買ったばっかのカーペットさまが黒のアイシャドー落としたばっかりにこんな有り様、、、 pic.twitter.com/iacssXbe4f
— Saku (@3sa2kuI) October 11, 2013
しかし、メイクをしている時は外出前のことが多いので大抵時間がないですよね。
カーペットに落としたアイシャドウは、帰ってから掃除しようと思っていると、なかなか落ちないシミになってしまうこともあります。
落としただけでもショックなのにカーペットにまでシミがついてしまうとダブルで悲しくなってしまいます。
そんな悲しい気持ちにならないためにも、今回は『カーペットについたアイシャドウの落とし方』をご紹介します。
いざという時のために知っておいて損はないカーペットについたアイシャドウの落とし方。ぜひチェックしてみてください!
目次
作業前に確認しておきたい注意点
カーペットにアイシャドウを落としてしまった場合、多くがアイシャドウは割れ、カーペットに粉末が飛び散ります。
カーペットの色味にもよりますが、色味の強いアイシャドウやラメのアイシャドウは特に目立ってしまいます。
そんな時、どうしてもしてしまいがちなのが「焦って擦ってしまうこと」。
しかし、これはカーペットについた汚れを落とす際にNGとなる動作です。
カーペットにアイシャドウを落としてしまった時は、すぐに掃除機の筒の部分で吸い込むことが大切です。
通常の掃除機の口で吸いこもうとすると、どうしても擦ってしまい、カーペットについた汚れを広げてしまうだけです。
まずはカーペットのシミになっていない乗っているだけの粉末を落とすために、掃除機の筒部分で吸い込みましょう。
この吸い込む動作をできる限りしっかりやっておくことで、後の処理の手間が変わってきます。
外出をしなければならず時間がない時も、せめて掃除機の筒部分で吸い込む対処まではしておきましょう。
少しでもシミになる原因を取り除いておくと、帰宅後の処理もぐっと楽になります。
カーペットについたアイシャドウの落とし方
それでは、掃除機で吸い込むことができなかった微細に残ったアイシャドウ汚れの落とし方をご紹介します。
カーペットについたアイシャドウの落とし方は・・・
- メイク落としを使う方法
- 洗剤を使う方法
- 酸素系漂白剤を使う方法
があります。
ここからはそれぞれの方法について詳しく解説していきます。
ご家庭の環境に合わせていずれかの方法をお試しください!
①メイク落としを使う方法
普段アイシャドウを落とした時にも使うメイク落としを使う方法です。
メイク落としの種類によっては泡立ちませんが、アイシャドウを落とすことができます。
【用意するもの】
✔ メイク落とし
✔ 古い歯ブラシ
✔ キッチンペーパー
✔ 水、またはお湯
✔ 乾いたタオル 2枚
✔ ドライヤー
手順
- カーペットについたアイシャドウのシミにメイク落としをつけます。
- メイク落としを古い歯ブラシで泡立てるように優しく擦ります。
- しばらく放置します。
- キッチンペーパーを水やお湯で濡らします。
- 泡立ったメイク落としをキッチンペーパーで叩くように拭き取ります。
- ある程度メイク落としが落ちたら、濡れたタオルで叩くように残りを拭き取ります。
- 乾いたタオルで乾拭きします。
- 最後に少し距離を取ったところからドライヤーをかけ、カーペットを乾かします。
ここでの注意点は、オイルタイプのメイク落としの場合、オイルがカーペットのシミになってしまうことがあるという点です。
使うメイク落としの種類はオイル以外のタイプをオススメします。
また、この方法は今回ご紹介する3つの方法の中で最も洗浄力が弱いものになります。
メイク落としで落ちない場合は、次にご紹介する方法を試してください。
②洗剤を使う方法
基本的な手順はメイク落としを使う方法と同じです。
こちらは汚れを落とす効果が高い「洗濯用石鹸」や油分を落とす効果が高い「食器用洗剤」を使う方法です
【用意するもの】
✔ 洗濯用固形石鹸、または食器用洗剤
✔ 古い歯ブラシ
✔ キッチンペーパー
✔ 水、またはお湯
✔ 乾いたタオル 2枚
✔ ドライヤー
手順
- カーペットについたアイシャドウのシミに洗濯用固形石鹸、または食器用洗剤をつけます。
- 洗濯用固形石鹸、または食器用洗剤を古い歯ブラシで泡立てるように優しく擦ります。
- しばらく放置します。
- キッチンペーパーを水やお湯で濡らします。
- 泡立った洗濯用固形石鹸、または食器用洗剤をキッチンペーパーで叩くように拭き取ります。
- ある程度洗剤が落ちたら、濡れたタオルで叩くように残りを拭き取ります。
- 乾いたタオルで乾拭きします。
- 最後に少し距離を取ったところからドライヤーをかけ、カーペットを乾かします。
古い歯ブラシがない場合は、濡れたタオルで叩くように洗剤をつけてもアイシャドウの汚れを落とすことができます。
③酸素系漂白剤を使う方法
漂白効果が高いけれども色落ちがしない酸素系漂白剤を使用する方法です。
今回ご紹介した方法の中で最も高い効果が出ます。
基本的に酸素系漂白剤は色落ちしませんが、念のためにカーペットの端などで試しておく方が安全です。
【用意するもの】
✔ 酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)
✔ 乾いたタオル 3枚
✔ お湯
✔ ドライヤー
手順
- ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を大さじ1杯、お湯で溶かします。
- タオルを1枚ワイドハイターが溶けたお湯で濡らします。
- カーペットについたアイシャドウを濡れたタオルで叩くように拭きます。
- 1時間から2時間ほど放置します。
- 漂白剤のついていない濡れたタオルで叩くように残りを拭き取ります。
- 乾いたタオルで乾拭きします。
- 最後に少し距離を取ったところからドライヤーをかけ、カーペットを乾かします。
カーペットについたアイシャドウを落とすときの注意点
カーペットについたアイシャドウを落とす方法をご紹介してきましたが、全て注意点があります。
①汚れは絶対に擦らないこと
素手や掃除機・タオル焦って擦ってしまうとよりアイシャドウの汚れを広げてしまいます。
また、カーペットの細かな部分に入り込んでしまうと落ちにくくなってしまいますので、絶対に擦らないようにしてください。
拭くときは必ず叩くようにするのがポイントです。
②カーペットの端で試してから掃除すること
酸素系漂白剤の紹介時にご説明しましたが、酸素系漂白剤だけでなくメイク落としや洗剤も、一度カーペットの目立たぬ場所で試してから行ないましょう。
試して問題がないようでしたら、アイシャドウの汚れを落としに取り掛かりましょう。
③ドライヤーは離した場所からかけること
ドライヤーを近づけすぎると熱でカーペットを焦がしたり、劣化させてしまうことがあります。
ドライヤーでカーペットを乾かすときは、かならずカーペットから離して使用するようにしましょう。
まとめ
まとめ
✔ カーペットについたアイシャドウを落とすときのNG行為は擦ってしまうこと。
✔ カーペットについたアイシャドウは最初に掃除機の筒の部分で吸い込むこと。
✔ カーペットについたアイシャドウの落とし方は、メイク落とし、洗剤、酸素系漂白剤を使う方法がある。
✔ カーペットについたアイシャドウを落とすときの注意点は絶対に擦らないこと、一度カーペットの端で試すこと、ドライヤーは離した場所からかけること。
カーペットにアイシャドウが付いた時の対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
大切なカーペットをアイシャドウで汚してしまうととても悲しいですよね。
しかし、掃除方法を知っていて焦らず掃除すれば、カーペットは元通りになります。
ぜひ諦めずに掃除してきれいなカーペットを取り戻してみてくださいね。