タバコを吸う方は右肩下がりに減少していて、喫煙者の方は肩身の狭い思いをしていますね。

 

タバコには煙やにおいだけでなく、もう一つ家族を悩ませてしまう問題があります。

 

それが、「ヤニ汚れ」です。

 

プラスチック製品や壁、窓ガラスなど様々な所に付着してしまうヤニ汚れは非常に落としづらく困りますよね。

 

 

今回は、そんなヤニ汚れが付きやすく目立ちやすいプラスチック製品での落とし方を紹介していきます。

 

生活スペースに必ずと言っていいほどあるプラスチック製品のヤニ汚れを効果的に落とす方法を解説しますので、喫煙者の方もその家族の方も参考にしてみてくださいね。

 

ちょっと待って!その黄ばみ本当に「ヤニ汚れ?」

 

プラスチック製品の黄ばみやくすみの原因はいくつかあります。

 

①経年劣化による色の変化

これは、プラスチック樹脂(ABS樹脂)に含まれるブジエタンという物質の変色が原因です。

 

素材に含まれている物質そのものが、経年劣化によって変色する事で起きてしまう黄ばみなのでタバコが原因ではありません。

 

10年以上使っている、など長期間使っているプラスチック製品の変色は「仕方ない事」となりますので覚えておきましょう。

 

②「化学変化」による黄ばみ

これは、プラスチック樹脂に添加されている物質が化学変化を起こす事で黄ばむ現象です。

 

暗所黄変とよばれ、暗所に長期間保存しておくと化学変化を起こしやすくなります。

 

この黄ばみも、タバコとは全く関係がない黄ばみとなります。

 

③外的要因

 

残念ですがこの外的要因に関してはタバコのヤニが原因です。

 

ちなみに、ヤニ以外でも色の強い食品(例カレーなど)によって黄ばむ場合もあります。

 

どちらにせよ、プラスチックに外部からヤニや食品が付着して黄ばむ事になります。

 

中でも、今回のテーマである「ヤニ汚れ」の粒子は非常に細かく、また高い粘着性を持つという特徴から外的要因の中ではトップクラスで落としづらい汚れです。

 

愛煙家の皆様、原因がヤニ汚れであれば、今回ご紹介する掃除方法を実践すれば黄ばんだプラスチックを綺麗に出来ます。

 

是非参考にしてみてください。

 

プラスチックのヤニ汚れの落とし方

 

それでは、早速プラスチックについてしまったヤニ汚れを落とす方法について具体的に紹介していきましょう。

 

まず、ヤニ汚れは「酸性」の汚れに分類される事を知っておきましょう。

 

酸性汚れに高い効果を発揮するのは「アルカリ性」です。

 

反対性質を持つ為、汚れを中和して落としやすくしてくれます。

 

ただし、アルカリ性は人間の皮膚へダメージを与えるので取扱いには注意が必要です。

 

特に、肌が弱い方は手荒れの原因になってしまうので作業をする際はゴム手袋やナイロン手袋で肌を保護しながら行いましょう。

 

それでは、具体的な掃除方法を段階方式で紹介していきます。

 

①軽度の汚れにはメラミンスポンジ

 

まずは第一段階。軽度のヤニ汚れに対する掃除法として紹介するのは「メラミンスポンジ」です。

 

激落ち君シリーズの商品と言えば、ピンと来る方が多いのではないでしょうか?

 

メラミンスポンジでプラスチック製品をこするという単純な方法ですが、高い効果が期待できます。

 

メラミンスポンジを使用する際に効果をより上げるためには「正しく使う」こと、「汚れに対して下から上に使う」ことが大事です。

 

「正しく使う」とは、しっかりと水分を含ませてから垂れない程度に軽くしぼってから使うという事です

 

汚れの下から上にこする理由は、汚れが垂れて筋汚れになる事を防ぐ為です。この2点に注意して、メラミンスポンジでしっかりこすってみましょう。

 

②洗剤+メラミンスポンジ

 

メラミンスポンジだけでは落としきれない!

 

第二段階は洗剤の力を加えましょう。

 

台所用洗剤に含まれる界面活性剤や洗浄成分をプラスする事で、単体でメラミンスポンジを使った場合と比較すると劇的に効果が高まる事を実感できるはずです。

 

③重曹やセスキ炭酸ソーダを使った方法

 

洗剤とメラミンスポンジでもまだ納得のいく仕上がりにならない!

 

そんな方は、第三段階へと進みましょう。

 

ズバリ、酸性汚れであるヤニ汚れに対してアルカリ性をぶつけるのです。

 

おすすめは、重曹やセスキ炭酸ソーダ。どちらも100均やホームセンターで目にすることが出来ます。

 

メラミンスポンジ自体にも、表面を研磨するという特徴があるのでセスキ炭酸ソーダの使用をおすすめします。

 

重曹とメラミンスポンジでも黄ばみを落とせますが、表面を傷つける可能性もあるので落とす対象によっては注意が必要です。

【用意するもの】

✔ 重曹 or セスキ炭酸ソーダ

✔ スプレーボトル

✔ メラミンスポンジ

✔ 乾いた布

手順

  1. 重曹かセスキ炭酸ソーダをぬるま湯で溶かします。

    ※濃度は少し濃い方がよいでしょう。

  2. 溶かした溶液をスプレーボトルなどに入れて対象に噴霧します。
  3. 噴霧する→メラミンスポンジでこする→乾いた布で水分を拭き取るという作業を繰り返し行ってください。

    ※垂れて筋汚れにならないように、下から上にこする事を意識しましょう。

 

④最終手段『メラミンスポンジ+除光液』

 

さて、どうしても落ちない頑固な黄ばみに対して行う最終手段を紹介します。

(※自己責任で行ってください)

 

非常に強力な手段ですが、製品によっては破損やざらつきの原因になりかねないので実践については自己責任でお願いします。

 

方法は、いたってシンプルです。

 

それは、メラミンスポンジに除光液を染み込ませて拭く方法です。

 

綺麗にはなりますが、思わぬ破損や素材表面の肌触りが大きく損なわれるなどのリスクがありますのでくれぐれも注意してください。

 

⑤番外編『電化製品にはエタノールorオキシドール』

 

プラスチック製品と一言で言っても、リモコンやゲーム機などの電化製品に水気のあるものを使用するわけにはいきません。

 

水気厳禁なプラスチック製品には、エタノールやオキシドールで拭く事をおすすめします。

 

オキシドールも劇薬の一つですから、作業時は肌に直接触れないように保護することをお忘れなく。

 

⑥番外編『漂白剤と日光』

 

生活スペースにあるプラスチック製品でも、こまごまとした雑貨を一個一個丁寧に掃除はしたくない!という方におすすめの方法が漂白剤につけて日光にあてる方法です。

 

この時、使う漂白剤は「酸素系」漂白剤にしてください。

【用意するもの】

✔ 容器

✔ 酸素系漂白剤

✔ ラップ

手順

  1. プラスチック製品が浸る大きさの容器を用意して、漂白剤を薄めておきます。
  2. プラスチック製品を投入して、ラップで蓋をします。
  3. その状態で容器ごと1~2週間、日光が良く当たる場所に放置しておきます。

    ※たまに日光があたる場所にムラが出来ないように、容器の中にあるプラスチックの向きを変えてあげましょう。こうする事によって、紫外線と過酸化水素が反応して漂白されて黄ばみが改善されます。

 

まとめ

まとめ

 

 プラスチックの黄ばみはヤニだけが原因とは限らない。

 

 ヤニ汚れにはメラミンスポンジ。

 

 メラミンスポンジだけでは落ちない場合は洗剤をプラス。

 

 重曹やセスキ炭酸ソーダとメラミンスポンジも効果的。

 

 除光液+メラミンスポンジは最終手段として考える。

 

 電化製品にはオキシドールやエタノール。

 

 酸素系漂白剤と日光で落とす方法もある。

 

いかがでしたでしょうか?

 

ヤニ汚れは落ちにくい汚れですが、プラスチック製品は表面がツルツルしている事もあり、紹介した方法でかなり綺麗に出来るはずです。

 

ただし、いくら掃除しても落ちない黄ばみなどは冒頭で説明したように別の原因による黄ばみかもしれません。

 

特に、経年劣化による黄ばみはどうする事も出来ませんので、長期間使っていたプラスチック製品の黄ばみは残念ですが潔く諦めましょうね。