【新品のタオルについた糊の落とし方】水を吸わない!!おすすめの洗い方を紹介

 

タオルを新調するとなんだか新鮮な気持ちになり気分が良くなりますよね。

 

しかし、実際に新品のタオルを使ってみると見た目はふわふわなのに・・・

  • あんまり水を吸わない
  • 肌触りが良くない
  • ゴワゴワ・パリパリする

などの不快さを感じることはないでしょうか?

 

 

その不快に感じる原因はタオルについている「糊(のり)」です。

 

意外かもしれませんが、新品のタオルには糊が付いているのです。

 

今回は新品のタオルをふわふわ、気持ちよく使うために『新品のタオルについた糊の落とし方』をご紹介していきます。

 

困った際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

 

なぜ新品のタオルには糊が付いているの?

 

タオルは、製造段階で繊維を保護したり、加工をしやすくしたりするために糊が付けられています。

 

製品によっては糊を綺麗に落としてから販売しているものもありますが、コストの問題で糊を落とさず販売しているタオルも多くあります。

 

糊を落としていないタオルは、糊が水気をはじいてしまうため、吸水性が悪く、硬い肌触りとなり使い心地が悪くなってしまいます。

 

この糊を綺麗に落とすことで心地よくタオルを使用することができるようになります。

 

また、糊の他にも店頭でかぶった埃や、糸くず、不純物が付着していることがあります。

 

新品のタオルを洗濯するのには、糊だけでなく、衛生的にも一度よく洗ってから使用することをおすすめします。

 

新品のタオルについた糊(のり)の落とし方

 

①固形石鹸で洗う方法

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お掃除や洗濯でもしっかり汚れを落としてくれる固形洗剤は新品タオルの糊を落とすのにも効果的です。

 

洗剤や柔軟剤は使用せず、新品のタオルに固形石鹸をこすりつけ、たっぷりの水で洗いましょう。

 

たっぷりの水で洗うことで糊がしっかりと取れ、タオルがふんわりと仕上がります。

 

洗濯機で洗う方法

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新品タオルを分けて洗うのは面倒だという方は洗濯機で洗うだけでも十分糊は落とすことができます。

 

2~3度洗濯機で回すと綺麗に仕上がります。

 

その時、柔軟剤は使用しないようにすることが重要です。

 

柔軟剤はタオルの繊維をコーティングしてしまうので、タオル本来の吸水性や、やわらかさを失うことになってしまいます。

 

また、タオル生地を傷めてしまう原因にもなるので要注意です。

 

そして、洗剤も多く入れれば汚れがよく落ちるというわけではありません。

 

生地を傷めたり、毛羽落ちしたり、洗剤残りの原因にもなってしまったりするので洗剤の使用量にも注意することが大切です。

 

洗剤も蛍光剤や漂白剤入りのものは避け、天然石鹸洗剤の使用がおすすめです。

 

重曹を使用する方法

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洗濯や料理によく使用する重曹。重曹も新品のタオルを洗うのにおすすめです。

 

洗剤と一緒に重曹を入れて洗うことで水質がアルカリ性へと変化し、水がやわらかくなりふわふわなタオルに仕上がります。

 

重曹は人間の体内にも存在している成分であり、安心安全です。

 

小さなお子さんがいるご家庭や肌が弱い方にもおすすめです。

 

お酢やクエン酸を入れて洗う方法

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どこのご家庭にも置いてある調味料のお酢(またはクエン酸)を使用するのもタオルをふわふわに仕上げるのに効果的です。

 

洗濯洗剤と一緒に小さじ1のお酢を入れるだけで新品タオルのゴワゴワ感がなくなります。

 

また、お酢やクエン酸には消臭効果もあります。

 

お酢は臭いがありますので、入れすぎると臭いが付着してしまうので気を付けましょう。

 

お鍋で煮る方法

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初めて使用する新品のタオルに洗剤や石鹸は使用したくないという方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方はお鍋で煮るのも効果的です。

 

深いお鍋にたっぷりの水とタオルを入れて15分~20分ほど煮詰め、脱水するだけです。

 

お肌の弱い方や新生児用に使用したいという方にも安心ですよね。

 

タオルをふんわり仕上げるためのその他のポイント

①洗濯時はくず取りネット&水は多めに!

新品のタオルを洗濯機で洗うときには、埃や毛羽、糸くずがたくさん落ちるのでくず取りネットを使用することをおすすめします。

 

また、たっぷりの水で洗うことで糊や糸くずなども取れやすくなりますので、初めてタオルを洗濯するときは水を多めに設定しましょう。

 

②タオルの色移りには注意が必要

そして、初めての洗濯では色移りの心配もあります。

 

色の付いたタオルを洗濯する時にはほかの衣服に色移りしないように気を付けましょう。

 

色移りの気になる場合には、他の衣服とは別に洗濯するようにしましょう。

 

③干し方も重要!

タオルを洗い綺麗に糊を落として満足してはいけません。

 

タオルをふわふわに仕上げるには干し方も重要になってきます。

 

タオルを洗濯して干す時は、しっかりとタオルを振ってから干すことが大切です。

 

タオルを振ることでパイルが起き上がりふんわりとしたタオルに仕上がります。

 

たくさん振れば振るほど、しっかりとパイルが起き上がるので何度も振るのがポイントです。

 

56回はタオルを振ってから干すのがよいでしょう。

 

振ったあとは四方をひっぱり、しっかり伸ばして干すことでシワもできず使い心地も良くなるでしょう。

 

また、乾いたらすぐに取り込み、紫外線に長時間当てないようにするのも大切です。

 

タオルの寿命や捨て時を知っておこう!

 

タオルも長く使っていると・・・

  • ゴワゴワする
  • 水を吸わなくなる
  • くすんだ色になる
  • 臭いがする

などの変化が出てきますよね。

 

洗濯を繰り返すうちに、生地も傷み、除去できない臭いや汚れも出てき始めます。

 

じつはホテルでは、30回洗濯すると交換時期であるとされているところが多いのです。

 

ホテルではお客様を相手にしており、ご家庭とは基準が少し異なりますが1つの目安にはなりますよね。

 

自宅では家族が使用するのでもう少し長く使用できるでしょう。

 

ご家庭により使用頻度や洗濯回数も異なりますが、半年~1年ほどがタオルの寿命と考えて良いかもしれませんね。

 

いつまでも使用できるタオルですが硬くなって肌を傷付けたり、雑菌が繁殖して衛生的ではなくなったりしてくる可能性もあります。

 

交換時期をご家庭で決めておくと悩む必要がなくなりますね。

 

まとめ

まとめ

 

 新品のタオルにはタオル製造で繊維の保護や加工のために必要な糊付けがされている。

 

 糊は石鹸や洗剤で洗い落とすことができ、洗剤で洗うときには洗剤使用量に気を付け柔軟剤は使用しない。タオルの生地を傷めないためにも天然素材の洗剤を使用するのがおすすめ。

 

 肌が弱い方や小さなお子様にも安心な成分である重曹で洗う方法もおすすめ。(

 

 洗剤と一緒に小さじ1ほどのお酢(クエン酸)を加えて洗うのも効果的であるが入れすぎには注意が必要。

 

 洗剤や石鹸、薬品を使用したくないという方には鍋で煮詰める洗浄方法も効果的である。

 

 タオルを干す時には5~6回しっかりと振ってパイルを立て、四方を引っ張りシワができないように干す。

 

 新品のタオルには糊以外にも埃や糸くず、不純物が付着していることがあるので一度洗ってから使用するのが衛生的。