【スイカのシミの落とし方】簡単!!服についた汁汚れの染み抜き&洗濯方法を紹介!

 

夏といえば、なんといってもスイカの季節。

 

栄養豊富で甘いスイカは、暑い日に冷たく冷やして家族で食べると、よりいっそう美味しさも増します。

 

ところが、気がつけば「スイカのシミが服についてしまった!子どもの服にも、そして自分の服にまで…」ということが良くあります。

 

そしてスイカの果汁のシミって、なかなか落ちないんですよね。

 

 

そこで今回は、服についてしまったスイカのシミの落とし方についてご紹介していきますので、困ったときにはぜひ参考にしてみてください!

 

服についたスイカのシミ汚れの特徴と落とすためのコツ

 

夏の風物詩であり、栄養が豊富で様々な効果が期待できるスイカ。

 

このスイカの栄養素は・・・

  • ビタミンA、B1、B2、C
  • カルシウム
  • リン
  • カリウム、シトルリン
  • グルタミン酸
  • リコピン

 

ビタミン類は顔や肌などのシミ、カリウム・シトルリンは高血圧予防や利尿作用に効果があります。

 

リコピンは老化防止やガン予防の効果が期待されている栄養素です。

 

実は、スイカが赤いのはこのリコピンによるものです。リコピンは、トマトにも多く含まれていますね。

 

そして、このリコピンが服についたスイカのシミの原因なのです。

 

リコピンは紫外線で分解される性質を持っており、またスイカなどの果物の汁は水溶性の汚れに分類されます。

 

こうした性質を考えてみると、服についたスイカの果汁のシミを落とすためのコツは、「水で洗い流し、日に当てて干すことということ」がわかります。

 

衣服についたスイカの汁汚れの染み抜き&洗濯方法

 

それでは、ここからは衣服についたスイカのシミの落とし方についてご紹介していきます。

 

すぐに水洗いする

「ac 写真 水洗い」の画像検索結果

 

スイカのシミは、時間が経てば経つほど衣服に定着してしまいます。

 

シミがついて、3時間もたつと定着してしまうので、汁の汚れはできるだけ衣服についてからすぐに染み抜きをすることが重要です。

【用意するもの】

✔ 水

✔ 布、タオルまたはティッシュ

手順

衣服にスイカのシミがついた部分をよく水洗いしましょう。

もし外出先などで水道を使うのが難しい場合は、スイカの汁が衣服に広がらないように布やタオル、またはティッシュで押さえて拭き取り、帰宅したらすぐに水洗いしましょう。

 

スイカのシミは水溶性なので、これだけでシミが落ちる場合があります。

 

もしそれでも落ちない場合は、次の方法へ進みます。

 

台所用中性洗剤で洗う

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【用意するもの】

✔ 台所用中性洗剤

✔ 古い歯ブラシ(なければ手洗いでも可能)

手順

  1. 衣服についたスイカのシミに、少量の台所用洗剤をつけます。
  2. いらなくなった歯ブラシで軽い力で台所用洗剤をつけたシミをたたきましょう。
    (※歯ブラシがなければ、シミの部分を軽くもみ洗いする)
  3. さいごに水でよくすすげば完了です。

強い力で衣服に歯ブラシを叩いて洗ったり、もみ洗いすると生地を傷めたりする可能性があるので、軽い力で洗うようにしてください。

 

それでもまだシミがうっすらと残っているようであれば、次の洗濯方法に進みます。

 

酸素系漂白剤でつけ置き洗いする

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【用意するもの】

✔ 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)

✔ 水(または3050℃のぬるま湯)

✔ ゴム手袋(肌の弱い方)

手順

  1. 2リットルの水(またはぬるま湯)に対し、大さじ1杯(約10g)の酸素系漂白剤を溶かします。
  2. スイカのシミのついた衣服を30分ほどつけ置きします。
    (※30分経ってもまだシミが残っている場合は一晩位つけおきしてみてください)

酸素系漂白剤は、3050℃のぬるま湯に溶かすと温度の低い水よりも漂白剤が強くなります。

 

シミが濃い場合は、漂白パワーを十分に発揮させるためにも、ぬるま湯で酸素系漂白剤を溶かし、つけ置きをするのがおすすめです。

 

また、お肌の弱い方は酸素系漂白剤を使用する際は、ゴム手袋を着用して作業を行ってください。

 

通常の洗濯をし、天日干しする

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【用意するもの】

✔ 洗濯用洗剤

手順

  1. 酸素系漂白剤のつけ置きが終わったら、衣服を普段お使いの洗濯用洗剤で通常通り洗濯します。
  2. 洗濯後は衣服を天日干しで干しましょう。

天日干しで干すことで、紫外線で分解される性質を持つリコピンの汚れが落ちます。

 

⑤どうしても落ちない場合は、クリーニングに出す

スイカのシミがついてから、かなりの時間が経ってしまったり、シミ部分の手洗いなどをせずに通常の洗濯方法で洗ってしまうと、シミが定着して汚れが落ちない場合があります。

 

上記の方法で洗濯しても、どうしても衣服についたスイカのシミが落ちない場合は、クリーニング店に出すことをお勧めします。

 

クリーニングに出す際は必ず「スイカ(果汁)の汚れのシミがある」ということをお店の人に伝えてください。

 

スイカの汁汚れを染み抜きする時にやってはいけないこと&注意点

 

スイカの汁が衣服について染み抜きをする時にやってはいけないことがあります。

 

先ほども触れましたが、ついたらなるべくすぐに水洗いをすることです。

 

時間が経てば経つほど、スイカのシミが衣服に定着するので、その日のうちに染み抜き作業をしましょう。

 

また、スイカの汁がついた衣服が汚れたからと言って、そのまますぐ通常の洗濯用洗剤で洗うのはNGです。

 

家庭用で使われている洗濯用洗剤は、ほとんどが弱アルカリ性になります。

 

スイカの汁などの果汁がついた衣服を、弱アルカリ性の洗剤で洗うと、中和されてかえって落ちにくくなったり、衣服の色が変色してしまう場合があります。

 

そこでまず、中性の台所用洗剤でつまみ洗いしたり、酸素系漂白剤で、シミを漂白する必要があるのです。

 

スイカの汁の汚れをしっかり落としてから、通常の洗濯用洗剤で洗い流し、天日干しをすることをおすすめします。

 

スイカのシミ抜きにおすすめの洗剤をご紹介!

 

ここで、スイカのシミ抜きにおすすめの洗剤をご紹介します。

 

◎シャボン玉石鹸 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)

 

定番のシャボン玉石鹸の酸素系漂白剤。

 

衣服の漂白だけでなく、食器やふきん、赤ちゃんの哺乳瓶の消毒など、多用途に使えて便利です。

 

酸素系漂白剤は、衣服を何時間つけおきしても色落ちしないのが嬉しいですよね。

 

◎オキシクリーン

 

こちらも口コミで大評判の酸素系漂白剤。

 

酸素系なのに強力な漂白力で、衣服についた果汁などのシミ抜きだけでなく、汗や泥汚れで黄ばんだ服も真っ白になります。

 

◎ウタマロ石鹸

 

ロングセラーの万能汚れ落とし固形石鹸であるウタマロ石鹸。

 

スイカの果汁の汚れにも効果があります。シミにウタマロ石鹸をつけて洗えば、劇的に汚れが落ちます。

 

他にも、襟についた皮脂汚れ・靴下の泥汚れなど、「もう落ちない」と諦めていた頑固な汚れにも効果ありです。

 

まとめ

まとめ

 

 衣服についたスイカの汁汚れは、ついたら「すぐに水洗い」がポイント!

 

 スイカの汁汚れは、3時間以上経つと汚れが衣服に定着してしまう。

 

 果汁は水溶性の汚れなので、まずはすぐに水洗いして汚れを落とす。

 

 スイカの果汁は赤いリコピンを多く含み、このリコピンがシミの原因。

 

 リコピンは紫外線で分解される性質を持つので、洗った後は天日干しする。

 

 スイカの汁汚れは水洗いのあと、台所用中性洗剤でもみ洗いする。

 

 さらに酸素系漂白剤でつけ置きすると効果的。

 

 スイカなどの果汁はアルカリ性の洗剤を使うと逆にシミが定着してしまう。

 

 最初に弱アルカリ性の洗濯用洗剤で洗ってしまうのはNG。

 

 汚れ落としや洗濯をしてもどうしてもシミが落ちない場合は、クリーニング店に出す。その際は必ず、衣服にスイカの汁の汚れがついていることを店員に伝えてから出す。