玄関前のアプローチや駐車場、ベランダなど『コンクリートの汚れ』が気になったことがある方は多いのではないでしょうか?

 

一度気になると、通るたびに目がいきますよね。

 

また、玄関前や駐車場は、家族だけでなく来客にも見えるところですし、きれいにしておきたいものです。

 

この記事では、そんなコンクリートの汚れの落とし方について紹介します。

 

コンクリートの汚れの原因

 

コンクリート汚れの主な原因は『雨水による汚れ』です。
(その他、泥による汚れ、油による汚れがあります)

 

コンクリートの黒ずみの原因は、雨水です。

 

正確に言うと雨水ではなくて、雨水に含まれる空気中の汚れです。

 

空気中の汚れには、このような物質が含まれています。

空気中の汚れの物質

硫黄酸化物・・・石油や石炭が燃える際に発生します。酸性雨の原因でもあります。

窒素酸化物・・・燃料を燃やす時に出ます。火力発電所、自動車、家庭などから発生します。

光化学オキシダント・・・窒素酸化物や建材などに含まれる揮発性有機化合物が、紫外線を受けて光化学反応を起こすことで生じる物質です。

粒子状物質・・・・・・・工場などの煙、鉱物の堆積場などから発生する粉塵や土埃など自然現象によるものもあります。

浮遊粒子状物質・・・自動車の排気ガスに伴って発生します。

特に問題なのが、酸性雨の原因になる硫黄酸化物と窒素酸化物です。

 

コンクリートは、セメント、水、砂や砂利で作られています。

 

炭酸カルシウムであるセメントは、酸と科学反応して溶けやすい性質があります。

 

酸性雨が降りかかるとコンクリートの劣化や汚れにつながります

 

コンクリートの汚れの落とし方

 

基本的に軽度な汚れに対しては、デッキブラシで汚れを落とします。

デッキブラシで洗う

水をかけながら、デッキブラシなどでこすります。

流水できれいに流します。

 

厄介なのが、『油汚れ』『苔』『藻やカビ』です。

 

それぞれの汚れの種類にあった落とし方をご紹介します。

 

油汚れがある場合

【用意する物】

・重曹

・デッキブラシ

油汚れの落とし方

重曹スプレーを用意します。

*重曹スプレーは市販されているものもありますが、自分で作ることもできます。

【作り方】

スプレーボトルに200mlの水と小さじ2杯の重曹を入れて、振って混ぜたら完成です。

油汚れの気になる部分に振り掛けます。

デッキブラシでこすります。

水で洗い流します。

*落ちなければ繰り返してください。

効果がない場合は、重曹スプレーをアルカリ性の洗剤にかえてみてください。

◎汚れ部分に吹き付けたら5分から10分ぐらい洗剤を染み込ませます。

◎その後、ブラシでこすってください。

*ブラシはいろいろな方向から擦って汚れをかきだしてください。

それでも効果がない場合は、ブラシを金属で作られたブラシにしてみてください。

 

また、コンクリート専用の洗剤もあるようなので、試してみるといいでしょう。

 

どうしても無理な時は、業者にお願いしてみましょう。

 

苔がある場合

 

苔がまだ少ないうちは、熱湯をかけます。

 

そのままなくなっていくでしょう。

 

成長してしまったものについては、市販の苔落としの洗剤を使うと簡単に落とせます。

藻やカビがある場合

【用意する物】

・塩素系漂白剤のみ

藻やカビ汚れの落とし方

じょうろなどに塩素系漂白剤を水で2倍か3倍に薄めたものを入れます。

【注意点】

・濃度がかなり高いので、絶対に皮膚や目につかないように防護してください。

・長靴、カッパ、眼鏡、手袋を着用してください。

・玄関周りでは、通行人に十分気を付けてください。

藻やカビの気になる部分むらなく広めにかけます。

20分から30分そのままにします。

*途中で乾燥してしまうようなら、継ぎ足してください。

流水できれいに流してください。

 

注意事項

 

以下の注意点を確認しておきましょう。

 

汚れ落としにサンポールを使わないで!

(引用:KINCHO

 

「コンクリートをサンポールで洗うときれいになる」という噂がありますが、サンポールは強力な酸です。

 

先でも述べましたが、コンクリートに酸は禁物です。

 

絶対に使用しないでください。

 

高圧洗浄機を使って汚れを落とす場合

 

高圧洗浄機は、霧状に噴射するため、コンクリートに入り込んだ土や泥汚れ、苔などを短時間で除去できるというメリットもありますが・・・

 

一方でコンクリートの表面をいためてしまう可能性もあります。

 

また、音が大きいため、使う時間などにも配慮してください。

 

コンクリートの汚れを防止する方法

(引用:煌庭 KOUTEI

 

コンクリートに煌庭「石」を塗っておきます。

 

インターネット通販で販売されています。

 

水分が表面にとどまるので、汚れが中まで染みこむのを防げるようです。

 

塗り方は、製品の説明書などを参照してください。

 

まとめ

・コンクリートの汚れの原因は、雨水、泥、油

・コンクリートの汚れは、クレンザーか重曹をまき、デッキブラシでいろいろな方向から擦って落とす

・それでも落ちない時は、アルカリ性の洗剤を使ってみる

・強烈な汚れには、金属製のブラシを使ってみる

・苔がまだ少ないうちは熱湯をかけ、成長してしまったものについては市販の洗剤を使う

・藻やカビは塩素系漂白剤を水で2倍か3倍に薄めたもので洗う

・サンポールは強力な「酸」なので使わない方が良い

・高圧洗浄機はきれいになるが、表面をいためる可能性もある

・汚れ防止にはコンクリートに煌庭「石」を塗っておく方法がある