水仕事や雨の日に便利な「長靴」。
長靴は通気性がない分、中はかなり蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい環境です。
この気温の中1日中長靴だとムレムレで殺人的臭い💦 pic.twitter.com/rfK49dBDQC
— ふみ (@apxsa_gftsk) May 26, 2019
そのため、きちんと洗濯して清潔な長靴を使うことが大切です。
今回は、長靴の洗濯方法やお手入れの方法についてご紹介します。
目次
長靴の洗い方
長靴の洗い方を3つご紹介します。
①洗濯用洗剤または靴用洗剤を使った洗い方
確実に汚れを落とせるのでおすすめです。
【用意するもの】
✔ 洗濯用洗剤 or 靴用洗剤
✔ タオル or やわらかいスポンジ
✔ バケツ
手順
- 泥などの汚れがついていないか確認し、ついていればサッと洗い流します。
- 長靴が入る大きさのバケツに40度前後のぬるま湯を入れます。
- ぬるま湯が軽く泡立つ程度に洗濯用洗剤、または靴用の洗剤を入れます。
- 長靴を入れ、30分ほどつけておきます。
- 外側を柔らかいスポンジでこすります。
- 中は、柄のついた靴用のブラシでこすります。内側は汗などがついているため、特に念入りに洗いましょう。
- 洗剤の残りがないようによくすすぎます。
- タオルなどで水分を拭き取ります。
- 風通しのいい日陰で乾かします。
*ゴム製の長靴は直射日光に当たると劣化が早くなりますので、必ず日陰に干してください。
②重曹を使った洗い方
重曹は弱アルカリ性のため皮脂や汗などの酸性の汚れを落とすのにおすすめです。
【用意するもの】
✔ 重曹
✔ タオル or やわらかいスポンジ
✔ バケツ
手順
- 長靴が入る大きさのバケツなどに重曹と水を入れます。
(※水と重曹の割合は、250mlの水に対して重曹大匙1杯です) - よく混ぜます。
- 柔らかいスポンジで外側と内側をこすり洗いします。内側は汗などがついているため、特に念入りに洗いましょう。
- よくすすいだ後、タオルなどで水分を拭き取ります。
- さいごに風通しのいい日陰で乾かします。
③ゴム専用クリーナーを使った洗い方
ゴム製品の場合、ゴム専用クリーナーを使った洗い方もあります。
【用意するもの】
✔ ゴム専用クリーナー
✔ ポリッシュクロス
✔ ブラシ
✔ 布やタオル
手順
- 柔らかいブラシで長靴の表面についた汚れを落とします。
- 専用クリーナーをスプレーします。20㎝ぐらい離れたところからまんべんなく湿らせるようにスプレーします。汚れの気になるところは多めにスプレーしましょう。
- 乾かないうちに、乾いた布などで拭き取ります。
- ポリッシュクロスで磨きます。
長靴の干し方・乾かし方
長靴は、ゴムなどでできているため、直射日光や熱にあたると劣化を早めることになります。
風通しのいい日陰で乾かすようにしましょう。
また、長靴はその形状から中が乾きにくいという難点があります。
干すときは、ひっくり返して干すようにして中の水分を外に出しましょう。
長靴用ハンガーが市販されています。こちらだと型崩れの心配もありません。ものすごく便利なのでおすすめです。
長靴のお手入れ方法
長靴は、塩化ビニルやゴムで作られており、通気性が悪く湿気やすい形状をしています。
こまめな湿気対策が長靴を長持ちさせるコツです。
湿気対策&臭い対策【2つ】
①新聞紙を使った方法
長靴の形に合わせて丸め、中に入れておくだけです。
ブーツキーパーの役目も果たせるので一石二鳥です。
新聞は澱粉を添加して作られており、木材の繊維が澱粉とともに、水分を吸着し放出するという性質があります。
また、繊維の層の隙間に臭いが入り込みやすく脱臭効果が期待できます。
交換頻度は1~2週間です。
②重曹を使った方法
重曹は、皮脂や汗などの酸性の臭いも中和させる効果があります。
また、重曹の粒が水分を吸収する効果があります。
1.履かなくなったストッキングや靴下に重曹を詰めます。
2.長靴の中に入れておきます。
効果を持続させるためにも1~2か月ぐらいで取り換えるようにしてください。
日常のお手入れ
・泥や砂などがついた場合は、後回しにせず、その日のうちに洗い流しましょう。固まってしまうと落ちにくくなります。
・ゴム製の長靴の場合、白い粉のようなものが表面に出てくることがあります。その場合は、湿らせたタオルなどで拭き取ってください。
・ゴム製品の場合は、ゴム専用のスプレーでコーティングしておくのもおすすめです。
・形が崩れないようにブーツーキーパーなどを入れて保管するといいでしょう。
まとめ
まとめ
✔ 長靴の洗い方
- 洗濯用洗剤または靴用洗剤を使って柔らかいスポンジで洗う
- 重曹を使って柔らかいスポンジで洗う
- ゴム製の長靴はゴム専用クリーナーをスプレーし、乾いた布で汚れを拭き取る
✔ 長靴の干し方・乾かし方
- 風通しのいい日陰で乾かす
- 中の水分を外に出すため、ひっくり返して干す
- 長靴用ハンガーを利用してみる
✔ 湿気対策&臭い対策
- 新聞紙をブーツキーパーの形に丸めて入れておく
- 履かなくなったストッキングや靴下に重曹を詰めて長靴の中に入れておく
- 泥や砂などがついた場合は、後回しにせず、その日のうちに洗い流す
- ゴム製の長靴の場合、白い粉のようなものが表面に出てきたら湿らせたタオルなどで拭き取る
- ゴム製品の場合は、ゴム専用のスプレーでコーティングしておく