【チョークの汚れの落とし方】超簡単!!衣類についた汚れの取り方を紹介!

 

学校の黒板のチョークの汚れが子どもの学生服についてしまったり、お家でもチョークを使ったお絵かきをしているとチョークの粉が衣服についてしまうことがあります。

 

 

あわてて水洗いしたり洗濯したりしてもシミになってしまうし、学生服はしょっちゅう洗濯できないので困りますよね。

 

今回は、衣類についたチョークの汚れの落とし方についてご紹介していきます。

 

身近なものを利用して、誰でも簡単に行える方法ですので、ぜひお試しください!

 

チョーク汚れの種類と落とすためのコツ

 

衣類についてしまうと、なかなか取れないチョークの汚れ。

 

チョークの成分は、主に「石膏(せっこう)カルシウム製」と「炭酸カルシウム製」です。

 

昔から作られていたものは、石膏(せっこう)カルシウム製のチョークで、石膏(せっこう)という鉱物からとれる硫酸カルシウムです。

 

もう1つの「炭酸カルシウム製」のチョークの原料は、貝殻やサンゴ、卵殻からとれる炭酸カルシウムです。

 

これらを細かい粉にして、固めて作られたものがチョークです。

 

チョークの汚れの原因はこの細かい粉です。さらに、色付きのチョークは顔料系の着色料を混ぜて作られています。

 

この粉が衣類についた時に繊維の中に入り込むので、汚れが落ちにくいのです。

 

衣類についたチョークの汚れを落とすコツとしては、この粉を上手く衣類の繊維から落とすことです。

 

衣類についたチョークの汚れの落とし方

 

ここからは衣類についたチョークの汚れを落とす方法についてご案内します。

 

①基本の汚れは物理的に落とす!

【用意するもの】

✔ 衣服用のブラシ

✔ 掃除機

手順

  1. 衣類の生地の裏からトントンと叩きます
    衣類の繊維に付着したチョークの粉を落とします。衣類の表面をたたいてしまうと、チョークの粉が繊維の奥に入り込んでしまうので、裏から叩いてください。
  2. 生地の目にそってブラシをかけます
    衣類についた汚れ部分に、衣服用のブラシで生地の目にそって、上から下にブラシをかけてください。
  3. 掃除機でチョークの粉を吸いましょう
    チョークの粉を浮き上がらせたところで、さらに掃除機で、衣類についたチョークの粉を吸ってください。

 

軽いチョークの汚れなら、こちらの手順で落ちますが、頑固な汚れには以下の方法を用いましょう。

 

②上記の方法で落ちない場合の方法

「ac 写真 台所用洗剤」の画像検索結果

 

上記の方法で落ちない場合は、洗濯用石鹸または台所用洗剤を使った方法を試しましょう。

【用意するもの】

✔ 洗濯用石鹸または台所用洗剤

✔ 衣服用のブラシ

✔ 40度くらいのお湯

手順

  1. 衣類についたチョークの汚れに直接洗濯用石鹸か台所用洗剤をつけます。
  2. 衣類用のブラシで、生地の目にそって、上から下へと一方向に、軽く汚れをたたきます。
  3. 衣類を40度くらいのお湯に1時間ほどつけます。お湯につけることによって洗剤の成分が十分に発揮します。
  4. そのまま洗濯機にかけます。

 

また、今エコ洗剤として注目されている「セスキ炭酸ソーダ」を使って汚れを取る方法もあります。

 

【用意するもの】

✔ セスキ炭酸ソーダ

✔ 酸素系漂白剤

✔ クエン酸

✔ 40度くらいのお湯

手順

  1. 汚れ部分にセスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤をふりかけます。
  2. 汚れ部分に40度くらいの熱湯をふりかけて、5~10分ほど置きます。
  3. 最後はクエン酸をふりかけて、セスキ炭酸ソーダでアルカリ性になった汚れ部分を中和して、洗いましょう。

 

③どうしても落ちない場合は、クリーニングに出そう

汚れ落としを試してみたけれども、どうしても汚れが落ちない場合は、クリーニングに出しましょう。

 

無理して汚れを落とそうとすると、服自体が傷んでしまうこともあります。

 

シミ抜き専門のクリーニングもありますので、無理せず依頼するという選択肢も頭の中に入れておきましょう。

 

チョーク汚れが付いた時にやってはいけないこと&注意点

 

衣類にチョークの汚れがついた時にやっていけないことは、すぐに水洗いしてしまうことです。

 

衣類の繊維についたチョークの粉が、水に混ざることにより、逆に繊維に定着してしまいます。

 

まずは濡らさないで、チョークの粉を振り落としてください。

 

また、さきほども説明した通り、衣類用ブラシを使っての汚れ落としの際、必ず生地の目にそって一方向にブラシをかけるようにしてください。

 

往復でブラシをかけてしまうと、チョークの粉が繊維に入り込み、汚れが落ちにくくなってしまいます。

 

そしてゴシゴシと力をかけて汚れ落としをすると生地を傷めてしまう可能性があるので、その点も注意しましょう。

 

チョーク汚れに最適な固形洗剤や液体洗剤を紹介!

①オキシクリーン液体洗剤

 

頑固な汚れにも驚きの効果を発揮する、オキシクリーン。

 

衣類用の酸素系漂白洗剤で、酵素の力で汚れを浮かして落とします。

 

粉末洗剤もありますが、液体洗剤タイプのこちらの方が泡切れが良いです。

 

②ウタマロ 洗濯用石鹸

こちらも、頑固な泥汚れなどに効果がある最強の洗濯用石鹸です。

 

粉汚れである、チョークの汚れにつけても効果が期待できます。

 

③ミマスクリーンケア バイオ濃厚洗剤 ポール

 

泥汚れから皮脂汚れまで、ありとあらゆる汚れがおちるポール。

 

チョークの汚れ以外にも、様々な汚れが落とせて重宝します。

 

汚れ落としには「チョークホルダー」が有効!

 

チョークの汚れは、衣服についても大変ですが、手についても汚れが落ちにくく厄介です。

 

チョークの粉がついた手で衣服を触ってしまうと、衣服も汚れてしまいます。

 

普段から、チョークを使う際はチョークホルダーをつけると手が汚れずに済むのでおすすめです。

 

 

また、黒板を消す際の黒板消しも、チョークの粉まみれで汚れていると、余分な粉が衣服に振りかかってしまいますので、こまめにクリーナーできれいにしておくことが大切です。

 

まとめ

まとめ

 

 チョークの成分は、おもに石膏カルシウムや炭酸カルシウムを粉にして固めたもの。

 

 チョークの汚れの原因は、細かいチョークの粉。

 

 衣類についたチョークの汚れ(粉)は、衣服の裏からたたいて落とす。

 

 衣類についたチョークの汚れを衣類用ブラシで落とす際は、生地の目にそって上から下へ一方向にかける。

 

 衣服にチョークの汚れがついた時にすぐ水洗いするのは禁物。

 

 汚れによく効く便利な洗剤を使うのも有効。

 

 どうしても汚れが落ちない場合は、クリーニングに出す。

 

 チョークホルダーを使って普段から手や衣類にチョークの汚れがつかない工夫をすると良い。