【髪の毛についたスライムの取り方】簡単!!おすすめの落とし方を紹介

 

子ども達が大好きなおもちゃ、スライム。

 

しかし、ふと目を放したすきに、「髪の毛にスライムがついちゃったー!」と子どもが泣きわめいて、ビックリ!ということもあるでしょう。

 

 

また、スライムで遊んでかなり時間が経ってから、子どもの髪についてカチカチになってしまったスライムを発見!ということもあります。

 

このスライム、ついてしまったら落ちない?と不安になりますが、大丈夫です!簡単に落とせる方法があります。

 

今回は、髪の毛についたスライムの取り方についてご紹介していきますので、困った際にはぜひ参考にしてみてください。

 

スライムの成分と落とすためのコツ

 

子ども達に大人気のスライム。鮮やかな蛍光色、スライムにしかないプニプニ・トローンとした不思議な手触り、やみつきになるのは大人の私達から見てもわかります。

 

このスライムの成分は、主に以下の2つになります。

 

スライムの主成分

 

  • ホウ砂(水溶液)

洗剤や防腐剤・目薬などに使われる消毒・洗浄作用を持っている粉末です。ドラッグストア・薬局などで販売されています。スライムはこのホウ砂に水を混ぜて、水溶液にしたものが使用されています。

 

  • ポリビニルアルコール(PVA)

ポリビニルアルコール(PVA)は洗濯糊のことです。あのトローンとした手触りの秘密はこれですね。

 

※PVAを水で約4%にしたものを、さらにホウ砂水溶液、絵の具や食用色素などの色をついたものと混ぜるとスライムが出来上がります。

 

このスライム作りに使われるホウ砂は、「アルカリ性」、そして作り方を見るとスライムはほとんど水(水溶液)が成分です。

 

よって、スライムの汚れを落とすには「水溶性の汚れ・アルカリ性を分解する」ことがポイントになります。

 

髪の毛についたスライムの取り方

 

ここで、髪の毛についたスライムの簡単な取り方について、ご紹介していきます。

 

①お湯&シャンプーで取る方法

「ac 写真 シャワー」の画像検索結果

 

髪の毛にスライムが落ちてしまうと、なかなか落ちにくい気がして「どうしよう!」と焦ってしまいます。

 

しかし、スライムは水溶性なので特にスライムが髪についたばかりの時は、お湯で洗うだけでも汚れが落ちます。

【用意するもの】

✔ ティッシュやキッチンペーパー

✔ お湯(シャワー)

✔ 普段お使いのシャンプー

手順

  1. まず、髪の毛にベッタリとスライムが付いている場合は、ティッシュまたはキッチンペーパーで余分なスライムを拭き取ります。
    (※髪の毛についたスライムの範囲を広げないようご注意ください)
  2. シャワーのお湯などで、スライムが付いた髪を丁寧に洗い流します。
  3. 普段お使いのシャンプーで洗い、シャワーのお湯で洗い流します。

スライムは水より、お湯の方が溶けやすいので、洗い流す時はお湯を使用することをお勧めします。

 

よく洗い流して、だいたいスライムが取れてきたと思ったら、仕上げにシャンプーで洗いましょう。

 

シャンプーは弱酸性のものが多いので、アルカリ性のスライムが中和され、キレイに落とすことができます。

 

②お酢を使って取る方法

「ac 写真 食酢」の画像検索結果

「すぐにシャンプーできない…」

「お湯で洗ったのに完全に落ちない…」

「スライムが髪の毛についていたのに気が付かずにいて、スライムがカピカピ(乾燥)になってしまった!」

という場合には、お酢を使った取り方もおススメです。

【用意するもの】

✔ 食酢

✔ お湯

✔ いらないタオルまたはキッチンペーパー

✔ 洗面器

手順

  1. まだスライムがやわらかく、余分についたスライムが取れるようであれば、ティッシュまたはキッチンペーパーで拭き取っておきます。
  2. 洗面器にお湯を入れ、酢を入れてかきまぜます。分量はお湯500mlに対し、食酢大さじ1くらいです。
  3. いらないタオルまたはキッチンペーパーに、お湯+酢をつけ、スライムがついた髪の毛にはさみ、つけこみます。(※5分ほど様子を見て、落ちない(足りない)ようであれば、タオルやキッチンペーパーを変えて、新たにお湯+酢をつけて、再度髪をつけこみましょう)
  4. スライムが落ちたら、お湯で髪を洗い流します。

こちらも、酸性の食酢がアルカリ性のスライムを中和させて汚れを取ることができます。

 

後でシャンプーができる時になったら、また丁寧に洗い流しましょう。

 

③クエン酸で取る方法

「ac 写真 クエン酸」の画像検索結果

 

「お酢の臭いがキツくて苦手!」という方には、クエン酸を使用しても汚れを取ることができます。

【用意するもの】

✔ クエン酸スプレー(市販)またはクエン酸

✔ ティッシュまたはキッチンペーパー(余分なスライムを取る用)

✔ いらないタオルまたはキッチンペーパー

手順

  1. まだスライムが柔らかく、余分についたスライムが取れるようであれば、ティッシュまたはキッチンペーパーで拭き取っておきます。
  2. いらないタオルまたはキッチンペーパーにクエン酸スプレーをかけて、しみこませます。(※粉末状のクエン酸をお持ちの方は、水200mlに対し、クエン酸小さじ1くらいの濃度のクエン酸水を作り、タオルまたはキッチンペーパーにしみこませます)
  3. クエン酸をしみこませたタオルまたはキッチンペーパーに、スライムがついた髪の毛をはさみ、しみこませます。
  4. 5分ほど様子を見て、落ちない(足りない)ようであれば、タオルやキッチンペーパーを変えて、クエン酸水をしみこませて、再度髪をつけこみましょう。
  5. スライムが落ちたら、お湯で髪を洗い流します。

 

髪の毛についたスライムを取る時に注意する点

 

髪の毛についたスライムを取る時に注意する点は、まず発見したときにあわてて、大事にしているタオルやハンカチ、洋服などでスライムを拭かないことです。

 

大事にしているタオルやハンカチなどにもスライムがつき、また新たに汚れ落としをしなくてはならなくなります。

 

余分についたスライムを拭き取る時は、ティッシュやキッチンペーパーなど、汚れて捨ててもかまわない物で拭き取りましょう。

 

また、スライムの成分である「ホウ砂」ですが、誤飲すると、頭痛・嘔吐・腹痛・下痢などを引き起こしたり、皮膚に接触すると皮膚炎を起こす場合があります。

 

市販のスライムのホウ砂の含有量は少なくはありますが、髪の毛にスライムがついた際は、誤飲しないよう、ご注意ください。

 

そして、髪の毛についたスライムを洗い流した後は、髪の毛を乾かす時も、いらないタオルで髪を拭いたり、できればプラスチック製などのコーム型のくしで髪をとかすことをオススメします。

 

「汚れが取れた!」と思っても、まだ少しスライムが残っていた…という場合もありますので、念のため、愛用のタオルやブラシがスライムで汚れないよう、いらないタオルや後で洗い流せるコーム型のくしを使用しましょう。

 

まとめ

まとめ

 

スライムの成分は水溶液のホウ砂+ポリビニルアルコール(PVA)。

 

 ホウ砂はアルカリ性の性質を持つため、酸性で中和することで落とすことができる。

 

 スライムが髪についたら、すぐにお湯で洗い流す。水溶性なのでそれだけでも落ちる場合がある。

 

 お湯で洗い流した後、シャンプーするとより効果的。

 

 スライムが固まってしまった場合は、食酢+お湯を髪につけるとスライムが取れる。

 

 食酢の代わりにクエン酸を使用してもOK。

 

 スライムの成分のホウ砂は毒性であるため、スライムが髪の毛についてしまったときは、誤飲しないよう注意する。

 

 髪の毛についたスライムを取る際は、汚れ移りを防ぐため、大事なタオルやハンカチなどは使わず、ティッシュやキッチンペーパー、いらないタオルなどを使用する。

 

 

こちらの記事もおすすめです!