生理中で体調が悪くても、仕事は待ってくれません。

 

忙しく働いている間に、うっかり椅子を汚してしまったことがある方も多いのではないでしょうか?

 

デスクワークの女性にとってはとても深刻な悩みですよね…。

 

そこで今回は、会社の椅子についた生理血液の落とし方についてご紹介していきますので、困ったときにはぜひお試しください!

 

【重要】血液にお湯はNG!落とすときのコツについて

 

まず作業を行う前に知っておきたいのは、「血液を落とす際は必ず水を使う」ということです。

 

血液の主成分であるたんぱく質は、温まると固まり、落としにくくなってしまいますので、必ずお湯ではなく水を使って作業を行いましょう。

 

また、血液汚れは水溶性であり、水に溶け出す性質をもっている一方、時間が経つにつれ、汚れが落としにくくなる特徴があります。

 

ですので、血液汚れを落とす時は以下の点に注目して作業を行いましょう。

  • 汚れが付いたら、できるだけ早く対処する。
  • 血液の主成分であるたんぱく質を分解して落とすためにアルカリ性洗剤を使用する。

また、洗剤残りによるシミを防ぐために、洗ったあとはタオルによるすすぎが必要になります。

 

水をたっぷり含ませたタオルで、叩くようにして洗剤を吸い込み、最後はティッシュで水をしっかり吸い取り、乾いたタオルを敷いて座りましょう。

 

会社の椅子についた血液(生理)の落とし方【ついて間もない場合】

 

汚れがついてすぐ気が付いた場合、まずは手元にあるもので処置しましょう。

 

①水に濡らしたティッシュやタオルを使う

「ac 写真 ティッシュ」の画像検索結果

 

ついてすぐの場合、水溶性汚れである血液汚れは水で落とすことができます。

【用意するもの】

✔ 水

✔ ティッシュ、もしくは汚れても良いタオル2

手順

  1. ティッシュ、または汚れても良いタオルに水をたっぷり含ませます。
  2. 汚れ箇所をトントンと叩き、吸い込ませましょう。
  3. 汚れが落ちたら、ティッシュで押さえ水分を吸い取り、乾いたタオルを敷けば完了です。

 

②食器洗い洗剤を使う

「ac 写真 食器洗い洗剤」の画像検索結果

 

まださほど時間が経っていない場合は、食器洗い洗剤(中性洗剤)の界面活性剤を利用して落とすこともできます。

【用意するもの】

✔ 水に濡らしたタオル

✔ 台所洗剤

✔ 水

✔ すすぎ用タオル

✔ ティッシュ

✔ 乾いたタオル

手順

  1. 水に濡らしたタオルに食器洗いを少量垂らします。
  2. 1で汚れを叩き、洗剤と汚れを馴染ませたあと小さく擦ります。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返します
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷きます。

 

③固形石鹸を使う

「ac 写真 固形石鹸」の画像検索結果

 

固形石鹸はアルカリ性ですので、血液汚れに効果があります。

 

ただし、たんぱく質を分解する作用はありませんので、使用する場合は早めがオススメです。

【用意するもの】

✔ 固形石鹸を溶かすための容器

✔ 水

✔ 固形石鹸

✔ 汚れても良いタオル

✔ すすぎ用タオル

✔ ティッシュ

✔ 乾いたタオル

手順

  1. 容器に水と固形石鹸を入れ、軽く溶かします。
  2. 汚れても良いタオルに1を含ませ、汚れを叩いて馴染ませたあと小さく擦ります。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返します
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷けば完了です。

 

④コンタクトの洗浄液を使う

「ac 写真 コンタクト 洗浄液」の画像検索結果

 

コンタクトの汚れはたんぱく質が含まれるものが多く、コンタクトの洗浄液にもたんぱく質を分解する成分が含まれています。

 

ですので、血液汚れにも有効です。

【用意するもの】

✔ 汚れても良いタオル、またはコットン

✔ コンタクトの洗浄液

手順

  1. タオルやコットンに、コンタクトの洗浄液をたっぷり含ませます。
  2. 汚れの上に1をのせ、叩いて馴染ませたあと小さく擦って落とします。

 

会社の椅子についた血液(生理)の落とし方【時間がたっている場合】

 

汚れがついていることに気付くのが遅れたり、忙しくてなかなかすぐ処置できない場面もありますよね。

 

そんなときは以下の方法が効果的です。

 

①酸素系漂白剤と重曹を使う

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漂白剤の中でも色柄に強い酸素系漂白剤と、アルカリ性である重曹を合わせることで、血液汚れを落とすことができます。

【用意するもの】

✔ 液体の酸素系漂白剤

✔ 重曹

✔ 溶液を作る容器

✔ 歯ブラシ

✔ すすぎ用タオル

✔ 水

手順

  1. 酸素系漂白剤を容器に出し、重曹と1:1の割合で合わせます。
  2. 1を歯ブラシに取り、汚れをトントンと叩き、馴染ませて浮かせます。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返します
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷けば完了です。

このとき、椅子の生地が色落ちする可能性もありますので、必ず目立たない箇所で試してからおこなってください。

 

②サニタリー用洗剤を使う

 

サニタリー用洗剤は、薬局で販売されている経血用に作られた洗剤です。

 

ショーツや布団についた血液も素早く落としてくれるので、1本あると便利です。

【用意するもの】

✔ サニタリー用洗剤

✔ 汚れても良いタオル

✔ すすぎ用タオル

手順

  1. 汚れても良いタオルに、サニタリー用洗剤を垂らします。
  2. 汚れに叩くように馴染ませたあと、5分間放置します。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返しましょう
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷けば完了です。

 

③マジックリンを使う

 

マジックリンはアルカリ性に加え、たんぱく質を分解するプロテアーゼという酵素が含まれており、血液汚れに有効です。

【用意するもの】

✔ マジックリン

✔ 水

✔ 溶液を作るための容器

✔ 綿棒、もしくは歯ブラシ

✔ すすぎ用タオル

手順

  1. 容器にマジックリンと水が1:2になるように合わせます。
  2. 1を綿棒や歯ブラシにつけて汚れた箇所を擦ります。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返します
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷けば完了です。

 

④セスキ炭酸ソーダを使う

 

セスキ炭酸ソーダは強アルカリ性であり、酸性であるたんぱく質の汚れに有効です。布ナプキンの洗濯にも使われるほど血液汚れに強いです。

 

100円ショップでも購入できます。

【用意するもの】

✔ セスキ炭酸ソーダ

✔ 水

✔ 溶液を作る容器

✔ 汚れても良いタオル

✔ すすぎ用タオル

手順

  1. 容器に水を入れ、セスキ炭酸ソーダを溶かします。
  2. 1をタオルに含ませ、汚れを叩いて馴染ませます。
  3. すすぎ用タオルに水をたっぷり含ませ、洗剤がついた箇所を叩いて吸い取ります。
    ※タオルの位置を変えたり洗い直したりしながら、泡が出なくなるまで繰り返します
  4. ティッシュで押さえ水分をできるだけ吸い取り、乾いたタオルを上から敷けば完了です。

セスキ炭酸ソーダはスプレータイプやウェットティッシュタイプも販売されていますので、そちらを使うとより手軽に洗うことができます。

 

⑤オキシドールを使う

 

オキシドールはたんぱく質を分解する性質を持つ過酸化水素水から作られており、医療現場で血液の洗浄にも使われているそうです。

 

薬局で手頃に購入することができます。

 

ただし、椅子の生地を色落ちさせる可能性がありますので、目立たないところで試してからおこなってください。

【用意するもの】

✔ オキシドール

✔ コットン、ティッシュ、もしくは汚れても良いタオル

手順

  1. 汚れに直接オキシドールをかけ、コットンやティッシュ、タオルで叩いて押さえます。
  2. 一度で落ちない場合は、1を数度繰り返しましょう。

 

⑥アンモニア水を使う


アンモニアには、たんぱく質を分解するアンモニウムという物質が含まれており、血液汚れに有効です。

 

ただし独特の臭いがありますので、使用する際は換気などご注意ください。

【用意するもの】

✔ アンモニア水

✔ 水

✔ 溶液を作る容器

✔ 歯ブラシ、もしくは綿棒

手順

  1. 容器に水とアンモニア水が1:1になるように合わせます。
  2. 1を歯ブラシや綿棒に付けて汚れた個所を擦りましょう。

 

どうしても汚れが落ちない場合は「前処理」を行おう!

 

それでも落ちないしぶとい汚れには、以下の前処理をしてから洗うのがおススメです。汚れをいったん緩めることで効果は倍増です。

 

①大根や生姜のおろし汁で汚れを緩める

大根にはジアスターゼという酵素が含まれています。

 

また、生姜にはプロテアーゼという酵素が含まれており、どちらもたんぱく質を分解するはたらきがあります。

【用意するもの】

✔ おろし金

✔ 大根、もしくは生姜

✔ ガーゼ

手順

  1. 大根または生姜をおろし金ですりおろします。
  2. すりおろしたものをガーゼで包みます。
  3. トントンと汚れに馴染ませます。
  4. さいごに上で紹介したいずれかの方法で洗いましょう。

職場でおろすのはなかなか大変なので、家で準備したものをジッパー袋などに入れて持参するといいでしょう。

 

②無糖の炭酸水で汚れを緩める

炭酸水に含まれる二酸化炭素には、汚れを分離するはたらきがあります。

 

乾燥してしまった血液汚れに使用することで、洗剤の効果を高めてくれます。

【用意するもの】

✔ 無糖、無着色の炭酸水(未開封、もしくは開封してすぐのもの)

✔ ティッシュ、または汚れてもよいタオル

手順

  1. 炭酸水をティッシュやタオルに含ませます。
  2. 汚れを湿らせるように、叩いて濡らします。
  3. 上で紹介したいずれかの方法で洗います。

 

周囲の目が気になる場合はどうすれば良い?

 

女性同士ならば理解は得られますが、やはり男性の前では気まずいですよね。

 

朝一番に出社するなどして洗えたら良いですが、難しい場合は以下の方法がおススメです。

【用意するもの】

✔ オキシドール

✔ コットン

✔ 乾いたタオルや座布団

手順

  1. コットン数枚にオキシドールをたっぷり含ませます。
  2. 汚れの上に1をのせ、その上に乾いたタオルや座布団をのせます。
  3. 椅子を使用しながら、半日ほど放置します。
  4. 汚れが落ち切らない場合は、13を繰り返します。

密閉できるジッパー袋などを利用し、自宅で準備していけばあとはサッと敷くだけでOKです。

 

昼休みなど人目の少ない時を狙って、汚れの落ち具合を確認しましょう。

 

椅子に血液(生理)がつかないための対策

 

対処法が分かって安心ではありますが、それでもできれば繰り返したくないですよね。

 

そのためには以下の方法がおすすめです。

 

①夜用ナプキンとタンポンを併用する

タンポンを使用することで、出血はかなり抑えられます。

 

更に夜用ナプキンを使うことで、意外な部分からの漏れも防ぐことができます。

 

②パンツ型ナプキンを使用する

特に多い日や、忙しくてトイレに立てなさそうな日はパンツ型ナプキンを利用するのもひとつの手段です。

 

③座布団を使用する

普段から座布団を使用していると、万が一の際も椅子を汚す心配がありません。

 

ビニールや合皮など、汚れを拭き取りやすい素材のものを選ぶと良いでしょう。

 

色が濃い目のものなら汚れたときも目立ちにくいですね。

 

また、汚れても良いタオルや洗うための道具をロッカーなどに常備しておくといざというときに安心です。

 

まとめ

まとめ

 

 血液汚れにお湯はNG。

 

 汚れてすぐの場合は、水や食器用洗剤、マキロンなど手近なもので洗うことができる。

 

 汚れて時間がたった場合、サニタリー用洗剤やオキシドール、マジックリンなどで洗う。

 

 椅子への生理血液汚れの防止方法として、タンポン併用や夜用ナプキン、パンツ型ナプキン・座布団といった方法がある。

 

いかがでしたでしょうか?

 

落ちにくいイメージの強い血液汚れですが、意外と色々なもので落とすことができるのです。

 

ただでさえ憂鬱な気分になる生理中、少しでも不安を減らして穏やかに過ごしたいですね。

 

いざというときにはぜひ紹介した方法を実践してみてください!