生理中の悩みの一つに経血漏れがありますよね。
「インナーだけでなくアウターにも漏れ出してしまったり・・・。」
「布団やシーツなど寝具を汚してしまったり・・・。」
みなさんにも、生理漏れによる様々な失敗談はたくさんあるのではないでしょうか?
そういえば、今気づいたんだけど、布団のマットに謎の血液の跡みたいなのがあった
生理かな?(すっとぼけ) pic.twitter.com/CyajcWcnZB— ハルファス (@bon_jin_maru) August 14, 2013
ただでさえ憂鬱になる生理期間…なるべく悩みは減らしたいものです。
そこで今回は、生理漏れの防止対策をご紹介していきます。
生理漏れの原因とは?
生理であれば、通常、ナプキンをしているわけですが…。
なのに、どうして漏れてしまうのでしょうか?まずは、漏れる原因を探りましょう。
①経血量とナプキンのサイズが合っていない
ふつう~多い日の昼用、長時間の昼用、特に多い日の昼用、夜用、多い日の夜用…など、ナプキンには様々なサイズのものがあります。
漏れるのであれば、もしかしたら、今使っているナプキンのサイズが合ってないのかもしれません。
②生理用ショーツの生地
ショーツにうまくナプキンが貼りつかないことが原因で漏れてしまうことがあります。
ナプキンの粘着部分がちゃんとショーツにくっついているか確認してみてください。
生理用ショーツであってもナプキンを貼り付けにくい生地のショーツがあります。
この場合、ショーツを取り変えないことにはナプキンのズレもおさまりません。
漏れの悩みがいつまでも続くことになってしまいます。
③仰向けで寝るときの伝い漏れ
経血がお尻の割れ目を伝って漏れることを「伝い漏れ」といいます。
夜寝ている時に起きる漏れの原因はだいたいこれで、シーツなどを汚す原因にもなっています。
④経血量と吸収スピード
経血が出てきてもナプキンも瞬時に経血を吸い取れるわけではありません。
吸収するために必要な時間があるわけですが、そのスピードに対応できないような多量の経血の場合、漏れることになってしまいます。
⑤ナプキンの粘着テープが弱い
たまに、不良品なのかどうか判断には困るものの、装着面の粘着力が弱めのナプキンがあります。
ショーツに装着したものの、ショーツを履いた段階でスグにズレてしまうようなナプキンは使わない方がいいでしょう。
もったいないから…と、使い続けていても経血が漏れて大変な思いをするだけです。
必見!生理漏れ対策【6選】
生理漏れにはどのような予防法があるのでしょうか?
ちょっとしたことでも防げることはあります。
①こまめにナプキンを取り換える
ナプキンを取り換える時間がないときもありますが、「まだ大丈夫」と思ってもトイレに行ける時間があるときはこまめ取り返るようにしましょう。
特に多い日はこまめに行くようにしないと、スグに漏れてしまいますので要注意。
②ナプキンのサイズを見直す
ナプキンのサイズを見直しましょう。
2日目が漏れやすいのであれば、2日目だけ夜用にするなど、日によってサイズを使い分けると漏れを防止することができます。
③羽付きと羽なしを使い分ける
羽なしタイプを使っていて漏れやすいのであれば、羽付きタイプのナプキンを使ってみてはいかがでしょうか?
羽なしタイプよりもしっかり固定されるので、ズレによる漏れを防ぐことができますよ。
④タンポンとナプキンを併用する
長時間のタンポンは身体に悪影響なので気を付けないといけませんが、タンポンを併用するとだいぶ漏れの危険性を回避できるはずです。
この場合、タンポンだけに頼らず、必ずナプキンと併用して使ってください。タンポンだけは漏れてしまいます。
⑤オーバーパンツを利用する
オーバーパンツとは、生理用ショーツの上から更に履くショーツのことです。
履くことで、しっかりショーツが固定されるのでナプキンのヨレによる漏れを予防することができます。
ガードルやスパッツでも同様の役割を果たせるので、無理に生理用のオーバーパンツを買わなくても大丈夫です。
⑥ショーツを見直す
生理用ショーツは自分のお尻のサイズ合っているでしょうか?
ローライズ・ハイレグ・ハイウエスト・一部丈など、生理用ショーツにも様々なタイプがあります。
自分のお尻をしっかり包んでくれるショーツを選ぶことが大切。生理中は特に普段よりもしっかりすっぽり包んでくれるショーツを選びましょう。
昼の漏れはある程度予防できても、夜寝るときの漏れはなかなか難しいもの。朝起きた時にシーツが汚れているのは嫌ですよね。
夜の漏れが心配なようであれば、シーツの上に大き目のバスタオルを一枚敷くというのも漏れを防止する一つの手。
汚れてもシーツをまるまる変えるのではなく、バスタオルだけ取り換えればいいだけなので少しは気が楽になるのではないでしょうか。
伝い漏れ予防のちょっとした裏技
ナプキンをちゃんとしていても、お尻を伝わって経血が漏れてしまうので、ナプキンだけではうまく防止できないこともあるんですよね。
そこで、伝い漏れに対するちょっとした裏技をご紹介します。
①中央にタンポンをおく
タンポンが苦手な方対応の裏技です。
ナプキンをショーツに通常通りに接着させ、そのナプキンの中央(ちょうど経血が出るあたり)にタンポンを1つ置きます。
その状態でショーツを履いてください。
タンポンを敷くことでナプキンだけのときよりも吸収率がアップ。
また、タンポンで経血の流れをせき止められるのでお尻まで伝わっていかなくなります。
②お尻の割れ目にティッシュをつめる
トイレットペーパーを丸めてお尻の割れ目に挟んで生理漏れを防ぎます。
トイレットペーパーの大きさは自分が不快にならない程度にしますが、小さすぎると意味をなさないので、自分に合った適度な大きさに丸めて挟みましょう。
ちょっと恥ずかしいような方法ですが、意外とちゃんと伝い漏れを防いでくれますよ。
ショーツ型ナプキンで漏れを防ぐ!
おむつではなくショーツ型のナプキン(見た目はおむつっぽいですが…)。
もし、ナプキンやタンポンなどでは対処しきれないようなら、こちらを使ってみてはいかがでしょうか?
ただ、便利なようでちょっと難点もあるようです。まずはメリットから見ていきましょう。
ショーツ型ナプキンのメリット
・漏れを気にすることなく活動できる
・こまめにナプキンを変えに行く必要がない
・どんな動きをしてもズレる心配がないので、思いっきり運動できる
・夜寝てもシーツを汚す心配がなくなる
次はデメリットについてみていきましょう。
ショーツ型ナプキンのデメリット
・ナプキンよりもはるかにサイズが大きいため、携帯しにくい
・ナプキンなどよりも値段が高い
・ナプキンなどと違って、手軽にトイレで取り換えられない
ショーツ型ナプキンを使うときは、ショーツ一枚だけ履くよりも、ショーツ型ナプキンに通常型のナプキンを装着して使うことをオススメします。
そうすれば、通常型ナプキンを携帯して取り換えればいいだけなので、ショーツ型ナプキンを携帯しなくてもすみます。
経血カップもおすすめ
膣内に直接挿入して使う生理用品で「経血カップ」というものがあります。
タンポンのように経血を吸収するのではなく、カップ内に経血を溜めるタイプの生理用品です。
海外では少し前から普及しているようですが、日本ではまだあまり普及されていない商品になります。
シリコンなどでできている雫型のカップで、洗って繰り返し使うことができますし、膣内に直接装着なので正しく使えば漏れる心配がなくなります(ある程度の時間になったら取り換える必要はあります)。
まとめ
まとめ
✔ 生理漏れの原因には何があるのか?
✔ 様々な生理漏れ予防法を試してみよう。
✔ やっかいな伝い漏れ予防ちょっとした裏技の予防法がある。
✔ ショーツ型ナプキンと通常型ナプキンで漏れを防ぐ。
✔ 経血カップで漏れを防ぐ。
いかがでしたでしょうか?
生理漏れって本当に大変ですよね。
従来の生理用品といえばナプキンとタンポンぐらいなものでしたが、今はショーツ型ナプキンや経血カップなど便利そうなものが出てきました。
自分に合った商品を選ぶことで生理漏れば防止できるかもしれません。
生理漏れでお困りの方は、予防法とともにこれら生理用品も試してみてくださいね。