グラタンは寒い冬はもちろんのこと1年中大人も子供も大好きなメニューですよね。
お店で食べるのはもちろんのこと家でも比較的簡単に作ることができるので、作る機会も多いのではないでしょうか?
そんな時に使うグラタン皿はグラタン以外にもキッシュやラザニアなど、様々な料理に使える上に見た目も可愛いので人気の食器です。
しかし、グラタンなどを美味しく食べた後のお皿の汚れはとても頑固…。
連続グラタン……皿の焦げ具合が……… pic.twitter.com/ujpcfdNARc
— らこサイダー (@wowkarmf_Ba) December 23, 2015
水につけておいてもなかなか取れないので困ったことがある人も多いはずです。
簡単にするっとこびりついた汚れが取れたら後片付けも憂鬱にならずに料理を楽しめますよね。
そこで今回は、グラタン皿にこびりついた焦げ汚れの落とし方をご紹介します。
目次
グラタン皿の汚れの原因
グラタン皿の汚れの主な原因は、入れた材料が焦げ付いてしまうことにあります。
例えば、グラタンであればチーズやホワイトソースであったり、キッシュであれば卵などが挙げられます。
それらがグラタン皿の縁についた状態でオーブンで焼くことで焦げてしまいグラタン皿にくっついて取れなくなってしまいます。
そういった縁の少し焦げた部分は香ばしくて美味しいので好きな人も多いと思いますが、あえて食べようと思わない人にとってはただの嫌な汚れの1つになってしまいます。
また、グラタン皿を使った料理のほとんどは熱々の状態で出てくるので、火傷に気をつけながら食べているとどうしても食べるのに時間がかかってしまいます。
そうするとグラタンなどがちょうどいい温度になった頃には縁についた焦げの部分は完全に冷めきっているため、普段の食器の洗い方では落ちない汚れになってしまうのです。
ここからはそんな頑固なグラタン皿の焦げの落とし方について、ご紹介していきます。
グラタン皿の焦げの落とし方
①酢を使った方法
お酢の持つ酸性の力で頑固な汚れを浮かし落とすことができます。
特殊な薬品などではなく食品を使っているので安心安全であるのもいいところです。
【用意するもの】
✔ 酢
✔ お湯
✔ グラタン皿が入る容器(鍋でも可)
手順
- お湯に酢を適量入れ混ぜます。
- 酢を混ぜたお湯にグラタン皿を漬けましょう。
- 20〜30分程度つけた後に通常通り洗えば、完了です。
注意点としては、酢は独特の匂いがあり、お湯などの厚いものと混ざるとさらに匂いが強くなる点です。
つけていると部屋中に酢の匂いが充満してしまいますので換気をしてつけておくようにしましょう。
グラタン皿に少し匂いが残ってしまう可能性もありますが、しっかりと洗うことでほとんど匂いは無くなりますよ!
②重曹を使った方法
掃除といえば重曹と言われるほど様々な汚れを落としてくれる便利なアイテムです。
重曹水を作るときのお湯は熱めのお湯を使うことで汚れを浮かしやすくなります。
【用意するもの】
✔ 重曹
✔ お湯
✔ グラタン皿が入る容器(鍋でも可)
手順
- 容器にお湯を張り重曹を加えよく混ぜます。
- 重曹水にグラタン皿を入れ20分ほどつけておきましょう。
- 重曹水から取り出しよく洗えば完了です。
重曹には、掃除用と食品用のものがありますが、食品用を使うことで口に入っても害がないのでオススメです。
③重曹と酢を使った方法
先述したお酢と重曹は一緒に使うことで単体で使うよりも汚れを落としやすくなります。
また、鍋で沸騰させることで温度も高温になるので汚れも浮きやすくなります。
【用意するもの】
✔ 重曹
✔ 酢
✔ お湯
✔ グラタン皿が入る鍋
手順
- 鍋に水と重曹、酢を加えよく混ぜます。
- グラタン皿を鍋の中に入れ、そのまま火にかけ沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にして5分煮ます。
- 火を止めてそのまま放置して冷ましましょう。
- グラタン皿を取り出してよく洗えば完了です。
注意点としてはお酢を使うので換気は必ず行うようにして下さい。
鍋で煮るので鍋はもちろんのことグラタン皿も高温になります。
早く綺麗にしてしまいたいと熱い状態のまま取り出そうとすると火傷してしまいますので、必ず常温または人肌程度まで冷めてから取り出して下さい。
④クレンザーを使った方法
クレンザーは焦げ付きやサビ汚れを落とすのに便利なアイテムです。
お湯につけてふやかしておくことでより落としやすくなります。
【用意するもの】
✔ クリームクレンザー
✔ お湯
✔ 歯ブラシ
✔ グラタン皿が入る容器
手順
- お湯を入れた容器にグラタン皿を20分ほどつけておきます。
- 歯ブラシにクレンザーをつけてこびりついた汚れの部分をこすりましょう。
- よくすすいでから、洗剤を使って通常通り洗えば完了です。
注意点としては、クレンザーは削り取るようなものと考えた方が良いため、グラタン皿の模様や色、コーティングが物によっては剥がれ落ちてしまいます。
使うほどに汚れが落ちにくくなる可能性がありますので注意が必要です。
⑤アルミホイルを使った方法
洗剤もクレンザーも使わないため化学製品を使いたくない人にはオススメの方法です。
【用意するもの】
✔ アルミホイル
✔ お湯
手順
- アルミホイルを適量出し、くしゃっと軽く丸めます。
- グラタン皿にお湯をかけ少し温めておきます。
- アルミホイルで焦げ付いた部分をこすりましょう。
アルミホイルはほとんどの家にあるものですので誰にでも簡単にできるのもいいところです。
しかし、アルミホイルはグラタン皿に傷をつけてしまう可能性があります。
また、あまり強くこすってしまうとグラタン皿のコーティングや色などが落ちてしまいますので、その点は十分に注意しましょう。
グラタン皿に汚れがつかないようにする方法
汚れをきれいに落とす方法をいくつかご紹介しましたが、できることなら焦げ付きがないようにしたいものだと思います。
そこで、ここからはグラタン皿に汚れがつきにくくなる方法をご紹介しますので参考にしてみてください
①油を塗る
料理本などでもよくあるものなのですが、グラタン皿の中に食材を入れる前に全体的に油を塗っておくことで食べ終わった後にも焦げ付きをきれいに落とすことができます。
油はサラダ油でもオリーブオイルでもなんでも使えますので専用に何か買う必要がないのもいいところです。
しかし、油を塗ることでカロリーが高くなってしまうので注意が必要です。
②水で濡らす
バターや油ではカロリーが気になってしまう…という人は食材を入れる前にグラタン皿を水で濡らしてから使ってみてください。
水で?と思うかもしれませんが油を塗った時と同じ効果を得ることができます。
しかも、カロリーを抑えることもできるので女性にとってはかなり嬉しいものだと思います。
③焼き過ぎない
そもそもグラタン皿にこびりついた汚れは焼けたチーズやホワイトソースです。
しっかり焼いた方が美味しいからと焼きすぎてしまうと焦げ付きの原因になってしまいます。
そのため、いつもより少し早いかな?くらいで焼くのをやめるだけでも縁に着く焦げ付きが少し緩和されます。
④縁を拭いてからから焼く
よくあるのがグラタンなどを入れた時に縁にホワイトソースなどが付いたまま焼いてしまうことです。
縁にうっすらとでも付いていると焦げ付きやすく、洗うのが大変になってしまいます。
そのため、焼く前に縁をきれいに拭き取ってから焼くことで焦げ付きを抑えることができます。
まとめ
まとめ
✔ グラタン皿の焦げ付きの主な原因は縁に残った食材。
✔ 重曹はグラタン皿の焦げ付き汚れにも有効である。
✔ 酢を使うことで安心安全に汚れを落とすことができる。
✔ 酢と重曹を合わせて使うことで皿に汚れが落ちやすくなる。
✔ グラタン皿を使う前に水で濡らすことで焦げを防ぐことができる。
✔ 縁を拭いてから焼くことで焦げ付きを抑えることができる。