ドライブはいつでも楽しいものですよね。
ですが、楽しいドライブのあとにフロアマットに付着したガムを発見。
せっかくのドライブが一気に最悪の気分になんて経験もあるかと思います。
車のマットについたガムが何をしても落ちない(+_+)いい方法知ってる方いたら教えてくださいぃぃぃぃ…!!(つД`)ノ pic.twitter.com/XhETEHwzax
— しんじ (@shinjilu) February 26, 2017
汚れ自体もそうですが、フロアマットに付着したガムが中々取れないことでさらにストレスが…
ガムが付着した場合、間違った除去の方法を実施してしまうとさらに汚れが繊維の奥まで染み込み取れにくくなってしまうことがあります。
今回はそんな悩みを解決する「フロアマットに付着してしまったガムを正しい取り方」をご紹介していきます。
目次
フロアマットにガムが付着したら早めに対応しよう!
ガムでの汚れは外部から持ってきてしまう場合もあれば、子どもが噛んでいたガムを落とす場合もあるでしょう。
幸いなことにガムが繊維の奥までは染み込まないので、すぐに対応出来なくても大丈夫です。
ですが、長い期間放置するとより、ガムが劣化し固くなってしまい取れにくくなってしまうので出来るだけ迅速に処理をしたほうが懸命です。
車のフロアマットについたガムの取り方
フロアマットに付着したガムの取り方は数多くあります。
家庭にあるものを使用して行えるものから、本格的な取り方まで幅広く紹介していきます。
①付着したガムを凍らせる方法
ガムは高温で軟らかくなり、低温で固まる性質があります。
この性質を利用し、ガムを凍らせて粘着テープでまとめて除去することができます。
【用意するもの】
✔ 保冷剤、氷と塩をいれたビニール袋
✔ 粘着テープ
手順
- 保冷剤などでガムを冷やします。
- ガムが固まってきたことが確認できたら粘着テープを貼り付けしっかりと抑えてから一気に剥がしましょう。※保冷剤などの代わりにスポーツ用のコールドスプレーなどでも同じ手順で行えます
保冷剤と粘着テープだけなので誰でも簡単に出来るのもいいところです。
しかし、この方法ではガムが繊維に絡まっていた場合、取り除ける箇所が限られてしまいます。
そんな時には次に紹介する油を使った方法をお試し下さい。
②油でガムを溶かして取る方法
ガムには油で溶ける性質があります。
この取り方であれば、繊維に絡まったガムも取り除くことが出来るのでオススメです。
【用意するもの】
✔ 食用油
✔ 使わなくなった歯ブラシ
✔ 食器用洗剤
手順
- 使わなくなった歯ブラシに食用油を染み込ませます。
- 十分に食用油が染み込んだ歯ブラシでフロアマットを擦りましょう。
- さいごに油をつけた部分を食器用洗剤などで洗えば完了です。
③アルコール(ウイスキー)でガムを取る方法
ガムはアルコールとの親和性も良く、アルコールでガムを溶かすことが出来ます。
しかし、アルコールならなんでも良いわけではなくウイスキーに限られます。
ウィスキーがない場合は、アルコール度数30〜40程度のもの。例えば、消毒用のエタノールでも代用可能です。
【用意するもの】
✔ ウイスキー
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- 使わなくなった歯ブラシにウイスキーを染み込ませます。
- 十分にウイスキーが染み込んだ歯ブラシでフロアマットを擦りましょう。
- ガムを取った場所をティッシュペーパーなどで拭き取れば完了です。
④ティッシュペーパーやコットンパフに除光液を染み込ませて取る方法
除光液はガムを柔らかくする性質があります。
その性質を活かし、ガムを柔らかくしフロアマットから剥がれやすくする方法です。
【用意するもの】
✔ ティッシュペーパーやコットンパフ
✔ 除光液
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- ティッシュペーパーやコットンパフに除光液を染み込ませます。
- 十分に除光液が染み込んだティッシュペーパーやコットンパフでフロアマットを揉みましょう。
- ガムに絡んでティッシュペーパーやコットンパフなどのカスが出るので、さいごに使わなくなった歯ブラシで擦り取りましょう。
⑤オレンジオイル配合の洗剤で取る方法
オレンジオイル配合の洗剤は頑固な油汚れを浮かせて取る性質があります。
オレンジオイルに含まれるリモネンがガムを浮かせてくれます。
【用意するもの】
✔ ティッシュペーパーやコットンパフ
✔ オレンジオイル配合の洗剤(キッチン用の頑固な油汚れに使用する洗剤)
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- ティッシュペーパーやコットンパフにオレンジオイル配合の洗剤を染み込ませます。
- 十分にオレンジオイル配合の洗剤が染み込んだティッシュペーパーやコットンパフでフロアマットを揉みましょう。
- ガムに絡んでティッシュペーパーやコットンパフなどのカスが出るので、さいごに使わなくなった歯ブラシで擦り取ります。
⑥ガムリムーバーなどガム汚れ専門の用品を使う方法
【用意するもの】
✔ ガムリムーバー
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- ガムが付着した箇所にガムリムーバーを吹きかけます。
- ガムリムーバーを吹きかけた箇所を使わなくなった歯ブラシで擦りましょう。
⑦パーツクリーナーなどの潤滑油を使用する方法
パーツクリーナーは通常はクルマの部品に塗布する潤滑油です。
【用意するもの】
✔ パーツクリーナー
✔ 使わなくなった歯ブラシ
手順
- ガムが付着した箇所にパーツクリーナーを吹きかけます。
- パーツクリーナーを吹きかけた箇所を使わなくなった歯ブラシで擦ります。
⑧チョコレートを手で溶かしながら取る方法
チョコレートに含まれるカカオバターがガムを溶かす性質があります。
その性質を活かした取り方もご紹介します。
【用意するもの】
✔ チョコレート
✔ ウェットティッシュ
手順
- チョコレートを手に付着させ、溶けたチョコレートをガムに塗ります。
- ガムが徐々に溶けていくので、ウェットティッシュで溶けたあとを拭き取りましょう。
車のフロアマットにガムが付かないようにする対策
このようなガムでの汚れを発生させないようにするためには、ガムを車内で噛まないということが1番簡単です。
ご自身ももちろんのこと特にお子さんにガムを食べないように注意するのが、すぐに対策出来る方法です。
この場合、外部からガムを車内にいれてしまうこともありますので靴底などを乗車の際に確認する必要もあります。
ですが、運転中はガムを噛みたいし、いちいち靴底を確認するのも面倒…という人には下記の対策法がオススメです。
フロアマットの上にさらにマットを敷く
フロアマットの上にさらにマット(プラスチック製)を敷くという対策法です。
カー用品店などで販売されている、プラスチック製のマットを敷くことでガムだけでなく様々な汚れからフロアマット守ることができ、キレイなままフロアマットを維持出来るのでかなりオススメです。
さらにプラスチック製のマットは水洗いがすぐに出来るので、万が一汚れた場合にもすぐにキレイにすることが可能です。
マットを新しく買うのはもったいないという方はブルーシートなどで代用することも出来ます。
最近は100円均一などでもブルーシートを購入出来るので、安価に汚れからフロアマットを守ることができるでしょう。
まとめ
まとめ
✔ ガムの付着はなるべく早く除去すると良い。
✔ ガムは固めることでまとめて取ることが出来る。
✔ 油でガムは溶けるのでフロアマットに絡まったガムは食用油で溶かして除去することができる。
✔ フロアマットが取り外し可能であれば食器用洗剤などで取り除くことができる。
✔ ガムでの汚れを防ぐためには、プラスチック製のマットなどを敷くのがおすすめ。