寒い季節になると飲みたくなる汁物。
しかし、汁物は分量がわかりにくいため少し食べるだけのつもりが、大量に作ってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか?
豚汁好きすぎて、大量に作ってしまった😂😂😂😂
今日も明日も豚汁や😂😂😂😂 pic.twitter.com/455X3UzS20
— 古谷 あつみ (@railway_atsumin) March 18, 2019
翌日も食べればもちろん減りますが、食べきれずに時間が経ちすぎてしまったり、上手く保存できていなくて傷んでしまう事もあります。
そうなると捨てるしかないのですが、味噌汁や豚汁などの具材がたっぷり入った汁物も多くあるため排水管が詰まってしまうのではないか、と捨てる時に迷ってしまったことがある人も多いはず。
汁物はどう捨てるのが正しい方法なのでしょうか?
今回は、残った汁物の正しい捨て方をご紹介していきますので、お困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
残飯(豚汁や味噌汁など汁物)の正しい捨て方
①流しに捨てる方法
流しに汁物を捨てるというのは一番手軽で誰しもが一度は必ずやったことのある方法ではないでしょうか?
具材が三角コーナーなど水切りのできるものに溜まるように汁物を流すだけですので、特に大きな手間もなく簡単に捨てることができます。
三角コーナーに残った具材はしっかりと水気を切ってからビニール袋に入れてしまえば、ゴミを出す際にも匂いや液漏れの心配も少なくなります。
しかし、この方法でけんちん汁や豚汁などの油分や粘度の高い汁物については捨てると排水口が詰まってしまったり、排水管が錆びてしまう可能性がありますのでお勧めしません。
お吸い物などの油分の少ないさらっとした汁物であれば、この方法で捨てると良いでしょう。
②ジップロックに密閉して破棄する方法
流しに捨てるのは掃除も面倒という場合は、ジップロックに密閉して破棄する方法があります。
この時一番重要なのは、汁物だけをジップロックに入れるのではなく・・・
新聞紙やキッチンペーパーなどを詰め込んでから汁物を入れることで、万が一、ジップロックに穴が空いてしまっても汁物が流れ出てしまうことを最小限に抑えることができます。
破棄する際は地域によって異なりますが、生ゴミか可燃ゴミのどちらかで確実に捨てることができますので、どちらかわからない場合は各地域のゴミの分別方法などを確認してみてください。
③片栗粉で固める方法
液体はどうしても液漏れの心配があるのでゴミ捨ての際にもかなり気を使いますよね。
そんな時は片栗粉で汁物の「水気」をなくしてしまえば液漏れの心配がないので、いつもよりも捨てやすくなります。
手順としては、汁物を鍋などで温めてから片栗粉を少量ずつ入れて固めるだけです。
片栗粉を入れた汁物がしっかりと冷めてからビニール袋などに移して密閉してから破棄しましょう。
片栗粉を入れた汁物は冷えるとより硬くなりますのでゴミ袋の中で汁がこぼれてしまう心配もありません。
しかし、片栗粉で固めると質量が大きくなるため重量が出てきてしまいます。
そのため、あまりに大量の汁物を片栗粉で固めて破棄しようとするとかなり重くなってしまいますので注意が必要です。
④布に染み込ませる方法
いらなくなった洋服やタオルなどが家に余っていれば、そこに汁物を染み込ませることで不要な衣類も一緒にまとめて破棄することができます。
ビニール袋にいらなくなった布を入れてその上から汁物を染み込ませるようにゆっくりと流していくだけですので、不要な布類さえあればすぐにでもできる方法です。
サテンや革製品など吸水性の悪い布でない限りほとんどの布がこの方法で活用できます。
注意点としては、衣類を使用する方法のため、生ゴミと一緒に破棄するのは難しくなること。
そのため、可燃ゴミで破棄することになるのですが、分別の厳しい地域であると衣類が混ざっていることで可燃ゴミでも回収してもらえない可能性もありますので注意が必要です。
⑤牛乳パックを活用する方法
牛乳パックに新聞紙などの紙を詰めてから、そこに汁物を流す方法もあります。
牛乳パックに新聞紙を入れることで水分を吸い取ってくれます。
また、牛乳パックは液漏れしないようにしっかりと加工がされているので口さえ閉じてしまえばゴミ袋に入れても液漏れしてしまう心配がありません。
万が一、不安な場合はさらにビニール袋で覆ってから破棄するとより確実です。
この方法は、汁物を破棄する際にかなり有効な方法ではありますが、汁物の量があまりにも大量の場合は牛乳パックを数本用意して捨てる必要があります。
そのため、普段よりもゴミの量が増える上に重量がかなり出てしまいます。
【参考動画】
やってはいけない!NGな捨て方
①具材ごと流しに捨てる
正しい捨て方として三角コーナーを活用した捨て方をご紹介しましたが、中には三角コーナーがない家もあるかもしれません。
そんな時ないから仕方ないといって具材ごと流しに流してしまうのは絶対にしてはいけません。
具材が排水管に詰まってしまうのはもちろんのこと、環境汚染にも影響してしまいます。
また、排水管内で詰まった具材が腐敗することで悪臭が出てしまいますので、具材は絶対に流しに捨てないようにしてください。
②トイレに流す
破棄する場所がなくてついやってしまう人も多い方法ではありますが、この方法も捨て方としてはやってはいけない部類に入ります。
その理由として、汁物の油分が関係してきます。
豚汁などの油分の多い汁物は冷めた時に白く油が固まりますが、トイレに流しても同じ現象が起こります。
この固まった油分がトイレの排水管に一度こびりついてしまうと簡単に落とすのは難しいため、気付かずに繰り返していると排水管を塞いでしまい、詰まりの原因になってしまいます。
③水分の多いままゴミに出す
液漏れしないように新聞紙やタオルなどに染み込ませて破棄することが望ましいですが、どうしてもそれさえ面倒だと思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、いくら面倒でも液体をそのままゴミ袋に詰めて破棄するのは絶対にお勧めできません。
ゴミとして収集してもらえない可能性があるのはもちろんのこと、カラスなどがゴミを漁った際に汁物が入ったビニールが破れてゴミ捨て場が大惨事になってしまう可能性があります。
そうなってしまうと、掃除の必要も出てきてしまいますので、より手間がかかってしまいます。
まとめ
まとめ
✔ 汁のみであれば流しに破棄することができる。
✔ 油分の多い汁物は流しに流すのはお勧めできない。
✔ 紙や布に染み込ませて破棄すると液漏れの心配がない。
✔ 牛乳パックを活用すると悪臭が漏れる心配も少ない。
✔ トイレに流すのは詰まりの原因になるのでお勧めできない。
✔ 水分の多いまま破棄すると後々の掃除で苦労する。