ボールペンや印刷物の字を消すときに便利な「修正テープ」。
しかし、消し過ぎてしまったり、消す場所を間違えてしまうことがありますよね。
修正テープをはがすとき、消しゴムや爪でこすって剥がそうとしますが、跡が残ったり黒く汚れてしまい、キレイに取れないこともあります。
修正テープを貼ったw けど、大失敗( ;´Д`)で、爪で剥がす。キレイに剥がれない!消毒アルコールで拭いたら修正テープと共に字も消える!ついでにカード面のザラザラも消えるというw 油性サインペン出動(−_−;)
— すぎさん (@sugisan2) February 2, 2013
汚れをごまかすために修正テープを重ねたり、書き直したりすると、余計に汚れてしまい大変ですよね。
そこで今回は、簡単にできる修正テープの剥がし方をご紹介します。
紙についた修正テープをキレイに剥がしたいときには、ぜひ参考してみてください。
目次
紙についた修正テープの剥がし方
①修正テープはがしを使う
修正テープを剥がすための専用の消しゴムが市販されています。
修正テープはがしを使うと軽い力で、キレイに修正テープを剥がすことができます。
お近くの文房具店や、ネットで探してみてください。
【用意するもの】
✔ 修正テープはがし
手順
- 修正テープはがしで修正テープの部分を軽くこすります。
- でてきた消しカスを片付けましょう。
修正テープはがしは、消しゴムなので字も消せますが、修正テープはがし自体が汚れると紙に汚れがついてしまうことがあります。
修正テープはがしは、なるべくきれいな状態を保ちましょう。
②フリクションペンの消しゴムを使う
消せるボールペンとして定着しているフリクションペンを使うことできます。
フリクションペンの消しゴムで、修正テープをこするとキレイに剥がすことできます。
フリクションペンについているタイプはよく知られていますが、狙ったところが剥がしにくい欠点があります。
広範囲の修正テープを剥がすときには問題ないですが、細かいところは剥がしにくいです。
フリクションペンの消しゴムには、単独の消しゴムタイプもあります。単独の消しゴムタイプは、幅広で接地面がわかりやすいので、1字分の修正テープを剥がすときにも使いやすいです。
【用意するもの】
✔ フリクションペンの消しゴム
手順
- フリクションペンの消しゴムで、修正テープをこすります。
- でてきた修正テープのカスを片付けます。
フリクションペンの消しゴムは、消しかすが出ないので、ゴミが少ないところが魅力です。
軽くこするだけで修正テープを剥がせますが、力を入れすぎると紙が破けてしまうので、気をつけてください。
③砂消しゴムを使う
ボールペンの字を消すために使う砂消しゴムですが、修正テープを剥がすこともできます。
100均で買える砂消しで、十分に効果が期待できます。
【用意するもの】
✔ 砂消しゴム
手順
- 砂消しゴムで、修正テープを軽くこすります。
- でてきた消しカスを片付けます。
砂消しゴムで修正テープを剥がす際に、力を加えすぎると紙が破けたり、削り過ぎたりすることがありますので、力加減には気をつけてください。
④セロハンテープを使う
修正テープは、弱い接着剤で紙にくっついている状態です。
そのため、セロハンテープくらいの粘着力でも、修正テープを剥がすことができます。
でも修正テープが一気に剥がせない時もあるので、何度かペタペタと貼ったり剥がしたりを繰り返してください。
【用意するもの】
✔ セロハンテープ
手順
- 修正テープにセロハンテープ貼りつけます。
- セロハンテープの上から、修正テープ部分を軽く爪でこすります。
- セロハンテープをゆっくり剥がしましょう。
セロハンテープを修正テープに貼りつけるときは、紙に部分につかないように、軽く貼りつけるようにしてください。
また、粘着力の強いタイプのセロハンテープは、紙が破けてしまいますので使用を避けてください。
爪や定規でこすってもキレイになりにくいので注意!
修正テープは、弱い接着剤で紙にくっついている状態ですので、つけた直後であればこすって剥がすことができます。
しかし、速乾性が修正テープの特徴ですので、数秒経つと指でこすっても剥がせなくなります。
ここで爪や定規でこすって、修正テープを剥がすことはできますが、下地の粘着部分が残ってしまい、粘着跡が残ってしまいます。
修正テープの粘着部分が残っていると爪や定規についた汚れが紙についてしまい、黒く汚れやすくなります。
以上の理由から、紙をキレイに保つために、爪や定規で修正テープをこするのは控えた方が良いでしょう。
修正テープをとったけどベタつきがある!粘着剤をキレイに取る方法
爪や定規、消しゴムでこすったときには、修正テープが中途半端に剥がれてしまい、粘着剤だけが残ってしまう場合があります。
修正テープのべたつきが残っていると粘着部分が黒く汚れてしまい、とても見栄えが悪くなってしまいます。
そのため、なんとかこの粘着剤を落としたものです。
粘着剤はアセトンやオイルなどを染み込ませれば溶かせますが、紙についた修正テープには使えません。
そこで、残ってしまった修正テープのべたつきは、上記でも紹介した以下の4つのいずれかの方法を試してみましょう。
ベタつきの除去方法
- 修正テープはがしでこする
- フリクションペンの消しゴムでこする
- 砂消しでこする
- セロハンテープをペタペタと貼ったり剥がしたりする
上記の方法で、粘着剤のべたつき汚れはきれいに取り除くことができるでしょう。
市販のリム―バー付き修正テープを購入しよう!
修正テープのミスはよくあることで、専用のリムーバーつきの修正テープが発売されています。
修正テープって、剥がしたいときあるんだよ。ホント。
リムーバーつき修正テープあるって知ってました?便利だよー。 https://t.co/JpoVBCMfVn
— 文房具のトミゼン (@tomizen_jpn) May 9, 2019
修正テープをキレイに剥がす方法を紹介してきましたが、専用のリムーバーを使う方が安心ですね。
2019年現在は、トンボ鉛筆から発売されている「MONO PS」だけが、リムーバーつき修正テープとして販売されています。修正テープの幅が2.5mm、4mm、5mmの3種類あり、各240円(税抜き)です。
鉛筆のようにもてる細目のデザインで、ペンケースにも入れやすいのが魅力です。
付属のリムーバーはプラスチック素材で、フリクションペンの消しゴムよりも固い素材です。
弱い力でこするだけで、簡単に修正テープを剥がすことができます。
とても便利なリムーバーつき修正テープを、ぜひ活用しましょう。
まとめ
まとめ
✔ 修正テープは市販の修正テープはがしを使うとキレイに剥がすことができる。
✔ 修正テープはフリクションペンの消しゴムを使うと剥がすことができる。
✔ 修正テープは砂消しゴムを使うと剥がすことができる。
✔ 修正テープはセロハンテープを使うと剥がすことができる。
✔ 爪や定規でこすると、紙が汚れやすいので控えた方がいい。
✔ 修正テープのべたつきは、修正テープはがしやフリクションペンの消しゴム、砂消し、セロハンテープなどを使うと、キレイに剥がすことができる。
✔ リムーバーつき修正テープが便利でおすすめ。