【革財布の汚れの落とし方】黒ずみ&手垢汚れを洗う!革用消しゴムも有効!

 

本革の財布は重さもあって高級感が増すため、好んで使われている方も多いと思います。

 

何年も使える上に、使い込めば使い込むほど味わい深くなるのは革財布の最大の魅力です。

 

年月を重ねるごとに手にしっかりと馴染み、世界でたった一つだけの自分にピッタリな財布になります。

 

しかし、そんな大切な革財布に黒ずみや手垢などの汚れが付くこともあるかと思います。

 

 

今回は、困ったときに役立つ『革財布の汚れの落とし方』をご紹介していきます。汚れの落とし方をしっかり知って、末永く使っていきましょう!

 

革財布の汚れの落とし方

 

本革の財布の汚れは時間がたつと、革の中に入り込んで落ちにくくなります。

 

汚れたらできるだけ早くお手入れするようにしましょう。

 

軽度の汚れの場合

 

軽度の汚れの場合は、柔らかいブラシで軽くこすりましょう。

 

汚れが軽い時はこれだけで落ちることがあります。

 

黒ずみや手垢の汚れ

 

革専用の消しゴムを使う方法

【用意するもの】

✔ 革専用消しゴム

✔ 革専用クリーム

手順

  1. 黒ずみや手垢の汚れは、革専用の消しゴムで軽く擦って落とします。常にきれいな面で擦るようにしましょう。
  2. その後、ミンクオイルなどの革専用クリームで磨きます。

必ず、少量ずつとり、薄くのばして磨いてください。一箇所にたくさんつくとかえってシミになる可能性があります。

 

 

革専用クリームを使う方法

【用意するもの】

✔ 革専用クリーム

✔ コットンなどの布

手順

  1. 黒ずんだ部分に、柔らかいコットンなどの布でクリームを塗ります。
  2. 汚れと馴染んだら、別の柔らかい布で拭き取ります。
  3. さらにまた別の乾いた柔らかい布で拭きます。

 

革専用の洗剤を使う方法

革専用の洗剤には、いくつかタイプがあります。

 

羊なのか牛なのか革の素材によっても洗剤が異なるので気をつけてください

 

靴屋さん、鞄屋さん、服屋さんなどでも取り扱っているところがあります。

 

水に弱い革ですが、専用の洗剤を使うことで自宅で水洗いができるものがあります。

 

それでは、洗い方をご紹介します。(※基本的には、革用洗剤に記載されている洗い方で行ってください。)

 

【用意するもの】

✔ 革専用洗剤

✔ スポンジ

✔ タオル

✔ ブラシ

手順

  1. 革財布の表面にブラシをかけて汚れや埃を取り除きます。
  2. タオルを濡らして、財布全体に丁寧に水を含ませてください。
  3. スポンジなどに専用洗剤を含ませ、泡立て、財布を洗います。
  4. 別のスポンジに水を含ませ、泡を完全に取り除きます。
    *アルカリ性の専用洗剤を使用した場合は、すすぎ残しがあると革を傷める原因になりますので、丁寧に泡を取り除きましょう。
  5. 陰干しをして乾燥させます。

 

また、洗ったあと、すすぎ洗いをしないで乾いた布で拭きとって完了できるものもあります。

 

やってはいけない革製品のお手入れと汚れの落とし方

中性洗剤を薄めた水を布にとり、拭くのはNG

 

汚れが落ちたとしても革が硬くなったり、傷んだりする可能性があります。

 

牛乳を布にとり、拭くのはNG

 

艶が出るとカン違いされている方もおられるようですが、カビの発生や、革の表面が硬くなったりする原因につながります。

 

ハンドクリームを塗るのはNG

 

色が濃くなったり、シミができたりします。べたついて汚れやすくなります。

 

靴クリームを塗るのはNG

 

靴クリームには、油分の多いものがあります。表面のべたつきや、シミができる可能性があります。

 

汚れがひどくて、自分ではお手入れできない時は、革製品専用のクリーニング屋さんへお願いしましょう。

 

革財布の正しいお手入れの仕方

 

年を重ねた革財布の味わいは、とても素敵です。

 

しかし、長年の使用でうっかり水がついてシミができてしまったり、どうしても手垢で黒ずんだりしてきてしまいます。また、表面が乾燥してくると汚れがつきやすくなってしまいます。

 

そうなる前に、定期的なお手入れをすることはとても大切です。ここでは、革財布の定期的なお手入れの方法をご紹介します。

 

【用意するもの】

✔ ブラシ

✔ 防水スプレー

✔ コットン

✔ 保湿クリーム

手順

  1. 革財布の表面についた埃などの汚れを柔らかなブラシを使って、優しく取り除きます。
    *柔らかい山羊毛のブラシは、表面を傷つけないのでオススメです。
  2. 革財布から30センチほど離したところから防水スプレーを均一にかけます。
    *革は、非常に水に弱く、水がつくとシミの原因となりますので、まず防水スプレーで防ぎます。また、この時、あまり近くからかけるとシミになったりすることがあるので気をつけてください。
  3. 20分ほど、溶剤が革に馴染むまで待ちます。
  4. 柔らかいコットンなどの布の先に、ほんの少し保湿クリームを取って、少しずつ均等に薄く塗っていきます。
  5. 別の柔らかいコットンなどの布で、余分なクリームを取り除きます。
  6. 最後にブラシをかけて、革のしわや縫い目に残っているクリームを綺麗に取り除きます。

 

まとめ

まとめ

 

 革財布の汚れの落とし方

  • 汚れがついたら、できるだけ早く落とすようにする
  • 軽い汚れは、柔らかいブラシでこすり落とす
  • 黒ずみや手垢の汚れは、革専用の消しゴムで軽く擦って落とす
  • 革専用クリームを使って落とす
  • 革専用の洗剤を使って落とす
  • 汚れがひどい場合は、革製品専用のクリーニング屋にお願いする

 

やってはいけない革製品のお手入れと汚れの落とし方

  • 中性洗剤は使用しない
  • 艶がでるからと牛乳で拭かない
  • ハンドクリームを塗らない
  • 靴クリームは塗らない

 

 革財布のお手入れ方法

  • 汚れがひどくなる前に、定期的にお手入れをする
  • 手入れは、防水スプレーと保湿クリームを使用すると良い

 

 

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