毎日の食卓として使われている木製テーブルは、汚れやすく、お手入れが大変ですよね。
天然木のテーブルなんて、手入れ面倒だし買うものじゃない(戒め
まぁ、見た目も使い心地も最高なんですけどね() pic.twitter.com/SslPZCl8HW— ReE=Rishun (@reerishun) 2018年6月27日
毎日拭いているのにコップの跡や油のべたつき、黒ずみが残っていて、なかにはテーブルクロスを利用している方いるでしょう。
今回は、本来の木の温もりを感じられるように、木製テーブルの汚れの落とし方・お手入れ方法についてご紹介していきます。お困りの方はぜひ今回ご紹介する方法をお試しください!
目次
木製テーブルの汚れの落とし方
さっそく原因別の汚れの落とし方をご紹介します。
下記方法はいずれも目立たない場所で色落ちしないか確認してから行ってください。
【原因1】水滴による輪じみ→マヨネーズ
コップを置いていただけで輪じみができたりすることがありますよね。
オイルステインで塗装されたテーブルなら、輪じみができる可能性は特に高いです。
【用意するもの】
✔ マヨネーズ
✔ キッチンペーパー
水滴による輪染みの落とし方
- キッチンペーパーに大さじ2杯のマヨネーズをつけて、輪じみの上にのせ、約10分から15分おきます。
- その後、きれいなキッチンペーパーで拭き取ります。
※この作業で大部分は取れると思いますが、汚れがひどい時はもっと長い時間マヨネーズをつけおきしてもかまいませんし、この作業を繰り返してみてください。
【原因2】熱によるしみ→スチームアイロン
(引用:オーダー家具屋の専務の日記)
うっかり木製だからと鍋や熱いポットを直かに置いてしまって跡が取れない場合は、スチームアイロンで試してみてください。
スチームアイロンを使う際は、周囲に小さな子どもや人がいないことを確認してから行ないましょう。
【用意するもの】
✔ タオル
✔ スチームアイロン
✔ オリーブオイル
熱によるシミの落とし方
- しみの上にタオルをかぶせ、その上からスチームアイロンを約30秒から1分当てます(蒸気の力で汚れが浮き上がり取れやすくなります)。
- 汚れを拭き取った後、乾いたふきんで水分が残らないように再度拭き取り乾かします。
- オリーブオイルを薄く表面に塗り終わりです。
▼おすすめのスチームアイロン
【原因3】油汚れや新聞などのインク汚れ→重曹水さらに酢水
【用意するもの】
✔ 重曹水(重曹大さじ2杯と水500ml合わせる)
✔ メラミンスポンジ or ふきん
✔ 酢水(お酢50mlと水150ml合わせる)
油&インク汚れの落とし方
- ふきん、またはメラミンスポンジに重曹水をしめらせて汚れを拭き取ります。
※メラミンスポンジの方がよく落ちます - 酢水をしみ込ませたふきんでさらに拭き上げます。
重曹水を使ってメラミンスポンジで拭くだけでも汚れは落ちますが、酢水でさらに拭きあげることのより、よりきれいになります。
【原因4】油性マジック→メラミンスポンジor柑橘の皮
子どもがテーブルで書いているときに、よくこの問題は起きるのでぜひ覚えていただきたいです。
実は、油性マジックはベンジンで落ちます!
しかし、食卓は危険ですので、安全な以下の方法を紹介します。
※できるだけ早くに対処することが必要ですので、あきらめずにやってみてください。
また、1度で落ちない場合は、1日で落としてしまおうと焦らないで、上記の方法で薄くなっていきますので、日にちをあけてでも繰り返し行うことが大切です。
落ちない黒ずみ汚れの場合
上記の方法で落ちない黒ずみは、キズから水分また汚れが入り込んでカビになっていますので、まずはテーブル用の除菌スプレーで除菌することをおすすめします。
時間の経過した黒ずみになると、正直黒ずみを落とすことは難しいです。
そのため毎日のお手入れ(下記に記載)は簡単にでも欠かさないようにしましょう。
〈DIYなどコーティングなしのテーブルの場合のみ〉
表面を削っても問題ない場合だけは、ヤスリやまな板の黒ずみを削るアイテムが売られていますので、利用することもできますが、これはDIY得意な方のみへのおすすめ方法です。
残念ながらあとは、買い替えしか方法はありません。
▼おすすめのテーブル用の除菌スプレー
毎日のお手入れ方法
✔ 毎日水拭き+乾拭きをしましょう
本来、木製家具は水を嫌います。しかし、毎日使うテーブル・食後の汚れは、固くしぼった濡れぶきんで汚れをその日のうちに拭き取りましょう。温かいお湯で行うのもかまいません。
その後、しっかりと乾いたふきんで水分を拭きとるようにしましょう。
水分が残っていると、黒ずみの原因となります。黒ズミにまでなると後取れにくくなりますので注意しましょう。
✔ 熱い鍋やポッドを直かにテーブルの上に置かないようにしてください
鍋敷きを利用しましょう。
✔ 新聞紙を利用するのもやめましょう
黒いインクがテーブルにうつりますので、十分注意しましょう。
週1または月単位でテーブルのコーティングを!
【用意するもの】
✔ 中性洗剤
✔ オリーブオイル
✔ タオル
テーブルのコーティング方法
- 台所用の中性洗剤を希釈して汚れをふきとりましょう。
- 2~3回かけて洗剤が残らないように良く拭き取ってください。
- 乾いたタオルで水分を良く拭き取ってください。
- オリーブオイルをうすく表面にコーティング代わりとして塗りましょう。
※専門のコーティング剤も市販されています。
まとめ
まとめ
✔ 水滴汚れはマヨネーズがおすすめ。
✔ 熱によるシミはスチームアイロンで取ることができる。
✔ 油汚れやインク汚れは重曹水の後、酢水がおすすめ。
✔ 油性マジックはメラミンスポンジまたは柑橘類の皮で取ることができる。
✔ 黒ずみはカビ!汚れは落ちないかも・・・削るか、除菌・・そうならないために黒ズミ前の汚れはまだ対処できる。
✔ 木製家具は水に弱いので、お手入れ後の乾拭きは基本。
✔ 毎日の拭き上げ+週あるいは月単位でのコーティングを(オリーブオイル)忘れずに!