【木製机に書かれたボールペンの落書きを消す方法】簡単!!おすすめの消し方を紹介!

 

ボールペンは普段よく利用する文房具の1つですよね。

 

メモをしたり…書類を書いたり…日常生活ではなくてはならないものです。

 

そんな便利なボールペンですが、使用した後に片付けを忘れて目を離した隙に、「子供が机に落書きをしてしまった…」なんてことはないでしょうか?

 

 

 

ボールペンの汚れはなかなか落ちませんし、木製の机の場合は間違った汚れの落とし方で机を傷つけてしまうこともあります。

 

そこで今回は『木製机に書かれたボールペンの落書きを消す方法』をご紹介していきます。

 

ボールペン汚れにお困りの際はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

落書き汚れの種類が「水性or 油性」を確認しよう!

 

ボールペンは主に水性インク・油性インクのものに分けられます。

 

油性インクのボールペンの主成分は以下の通りです。

  • 染料(顔料)
  • アルコール系溶剤
  • 樹脂
  • 添加物

耐水性があり滲みにくい のが特徴。油分も含まれており、一度付着すると水もはじくため、なかなか汚れが落ちません。

 

一方、(水性インクのボールペン) の主成分は以下の通りです。

  • 染料(顔料)
  • 添加剤

水性インクは水にも溶けやすく、油性インクのボールペンと比較すると汚れの取れやすいインクになります。

 

ボールペンのインクの種類により、汚れの取り方や取れ具合は異なりますので、落書き汚れを見つけたら、そのインクが「水性なのか?それとも油性なのか?」必ず確認するようにしましょう。

 

木製机に書かれたボールペンの落書きを消す方法【水性インクの場合】


①食器用洗剤を使用する方法

「ac 写真 食器用洗剤」の画像検索結果

 

水性インクは付着してすぐの汚れの場合は、水拭きや食器用洗剤で簡単に汚れを落とすことができます。

【用意するもの】

✔ 食器用洗剤

✔ 水

✔ スポンジ

✔ 布巾

手順

  1. 汚れた部分に食器用洗剤を塗布します。
  2. 水とスポンジで汚れをこすります。
  3. さいごに、濡れ布巾で汚れを拭き取りましょう。

 

②メラニンスポンジを使用する方法

「ac 写真 メラミンスポンジ」の画像検索結果

 

メラニンスポンジは、机表面のボールペン汚れを研磨する(削る)ことでキレイに落とすことができます。

【用意するもの】

✔ メラニンスポンジ

✔ 水

✔ 布巾

手順

  1. 水で湿らせたメラミンスポンジで汚れをこすります。
  2. さいごに濡れ布巾で拭き取りましょう。

※メラニンスポンジでこすることで表面を傷つけてしまうこともありますので、擦りすぎには注意しましょう。

 

木製机に書かれたボールペンの落書きを消す方法【油性インクの場合】

①柑橘類の皮を使用する方法

オレンジやレモン、みかんなどの柑橘類の皮に含まれている「リモネン」という成分には油を溶かす効果があります。

 

そのため、油性ボールペンでの落書きにも効果的です。

 

天然成分なので食事をしたりする食卓にでも安心して使用できるのも嬉しいポイントです。

【用意するもの】

✔ 柑橘類の皮

✔ 布巾

手順

  1. 柑橘類の皮を剥き、その皮の外側で汚れ部分をこすります。
  2. さいごに布巾を水で濡らし拭き取りましょう。

 

②消毒用エタノールを使用する方法

「ac 写真 消毒用エタノール」の画像検索結果

 

主に薬局で購入することができる「消毒用エタノール」。

 

こちらは、油性ボールペンのインクに使用されているアルコール系溶剤を溶かすのに効果的です。

 

簡単にボールペン汚れを落とすことができるでしょう。

【用意するもの】

✔ 消毒用エタノール

✔ コットン

✔ 布巾

手順

  1. コットンに適量の消毒用エタノールを塗布します。
  2. 汚れ部分をエタノールを塗布したコットンで拭きます。
  3. さいごに、濡れ布巾で拭き取りましょう。

※コーティングや塗装されている机の場合は、塗装を剥がしてしまう可能性もありますのでご注意ください。

 

③クレンジングオイルを使用する方法

 

クレンジングオイルは自宅に置いているという方も多いでしょう。

 

クレンジングオイルも油分を溶かす働きがありますので、油性ボールペン汚れに効果的です。

【用意するもの】

✔ クレンジングオイル

✔ コットン

✔ 布巾

手順

  1. コットンにクレンジングオイルを染み込ませます。
  2. 汚れ部分をクレンジングオイルを塗布したコットンでこすります。
  3. さいごに、濡れ布巾で拭き取りましょう。

 

④市販の落書き落としを使用する方法

 

ネットやホームセンターでは専用のインク落としが販売されています。

 

ボールペンのインク汚れを落とすのに効果的な成分が含まれていますので、困った際にはとてもオススメです。

 

メーカーや製品により使用できる材質や使用方法が異なりますので、容量や使用方法をよく読んでから使用するようにしましょう。

 

⑤ヤスリ掛けやカンナで削る方法

 

コーティングされていないような机の場合、染み込んだインクはなかなか除去できません。

 

このような場合は机の表面をヤスリがけしたり、カンナで薄く削ったりしなければ汚れを落とすことが困難です。

 

ただ、技術も必要になりますので気を付けながら作業しましょう。

 

落書きを消す際の注意点

①ボールペン汚れは早めに処理をする

水性インク、油性インクどちらのインクのボールペンの場合にも共通している大切なことは、汚れが付着してしまった際には早く汚れを落とすということです。

 

木製の机にインクが付いてしまった場合、木の表面だけではなく内部までインクが染み込んでしまう可能性があります。

 

内部までインクが浸透してしまうとインク汚れを完全に落とすのは、非常に困難になってしまいます。

 

特にコーティング塗装されていない机の場合はインクが染み込みやすくなっているので、インクが付着した際には早めに対処することが大切です。

 

②コーティングや塗装を剥がしてしまう溶液の使用は避ける

よくインク汚れを落とす方法として、除光液・シンナー・ベンジンを使用する方法が紹介されています。

 

しかし、このような製品は汚れを落とす効果も期待できますが、机のコーティングや塗装を剥がしてしまったり、材質を傷めてしまったりする可能性があります。

 

そのため、使用は避けたほうが良いでしょう。

 

③ボールペンの取り扱いには要注意!

ナチュラル素材がブームの今、木製の製品は人気があります。

 

木製の机は高価なものも多くお手入れも難しいですよね。

 

木製机にボールペンインクが染み込んでしまうと、なかなか汚れを落とすのが難しい場合もあります。

 

そのため、お子さんがいるご家庭では特に使用後は放置せず、きちんと管理することをオススメします。

 

まとめ

まとめ

 

✔ ボールペンのインクには水性インクか油性インクかどちらかが使用されていることが多く、水性インクに比べて油性インクは汚れが落としにくい。

 

 インクが付着した場合にはインクが浸透する前に早めの処理が大切である。

 

 水性のインクは水拭きや食器用洗剤で汚れを落とすことが可能な場合もあるが、油性インクの場合は油分に効果的な消毒用エタノール・柑橘類の皮・クレンジングオイル・専用の落書き落としなどを使用するのが効果的。

 

 汚れが落ちない場合は、ヤスリ掛けやカンナで削る方法もあるが技術を要するので注意して行う。

 

 除光液、シンナー、ベンジンなどの溶剤は机を傷めたり、コーティングを剥がしたりしてしまう可能性があるので使用は避ける。

 

 木製テーブルはデリケートな製品も多いため、薬品や溶液を使用する際には変色したり傷つけたりしないか、目立たない部分で確かめてから行なう。

 

 

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