【ダイニングの艶だし方法】簡単!!テーブルの艶がなくなった時の対処法&注意点!

 

ダイニングテーブルは食事のためだけでなく、家族や友人との団らんに欠かせない大切な家具だと思います。

 

お値段が少々張っても、お気に入りを見つけて購入したという方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、木製ダイニングテーブルに艶がなくなった時のお手入れの方法と注意点をご紹介します。

 

ただし、工具を使うDIYやその場しのぎの裏ワザではなく、普段からしたほうがよいことを重視しました。

 

末永く使いたいものだからこそ、日常のケアにスポットライトを当ててみました。

 

今まさに、「艶がなくなりどうにかしたい!」という方も、今日から始められるケアです。

 

カワルンちゃん
難しくはありませんので、コツを覚えて、あなただけのテーブルを長く大事に使っていきましょう!

 

ダイニングの艶がなくなる原因とは?

 

さて、ダイニングテーブルは毎日使うものですから、日々それなりに掃除をして、手をかけていることと思います。

 

でも、ある日ふと、なんとなくくたびれてきたかな、と感じることがありますよね。

 

その原因はズバリ、経年劣化です。

 

月日とともにどうしても、少しずつ艶は褪せ、塗装が劣化していきます。

 

人為的な原因だけではなく、紫外線による変色や塗装油分の揮発なども原因で、それらは残念ながら止めることはできません。

 

その事実を受け止めたうえで、具体的なお手入れ方法を見ていきましょう。

 

簡単!!ダイニングテーブルの艶だし方法

 

 

オイル塗装のテーブルに関しては、油分を足す定期的なケアを行うことで、艶が戻ってきます。

 

塗膜がないため、油分が揮発してしまうと、木の反りや水こぼれによるカビの発生などの大きなダメージにつながりやすくなります。

 

そのため、定期的なオイルケアは必須です!

 

このケアは年に23度が望ましく、以下の方法をぜひ試してみて下さい。

※換気をしながら行ってください。

【用意するもの】

✔ ウエス(不要な布。ハンカチやTシャツを切ったものでOK5枚ほど

✔ メンテナンス用オイル(家具店やホームセンターのネットショップで購入可能)適量

手順

  1. いたウエスでテーブルをよく乾拭きします。
  2. ウエスにオイルを適量含ませ、少し力を入れて木目に沿いながら薄く全体にすり込んでいきましょう。
  3. すり込み後、10分ほどおいてから乾いたウエスで拭きあげます。
  4. 数時間後、もう一度乾いたウエスでオイル分を拭きとれば完了です!

 

以上です。作業時間はほんの10分ほど。とても簡単です。

 

※オイルが付着したウエスは、自然発火する可能性があるため、水で濡らしてから処分してください。

 

おすすめのお手入れアイテム

〇「高儀 白ウエス 約1kg」645円(税込)

シーツ地のみ使用したリサイクルウエス。毎日の拭き掃除に気軽に使えます。

 

 

〇「プレッジ・オレンジオイル」648円(税込)

ウレタン塗装、オイル塗装のいずれにも使えるメンテナンスオイル。オレンジの香りが人気です。

 

 

オイルを足す前にヤスリを使わなくても良い

家具メンテナンスのサイトでは、ヤスリで傷を消してからオイルを足す方法が紹介されることが多いです。

 

確かに、研磨も行えばより綺麗になるのですが、DIYが苦手な方には、サンドペーパーの番手を選ぶだけでもハードルが高いですよね。

 

そうこうしているうちに月日が経ってしまうこともあるかと思います。

 

シンプルに考えると、油分がなくなることが一番の問題なので、傷を落とす目的のヤスリはかけなくても問題はありません。

 

ちょっとしたキズは、木の調湿効果で次第に目立たなくなる場合が多いですし、研磨に関してはそれほど気にしなくても大丈夫です。

 

油分をプラスするケアを1度やってみると、作業後のテーブルの艶としっとり感に感激すると思います。

 

年に23度ではなく、毎月行っても構いません。

 

ダイニングテーブルの艶を保つための毎日のお手入れ方法

 

経年劣化を避けられないとはいえ、毎日のお手入れに気をつければそれだけでコンディションを改善できます。

 

どちらの塗装にも共通して、下記のお手入れと注意事項を実践してみてください。

 

①毎日のお手入れ方法

・日常的に乾いた布で少し力を入れて乾拭きする。毎日が望ましい。

・汚れた場合は、薄めた中性洗剤を含ませて硬く絞った布で拭き、乾いた布で乾拭きする。

 

 

②注意事項

・汚れた箇所ばかり拭かない。艶にムラができるので全体的に拭く。

・アルカリ性の洗剤は使わない。木のタンニンと反応してシミが残る可能性があるので必ず「中性」を使う。

・アルコールやマニキュア徐光液は絶対に使わない。

・除菌シートやウエットティッシュも使わない

・化学ぞうきんは、薬剤による変色の可能性があるため使用しない。

・熱い鍋などをじかに敷くと変色し痕ができるため、直に置かない。

・日光は、テーブルを日焼けさせ劣化が早まるため、なるべく紫外線にさらさない。

・ガラス板やビニールシートは、変色や癒着がおきるため使わない。。

・陶器などを長時間置かない。癒着し痕がつく。

 

上記の注意すべきことの中には、ついやってしまっていることもあるかと思います。

 

これらを意識して避けて、毎日の乾拭きを徹底してみると、もし今テーブルに艶がなくなったと感じていても、数日でこざっぱりとしくすみがとれたようになると思います。

 

一番のポイントはこまめな乾拭きです。ちょっとした汚れも、乾拭きで十分落ちます。

 

まとめ

 

ダイニングテーブルの艶出しは一朝一夕に考えず、日々のケアを重ねていくことが結果を出す秘訣です。

 

経年劣化も当然の現象だと認識できると、神経質にならずに受け入れられるのではないでしょうか。

 

多少の汚れや傷があっても、きちんと磨き込まれてさえいれば、美しく清潔で、味わいも深いテーブルになるでしょう。

 

家族以外の方も、あなたの部屋を訪れた時にきっと居心地よく感じると思います。

 

ぜひ、今回ご紹介したお手入れ方法を今日から実践して、ご家庭のダイニングテーブルを大切に磨きあげていってくださいね。