強力な粘着力を持ち、多くのファンがいる「スポンジテープ」。
デップーのマスクの内側に10×30のスポンジテープを貼ってブカブカを解消。
安くて便利アイテムだ。 pic.twitter.com/KRyfBpKVqP— GRANT・タックル入魂完了 (@Grant_108) December 25, 2017
ホームセンターや100円ショップにも売っているとても便利なアイテムなので、使用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、スポンジテープはつける時は問題ありませんが、意外と剥がすときに苦労してしまうのが難点です。
そこで今回は、『スポンジテープの剥がし方』についてご紹介していきます。
やり方さえ知っていればあと必要なのは根気だけ!じっくり取り掛かればスポンジテープはしっかりと剥がすことができます。
ぜひスポンジテープをストレスなく剥がしてみてくださいね。
目次
スポンジテープってどんなもの?
スポンジテープと言われても、ちょっとイメージが湧かない方に簡単にスポンジテープについて説明させていただきます。
スポンジテープは、両面テープの片側にスポンジが付いている粘着テープになります。
スポンジがついており当たっても痛くないため、赤ちゃんがいるご家庭などでは家具の角につけ、怪我の防止に使っている方も多いです。
また、隙間を埋めることもできるため、窓の隙間などを埋め防寒力を高めるのにもとても便利なテープになります。
その他にもクッション性を利用した接着などもできるので様々な使い方をすることができます。
スポンジテープのおすすめの剥がし方
では、いろいろな使い方ができるスポンジテープを簡単に剥がす方法をご紹介します。
スポンジテープの剥がし方は、以下の2つの方法がオススメです。
- 熱を使って剥がす
- お酢を使って剥がす
①熱を使って剥がす方法
こちらは熱を利用して粘着力を弱める方法です。
比較的粘着力が弱くなっているスポンジテープに有効な方法になります。
【用意するもの】
✔ ドライヤー
手順
- 剥がせないスポンジテープをドライヤーで温めます。
- 手で触れるくらいの熱さになったら、スポンジテープを剥がします。
しかし、ドライヤーのコードが届かないとできない方法ですので、届かない場所にある場合は次の方法を試してください。
②お酢を使って剥がす方法
お酢の力を使ってスポンジテープを溶かすように剥がす方法です。
お酢の臭いが強いのでマスクをして作業するのをオススメします。
【用意するもの】
✔ お酢
✔ コットン、またはキッチンペーパー
✔ マスク
手順
- マスクをします。
- お酢をコットンやキッチンペーパーにたっぷりつけます。
- 剥がれないスポンジテープの上にお酢をつけたコットンやキッチンペーパーを乗せ、10分から20分ほど放置します。
- その後、スポンジテープを剥がします。
もしうまく剥がれない場合は、お酢が蒸発して力が弱まっていることも原因になりますので、コットンやキッチンペーパーの上からラップをして10分から20分放置するようにすると良いでしょう。
スポンジテープを剥がすときの注意点
作業をする上での注意点
- 無理やりゴシゴシ擦らないこと
力任せにこすってしまうとスポンジがボロボロになったり、跡が取れなくなったりと状態を悪化させてしまうことがあります。
そのため、テープをはがす際は優しくこするようにしましょう。
- 素材によっては合わない方法がある
スポンジテープを溶かそうと除光液やベンジン、ラッカーなどを使って剥がそうとする方もいらっしゃると思います。
しかし、これらの溶剤はプラスチックや塗装面を曇らせるなど、素材によっては状態を悪化させてしまうことになりますのでお勧めしません。
もし、これらの溶剤を使用する場合は先ほどご紹介した「お酢を使って剥がす方法」と同じ方法で使用すると良いです。
また、市販のシールはがし溶剤を使うこともできますが、必ず使える素材を確認するようにしましょう。
スポンジテープを剥がした後に残ったべたつきの取り方
「スポンジテープを剥がせた!」と喜んだのもつかの間、「ベタベタが残っていてがっかりした…」という経験をした方も多いのではないでしょうか?
スポンジテープの粘着力はなかなか強力なため、爪で擦り落とそうとしても簡単にはいきません。
しかし、ある方法でこのべたつきを落とすことができます。
それは
- ハンドクリームを使用する方法
- 消しゴムを使用する方法
です。
①ハンドクリームを使用する方法
ハンドクリームの成分を使って粘着力を落とす方法です。
この時、コロコロと転がすように粘着面をなぞるのがポイントです。
【用意するもの】
✔ ハンドクリーム
✔ コットン
手順
- コットンにハンドクリームをつけます。
- ハンドクリームをつけたコットンをべたつきに乗せ、コロコロとなぞるように粘着面を取ります。
もしコットンがない場合は指につけてコロコロするだけでも効果があります。
②消しゴムを使用する方法
こちらはとっても簡単な方法です。
消しゴムの摩擦力でスポンジテープの残った粘着を落とすことができます。
力もいらず、擦り落としている実感もあるのでオススメの方法です。
粘着力が乾いたかさつきの取り方
スポンジテープを剥がした後、粘着が残っているのに気が付かず、しばらく放置してしまうと粘着力が乾いてカサカサしてしまうことがあります。
このカサカサは意外と取れません。
しかし、「灯油を使う方法」であれば簡単にとることができます。
【用意するもの】
✔ 灯油
✔ コットン
✔ ラップ
手順
- コットンに灯油をしみ込ませます。
- その上からラップをかけ10分程度放置します。
- その後、乾いたコットンでコロコロ転がすように粘着を取ります。
※この時、素手で灯油に触れてしまうと肌が荒れてしまったり、臭いが残ってしまうことがありますので、灯油に直接は触れないように注意してください。
まとめ
まとめ
✔ スポンジテープはドライヤーで温めることで剥がしやすくなる。
✔ スポンジテープはお酢の力で剥がすことができる。
✔ スポンジテープを剥がすときは無理やり擦らず、落ちにくい場合はラップをしてしばらく放置する。
✔ スポンジテープを剥がす方法は素材によっては合わない場合がある。
✔ 除光液やベンジン、ラッカー、市販のシールはがし溶剤は素材によっては状態を悪化させることがある。
✔ スポンジテープを剥がした後のべたつきはハンドクリームや消しゴムを使って落とすことができる。
✔ スポンジテープを剥がした後に乾いてしまった粘着力は灯油を使って柔らかくしてから落とすことができる。