【軽油のついた服の洗い方】臭いが取れない!!効果的な洗濯方法を紹介!

「軽油を、うっかりこぼして服につけてしまった…」

「旦那が仕事で、作業着を軽油で汚してしまった…」

「軽油がついた服の臭いが取れない!」

などなど・・・軽油汚れで困ったことはないでしょうか?

 

 

 

この強烈な軽油の臭いはどうすれば落とすことができるのでしょうか?

 

今回は、『軽油のついた服の洗い方』をご紹介していきます。軽油汚れにお困りの際はぜひ今回ご紹介する方法を試してみてください!

 

服についた軽油を落とす際のポイント

 

軽油はディーゼルエンジンの車、バスなどの乗り物だけでなく、発電機、草刈り機、工事現場や工場などでも使用されています。

 

職場だけでなく、発電機や草刈り機を所有する方にとっては、軽油はご家庭に身近にある燃料でもあります。

 

しかし、気をつけていても給油中や使用中に、うっかり服についてしまうこともあります。

 

服についた軽油は、灯油やガソリンと同じように揮発する特徴がありますので、軽油がついたらまずは外に干して揮発させることがポイントです。

 

そして軽油は油汚れの一種ですので、普段つくことのある油汚れを落とすのと同じ方法で汚れを落とすことができます。

 

洗う前に、まずは外に干して軽油を揮発させよう!

 

まだ軽油のついた服が濡れている場合は、まずは外に干して服についた軽油を揮発させましょう。

 

また、洗えない素材の服の場合は、こちらの天日干しで完全に軽油を揮発させ、臭いを落とすのが有効です。

 

【用意するもの】

✔ ハンガー

✔ 洗濯ばさみ、ピンチなど

手順

 

ベランダや庭、風通しの良い場所に、服をハンガーなどにつるして数時間干しましょう。

※洗えない素材の服の場合は、根気よく1~2日干し続けましょう。

 

長い時間干すので、風に飛ばされないよう洗濯ばさみやピンチなどでハンガーや服を留めると安心です。

 

軽油のついた服を洗う前の注意点!

 

軽油のついた服を洗う前に、注意しなければいけない点があります。

 

それは、「軽油がついた服を洗濯機で洗わない」ことです。

 

慌ててすぐに洗濯機を回してしまいがちですが、軽油がついた服を洗濯機で洗うと、軽油が洗濯機にもついてしまいます。

 

そうなると洗濯機からも強い臭いがするようになったり、他の洗濯物にも臭いが移ってしまう原因になります。

 

 


服に軽油がついてしまったら、まずは服についた軽油を落とす作業をしてから、最後に洗濯機で洗いましょう。

 

もし、軽油がついた服を洗ってしまって洗濯機も臭くなってしまった場合は、洗濯機のフタを開け、洗濯機が置いてある場所の風通しを良くし、軽油が揮発して臭いが取れるまで待つと良いでしょう。

 

軽油のついた服の洗い方

 

それでは、ここからは軽油のついた服の洗い方をご紹介していきます。

 

①重曹またはセスキ炭酸ソーダを使った方法

 

作業着や普段着など、水洗いできるものや、仕事着などで長時間(数日)干しても臭いが取れない場合は、重曹またはセスキ炭酸ソーダで服の臭いを取る方法がおすすめです。

 

臭い消しに効果がある重曹またはセスキ炭酸ソーダで、軽油のついた服の臭いをキレイに取ることができます。

 

【用意するもの】

✔ 重曹またはセスキ炭酸ソーダ

✔ バケツ

✔ 50度以上のお湯

✔ 台所用ゴム手袋

✔ 菜箸、棒など

手順

  1. はじめに台所用ゴム手袋をはめます。
  2. バケツに50度以上のお湯をはります。
  3. 重曹またはセスキ炭酸ソーダをたっぷり入れます。(1リットルに対して大さじ2杯が目安ですが、多めでも大丈夫です)
  4. 菜箸や棒でお湯と重曹またはセスキ炭酸ソーダを混ぜて溶かします。
  5. 軽油のついた服を、3のバケツに入れて、30分~数時間つけおきします。
  6. さいごに通常の洗濯方法(洗濯機)で服を洗う

重曹・セスキ炭酸ソーダは水に溶けにくく、40度くらいのお湯に溶けます。

 

そして油は高温のお湯で分解されやすいので、50度以上のお湯を使ってつけ置きすると効果的です。

 

熱いお湯を使うので、作業の際は台所用手袋をはめ、やけどに注意して作業してくださいね。

 

②台所用中性洗剤+洗濯用洗剤を使った方法

 

上記の「重曹またはセスキ炭酸ソーダを使った方法」でも汚れ・臭いが落ちない場合は、こちらの台所用中性洗剤と洗濯用洗剤を使った方法をお試しください。

 

【用意するもの】

✔ 台所用中性洗剤

✔ 洗濯用洗剤(または洗濯用粉石鹸)

✔ バケツ

✔ 40度以上のお湯

✔ 菜箸または棒

✔ 台所用ゴム手袋

手順

  1. 台所用ゴム手袋をはめて作業してください。
  2. バケツに40度以上のお湯をはり、台所用中性洗剤と洗濯用洗剤を多めに入れます。(目分量でOKです)
  3. 軽油のついた服を入れ、ゴシゴシと揉み洗いします。
  4. バケツのお湯を捨て、服をお湯でよくすすぎます。
  5. 2~4の工程を、23回繰り返します。
  6. さいごに通常の洗濯方法(洗濯機)で服を洗いましょう。

服についた軽油を台所用洗剤で分解させて落とす方法です。

 

軽油がついた部分がピンポイントであれば、軽油のしみ部分に台所用洗剤をつけて揉み洗いしても良いでしょう。

 

部分洗いの場合は、台所用中性洗剤の代わりに、クレンジングオイルをつけても同様に軽油が浮き出して汚れを取ることができます。

 

さらに、油を落としやすくするために、お湯と洗濯用洗剤で揉み洗いすると効果的です。

 

しっかりと服についた軽油を手洗いで洗ったら、ここで洗濯機を使って洗います。

 

軽油やガソリン汚れにオススメの洗剤をご紹介!

 

職場で使用して毎週のように軽油がついた作業着を洗濯しなければならない場合は、油汚れ専用の洗濯洗剤を使用することをオススメします。

 

ここではおすすめの専用洗剤を2つほどご紹介していきます。

 

〇WORKERS(ワーカーズ) 作業着 液体洗剤 800ml

 

作業着洗剤の中でも、機械油に強い!とだけあって、油汚れに特化した作業着洗剤です。

 

揉み洗いすると通常の洗濯用洗剤より、軽油の汚れが取れるのがわかります。 

〇ダスキン 作業着用洗剤

 

油汚れだけでなく、泥汚れにも効果があるダスキンの作業着用洗剤です。

 

普段着、作業着だけでなく、お子さんの体操服やスポーツ用の服にも使えるので、1つ揃えておくと便利です。

 

どうしても軽油が落ちない場合は、クリーニング店に出そう

 

上記の方法や、専用洗剤を使っても軽油が落ちない場合は、クリーニング店に出しましょう。

 

石油系の汚れは、ドライクリーニング(揮発油洗い)を用いればキレイに落ちます。

 

クリーニング店に出す際は、「軽油汚れがある」ということを相談してから出すと、適切なクリーニングをしてくれます。

 

店員さんに汚れの種類をしっかり伝えておきましょう。

 

まとめ

まとめ

 

✔ 軽油のついた服を洗濯機で洗ってしまうと洗濯機にも軽油がつくので注意する。

 

 軽油のついた服は、長時間外干しして揮発させると臭いがキレイに取れる。

 

 軽油のついた服はお湯で溶かした重曹またはセスキ炭酸ソーダをつけ置きして臭い・汚れを取ることができる。

 

 軽油のついた服は、台所用中性洗剤+洗濯用洗剤+お湯で揉み洗いして油汚れ・臭いを落とすことができる。

 

 軽油(作業油など)が落ちやすい作業着用洗剤などを使用しても効果的。

 

 どうしても軽油が落ちない場合は、クリーニング店に出すと良い。

 

 

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