女性のオシャレとして常に人気なのがネイルですよね。
オシャレさを楽しむだけでなく、常に目に入る指先を綺麗にしておくと気分が上がるという人も多いと思います。
しかし、そんなハッピーな気分になるネイルでもマニキュアがはみ出して皮膚についてしまっているとなんだかとても残念な気分になってしまうもの。
最悪や…笑
黒いマニキュアが手についた笑
石鹸で洗っても取れない・ω・` pic.twitter.com/fdNrnRK9ZL
— ゆかりん (@Yuka_Cocoa1006) March 27, 2015
今回はそんな残念で悲しい気分にならずに済むよう「皮膚についたマニキュアを落とす方法」を詳しくご紹介していきます。
お困りの際はぜひ今回ご紹介する方法をお試しください!
目次
マニキュアの主な成分
皮膚についたマニキュアを落とす方法をご紹介する前にマニキュアの成分をご紹介します。
マニキュアの成分は銘柄によって様々ですが、最も一般的なものはエチルアルコールやニトロセルロースなどといった有機溶剤です。
近年は・・・・
- 有機溶剤を使用しない身体に優しいマニキュア
- 子供用に安全なマニキュア
- お湯で落ちるマニキュア
なども発売されていますが、多くの場合、有機溶剤が体についていることになります。
メーカーの改良などで体に害のあるものは少なくなっていますが、これはやはり気持ちがいいものではないですよね。
マニキュアを落とすためには「除光液」が基本!
ではそんなマニキュアが皮膚についてしまった場合、どのように落としていけばよいのでしょうか。
一般的なマニキュアを落とす方法はやはり除光液を使用する方法です。
除光液は主に油脂を溶かす働きをする「アセトン」という成分を含んでいるものが多いです。
落とす能力はとても高い一方、以下のような危険性(デメリット)もあります。
除光液の危険性
- アセトンを含んだ除光液は揮発性が高く、引火性もあるため火気の近くで使用することはできない
- シンナーのような独特のにおいもするため、換気ができる空間でないと使用するのはお勧めできない。
- 小さなお子様やペットなどがいるご家庭の場合、においを嫌がられることも多い。
そんな中、近年主流となっているのがアセトンを含まないアセトンフリーの除光液です。
除光液独特の爪が白くなることも防ぎ、爪や肌が弱い方でも使用しやすくなっています。
においはアロマのような香りづけがされているタイプが多いのでお気に入りの香りを探してみてください。
皮膚についたマニキュアの落とし方【除光液編】
では皮膚についてしまったマニキュアはどのように落とせばよいのでしょうか?
コットンにただ除光液を含ませて落とそうとするとせっかく綺麗にしたネイルも一緒にはがれてしまうこともありますよね。
そこで今回は、頑張ったネイルはそのままに!ノンストレスで皮膚についたマニキュアを落とす方法をご紹介します。
【用意するもの】
✔ 綿棒、または楊枝、またはウッドスティック
✔ コットン
✔ 除光液
手順
- まず綿棒や楊枝を用意します
「ウッドスティック」をお持ちの方はそちらを使用してみてください。ウッドスティックとはネイリストも使用する先が薄くなっている木の棒です。 - 用意した綿棒や楊枝、ウッドスティックに薄く剥がしたコットンを巻き付けます
この際、あまり大量に巻き付けないようにしてください。コットンを巻き付けたら手のひらなどに押し付けるようにするとコットンが浮かずにより細い棒として使用できます。 - こうしてできた棒に除光液を付けます
その際、除光液の出る部分にある穴を綿棒などでふさぐようにすると除光液が大量に出てきてしまうことを防ぐことができます。 - 出来上がった除光液付き綿棒や楊枝などで優しく押さえつけるようにしてマニキュアを落としてください
この方法はマニキュアが完全に乾いてしまう前に行うほうが効果的です。
また、爪の周りについてしまったマニキュアを落とす場合は、綿棒だと爪に触れてしまう可能性があるので楊枝やウッドスティックを使うほうが間違いありません。
より細く棒を作るのが繊細な作業をするためのポイントになります。
割り箸にコットン(1枚の真ん中を割いてフワフワした部分)を巻きつけたモノに除光液を付けると、皮膚についたマニキュア綺麗に落とせますよ〜😊 pic.twitter.com/31gg6e16mP
— いつく#凛fam (@hallon_0412) November 20, 2018
皮膚についたマニキュアの落とし方【番外編】
基本的には、上記の除光液を使った方法でキレイにマニキュアを落とすことができますが、家に除光液がないという方もいらっしゃるかもしれません。
どうしようこれ作りたくて血迷って手にマニキュア塗ったらとれなくなった…除光液もうないよ
どうしたらとれますか… pic.twitter.com/Nwt4UCBtp7— あさやん (@pokupokuaruku) August 31, 2019
除光液がご自宅にない場合は、以下のいずれかの方法をお試しください。
①お湯につけてはがす方法
皮膚についたマニキュアはお湯で落とすことができます。
これは除光液などの有機溶剤を用いず、自然に落とすことができるので皮膚への負担が少ないというメリットがあります。
また、特に準備するものもないため、除光液がない場合もマニキュアを落とすことができます。
【用意するもの】
✔ お湯
手順
- お風呂に入るか、お風呂程度の温度のお湯に手を浸ししばらくすると肌も柔らかくなります。
- そこで皮膚をこするとマニキュアを落とすことができます。
とても簡単な方法ですが、除光液を使うよりは落ちにくいので肌をもむように落としてみてください。
マニキュア塗るのが下手くそなので、大幅にはみ出した後で風呂の時に皮膚の上にはみ出た部分だけお湯で取るっていう適当な方法でやってる
割と大丈夫 pic.twitter.com/0VzDMcF1fH
— あきふみ (@akitumugibi) November 1, 2019
②テープを付けて取る方法
これまで紹介した2つの方法より少し荒療治になりますが、テープを使ってマニキュアを取る方法もあります。
こちらも有機溶剤を用いないので小さなお子様など化学物質を使用したくない場合にオススメです。
また、腕や足など比較的広い範囲についてしまったマニキュアを短い時間で落としたい場合にも便利です。
【用意するもの】
✔ ガムテープ、透明テープなど粘着力の強いテープ
手順
- まず皮膚についたマニキュアを完全に乾かします。
- 次に粘着力の強いガムテープなどをマニキュアの上に乗せ、優しく剥がします。
この方法はマニキュアが完全に乾いていないとキレイには落ちません。
また、多少角質が傷つきますので力いっぱいはがさないようにしてください。
③自然に待つ方法
マニキュアの落とし方とは言えないかもしれませんが、皮膚についたマニキュアは日常生活を送っているうちに自然と剥がれます。
お風呂に入ったりこすれたりして数日普通に生活しているとふとなくなっていることがあります。
小さなお子様の皮膚にマニキュアがついてしまった場合、除光液やテープなどはあまり使用したくないと思いますので、目立たない場所であれば神経質にならずそのままにしておくのも一つの方法です。
数日して優しくこすると落ちていくことが多いです。
マニキュアははみ出しても気にしない。家事やお風呂で指先がふやけたら、皮膚に付いた分が自然に取れるから。コレ裏技な。
— 日々此良好(^^)♪ (@ryoko830725) November 23, 2012
皮膚についたマニキュアを落とした後は「保湿」が大切!
皮膚についたマニキュアを落とした後も実はケアが必要なのをご存知でしょうか?
除光液やテープなど肌に本来触れる必要のないものを用いてマニキュアを落とした後は、肌が非常に乾燥してしまうからです。
特にアセトンが入っているタイプはカラカラになってしまうので特にケアが必要となります。
必ず最後に保湿するようにしましょう。
その際、爪の周りでしたらキューティクルオイルを使用するのがオススメです。
爪の周りの皮膚だけでなく、爪そのものの乾燥も防いでくれるので一石二鳥です。
その他の肌の場合、乳液やボディミルクなどを塗るようにしてください。
まとめ
まとめ
✔ マニキュアにも除光液にも有機溶剤を用いたものが多い。
✔ アセトンを含んだ除光液は火気の近くでの使用は厳禁。
✔ 細かな部分はやはり除光液を使用して落とすのがベスト。
✔ お湯やテープを使うなど除光液を使用しなくても落とす方法がある。
✔ 皮膚についたマニキュアはそのままにしておけば数日で消える。
✔ 除光液やテープを使用した後は保湿が重要。
落とす方法がわかっていればより楽しめるネイル。
ウォーターマーブルネイルなど100%爪の周りにマニキュアがついてしまうデザインも、簡単に皮膚についたマニキュアを落とせる方法を知っていれば楽しめますよね。
ぜひ爪の周りの汚れを気にせず色々なデザインに挑戦してみてくださいね。