自宅でヘアカラーをセルフでされている方は割と多くいらっしゃいます。

 

自宅でのヘアカラーをされる方は美容室が苦手だったり、時間がなかったり、安価で染められるから、という理由があるのではないでしょうか?

 

自分で髪の毛をブロッキングし、液体を作り髪に塗っていく作業は慣れるまではとても難しく、また慣れてからも思わず、床や壁を汚してしまうことも多々あると思います。

 

 

今回は、簡単にできる壁紙についたヘアカラー(毛染め液)の落とし方をご紹介してまいります。

 

そもそもヘアカラーの成分ってなに?

 

カラー剤は塗る前は色が白っぽいものが多く、また髪にカラー剤を集中して塗り込んでいる状態で、壁に付着した瞬間に気づかないことが多いです。

 

しかし、時間が経って色がつき落ちにくくなってしまっている状態で、あっと気づくことがありますね。

 

ヘアカラーで染まる原因ですが、まずはヘアカラーの成分についてみていきましょう・

 

ヘアカラーの成分

  • 1剤(染料)
  • 2剤(酸化剤)
  • アルカリ剤(髪の毛のキューティクルをこじ開けて、カラー剤を浸透させる役割)
  • クリーム基剤(髪の毛を保護する役割)
  • コンディショニング剤(髪の毛が持っている栄養が出ていかないようにする役割)
  • 安定剤(酸化染料の劣化を防止する役割)
  • 香料(アルカリ剤はアンモニアの臭いがするので刺激臭を和らげる役割)
  • 溶剤(精製水)

ヘアカラーには1剤と2剤で構成しています。

 

1剤には染料が入っており、2剤には酸化剤がメインで入っています。

 

この酸化剤は過酸化水素水とも呼ばれ、染料を酸化させ発色させる役割があります。

 

つまり、この1剤と2剤が混ざり合うことで染料が酸化し発色が起こります。

 

だんだん色が濃くなっていくのは時間の経過とともに発色していくからなのです。

 

壁紙についたヘアカラーの汚れの落とし方


①食器用中性洗剤・住居用弱アルカリ洗剤を使った方法

「ac 写真 台所用洗剤」の画像検索結果

 

食器用洗剤や住宅用弱アルカリ洗剤は、壁紙についてしまってから直ぐの汚れに対応できます。

 

中性洗剤には油や色素を分解するために特化した成分が多く含まれるため、色素成分の強いシミに効果的です。

 

弱アルカリ洗剤は洗浄力が強いために、シミ落としにも使用できます。

【用意するもの】

✔ 食器用中性洗剤または住居用弱アルカリ洗剤

✔ 布

手順

  1. 食器用中性洗剤または住居用弱アルカリ洗剤を水で薄めて、布につけます。
  2. 布でシミをふき取ります。

注意していただきたいのは、壁紙に使う場合必ず弱アルカリ性を選んでください。

 

アルカリ性のものは、使用する壁紙によっては強い変色や色落ち、薄くなる、溶けるなどのダメージを与えてしまう恐れがあるからです。

 

必ずパッケージ裏面の液性を確認し、「中性」または「弱アルカリ性」を選んでください。

 

時間が経ってシミになってしまった場合は以下の方法を試してみましょう。

 

②コールドクリーム・クレンジングクリームを使った方法

 

コールドクリームやクレンジングクリームに含まれる油の力で汚れを浮かせ落とすことができます。

【用意するもの】

✔ コールドクリームまたはクレンジングクリーム

✔ 布

手順

コールドクリームまたはクレンジングクリームを布に適量つけて、ふき取りましょう。

 

③メラミンフォーム「激落ち君」と酢を使った方法

 

メラミンスポンジの細かな網目がシミを削り取ってくれます。

 

スポンジが削れながら汚れをかきだしてくれるので、研磨剤の役割があります。

 

また、お酢には酸性の成分で汚れを分解して落としてくれる効果があります。

 

酢で分解した汚れをメラミンスポンジで磨くことで汚れを効率よく落とすことができます。

【用意するもの】

✔ メラミンフォーム激落ち君(市販のもの)

✔ 酢

✔ 布

手順

メラミンフォーム激落ち君にお酢を適量付けて、擦りましょう。

こちらで使うお酢は必ずホワイトビネガーを使用してください。

 

砂糖などが入っている調理酢は掃除には向きません。(穀物酢や果実酢、米酢などは避けます)

 

また、メラミンスポンジには研磨の効果がありますので、壁紙に柄がプリントされている場合は、柄が消えてしまうので使用しないようにしましょう。

 

④除光液とコットンを使用した方法

「ac 写真 除光液」の画像検索結果

 

除光液に含まれる「アセトン」という成分には色素を破壊し、油分を溶かす効果があります。

【用意するもの】

✔ 除光液

✔ コットン

手順

  1. 除光液をコットンにたっぷり含ませます。
  2. シミ部分にコットンで擦ります。(この時、しばらく貼って湿布してから擦るとより効果的です)

 

⑤塩素系漂白剤を使った方法

 

塩素系漂白剤は、非常に強い酸化力を発生させ、色素の構造を破壊する効果があります。

 

カビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤を使いましょう。

【用意するもの】

✔ カビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤

✔ キッチンペーパー

✔ ラップ

手順

  1. キッチンペーパーに塩素系漂白剤をたっぷり染み込ませます。
  2. シミの上に当ててラップをして覆い、30分おきます。
  3. 時間をおいたら、キッチンペーパーを取り除き、水をかけて流します。
  4. また汚れが残っている場合は、再度、塩素系漂白剤を浸けたスポンジで擦ります。
  5. シミが消えたら乾かないうちにお湯で濡らし絞ったタオルで、叩くように拭きましょう。
    (※塩素の濃度を薄くし、壁紙の色落ちや残留塩素による黄変、劣化を防ぐため)

    ただし壁紙に柄がプリントされている場合は、色剥げを起こしてしまうので、柄物には使用しないようにします。

     

    また、使用の際はゴム手袋を必ず着用してください。

     

    ⑥自動車用のコンパウンドを使った方法

     

    自動車用のコンパウンドには研磨剤の効果があります。

     

    汚れを落としてくれる半面、壁の塗装が剥がれないように、加減して様子を見ながら落としていきましょう。

    【用意するもの】

    ✔ 自動車用のコンパウンド

    ✔ コットン

    手順

    自動車用のコンパウンドをコットンにつけて、シミを拭きましょう。

       

      ⑦ヘアカラークリーナーを使った方法

       

      市販で、ヘアカラークリーナーというものが販売しています。

       

      こちらの壁紙用を購入して使用します。

      【用意するもの】

      ✔ ヘアカラークリーナー

      ✔ 刷毛(ヘアカラークリーナーに付属しているものもあります)

      ✔ 布

      手順

      1. シミ汚れに、刷毛で適量のヘアカラークリーナー液を塗り、515分程度放置します。
      2. 乾いた布でふき取ります。
      3. 汚れが落ちにくい場合は再度ヘアカラークリーナー液を塗布ます。
      4. 刷毛またはブラシで軽く擦ります。
      5. ヘアカラークリーナー液が残らないように、しっかり水拭きをします。

       

      壁紙にヘアカラー(毛染め液)がつかないようにする対策

       

      ここでは、壁紙にヘアカラー(毛染め液)がつかないようにする対策を4つご紹介します。

       

      対策

       

      • ヘアカラーを始める前に、周辺のものを覆っておく

      新聞紙やごみ袋を広げて敷いたり、貼り付けておきましょう。要らないタオルを広げておいても良いですね。

       

      • 染料のついたブラシやボトルを持っているときは、できるだけゆっくりと手を動かす

      急いで髪の毛に塗らなければと、焦って勢いよく手を動かしてしまわないように、落ち着いて作業することによって、勢いで液が飛ぶことを防げます。

       

      • カラーリング剤の付着した手袋のまま、うっかり周りをさわらないようにする

      他のものを取りたい場合は、要らない紙や汚れても良いタオルの上に手袋を外してからにしましょう。

       

      • シャワーでカラーリング剤を流すときに、勢いよく水圧を当てないことも大切

      水圧の勢いで髪の毛の表面のカラーリング剤が飛び散り、壁にたくさん付着してしまいます。洗い流す際は、弱い水圧でゆっくりと飛び散らないようにすすぎましょう。

       

       

      まとめ

      まとめ

       

       ヘアカラーの汚れは時間の経過とともに落ちにくくなるので、気が付いたら早い段階で対処する。

       

       ついて間もない場合ならば、中性洗剤や弱アルカリ洗剤、コールドクリームやクレンジングクリームを使い落とすことができる。

       

       時間が経ってシミになってしまった汚れには、表面についたものを削り落とす方法・メラミンスポンジと酢を使った方法や自動車用のコンパウンドを使った方法が有効的。

       

       そのほか、シミを漂白する方法もおすすめで塩素系漂白剤を使った方法、除光液を使い色素を破壊する方法もある。

       

       研磨する方法や漂白する方法は壁紙の黄変やダメージに注意しつつ、様子を見ながら行うようにする。