
最近はスマホケースも種類豊富になってきましたよね。
手にフィットする感じからシリコン製の物を使っている人も多いと思いますが、使い続けていると「なんだか緩くなってきたかも・・・」なんてことはないでしょうか?
シリコンケース、背面バンド、ICカードポケット、全ての欲しい条件を満たしたケースがこれしかないんです(笑)
ずっと使ってるとシリコンケース伸びちゃってパカパカになるから定期的に替えてる。3代目ブラウンが伸びたから次は新色ミントグリーンにします! pic.twitter.com/419eKrtaGh— ユウ@大5 (@Hydrangea108) September 10, 2018
妹子が買ってたずるいあいほん6も出そうよ欲しい(( ༎ຶ‿༎ຶ ))
今リラクマでだいぶ色褪せてきたしシリコンやけなんか伸びたか知らんけどよく取れるけん買い換えたいー pic.twitter.com/eSXrZ8DCbZ— 閏♗ (@uru53) July 10, 2015
緩くなってくるとゴミが入り込んだり、伸びたところを持ってうっかり落としてしまう可能性もあります。
そこで今回は、「シリコンケースが伸びる原因&シリコンケースを縮ませる方法」をご紹介します。
「もう少し使いたい!」というシリコンケースがある人は参考にしてみてくださいね!
目次
シリコンケースが伸びてしまう理由とは?
そもそもなぜシリコンケースは使っているうちに伸びてしまうのでしょうか?
原因として・・・
- シリコンの含有量が少ない
- ケースの厚みが薄い
- 着脱回数が多い
などが挙げられます。
ここでは、それぞれの原因を詳しく解説していきます。
①シリコンの含有量が少ない
シリコンは元々耐熱性に優れた素材ですが、シリコンケースはものによってその含有量が違います。
特に安価なシリコンケースだとシリコンの量が少ないことが多いので、熱に弱くなってしまいます。
そのため、夏場暑くなるとケースが膨張したり、スマホを長時間使うことで本体が熱くなり、密着しているシリコンケースも膨張したり伸びやすくなってしまうのです。
②ケースの厚みが薄い
ケースの厚みが薄いのも伸びる原因となります。
例えば、普通の輪ゴムよりも幅の広い輪ゴムの方が切れにくいですし、長持ちします。
シリコンケースの中には薄さをウリにしているものもありますが、残念ながらこういうケースは伸びやすいです。
③着脱回数が多い
シリコンはゴムに近い性質がありますので、伸ばす回数が多ければその分伸びやすくなります。
そのため、シリコンケースを外したりつけたりを繰り返していると、伸びるのが早くなってしまいます。
特に触る回数が多く厚みの薄いイヤホンジャック周辺、横側面はブカブカになるのが早いです。
シリコンケースを縮ませる方法
「緩くなってきたからそろそろ新しいのにしなきゃなぁ」と買い換えるのは待って!
実は緩くなったシリコンケースを縮める方法があるんです。
シリコンはゴムなので熱を加えると縮み、冷やすことでその縮んだ状態をキープすることができます。
上記のシリコンの性質を利用して、基本的には「温めて冷やす方法」が縮めるのに効果的です。
ただ、以下のように複数の方法があるので自分のやり易いものを試してみてくださいね。
①煮て冷やす方法
安全性が高く、確実な方法が煮て冷やす方法です。
まんべんなく熱を与えることが出来るので、全体的に縮めることが出来るようです。
【用意するもの】
✔ お鍋
✔ 菜箸
✔ 耐熱性のお茶碗やお皿
✔ 氷水
手順
- お鍋にお湯を沸かし、沸騰したらシリコンケースをお鍋に入れ1分煮ます。(※浮かないようにお茶碗やお皿で重石をしましょう)
- 1分氷水に入れます。
- 再度お鍋に入れて1分煮ます。
- 取り出し自然乾燥させたら完了です。
伸びたiPhoneのシリコンケース。熱湯で1分間程茹でて冷水で冷やすと復活した~\(^o^)/ pic.twitter.com/keCIRB1K
— 柴犬 哲 (@kodaino_inu) April 13, 2012
②ドライヤーで温める
次におすすめの方法が「ドライヤーで温めて冷やす方法」です。
火やお鍋、菜箸など道具を使わないので手軽に出来る方法ですが、まんべんなく熱を加えることが難しいので、特に一部分だけ縮めたい場合に最適です。
【用意するもの】
✔ ドライヤー
✔ タオルやハンカチ
✔ 氷水
手順
- シリコンケースをタオルやハンカチの上にのせます。
- ドライヤーでまんべんなく温めます。
- 熱くなったら氷水へ入れます。冷たくなったらサイズを確認して、縮むまで数回繰り返しましょう。
- 元通り縮んだら、さいごにしっかり乾かしましょう。
③電子レンジで温める
そして最後にレンジで温める方法ですが、これはちょっと危険ですので正直あまりおすすめできません。
そもそもレンジは食品以外入れることは適していませんので、行う場合は自己責任でお願いいたします。
【用意するもの】
✔ 耐熱皿
✔ 氷水
手順
- 耐熱皿に汚れを拭き取ったシリコンケースをのせます。
- 様子を見ながら電子レンジで加熱します。初めは30秒くらいから試しましょう。
- 熱くなったら氷水に入れて冷やします。
- 縮むまで繰り返し、さいごに乾かせば完了です。
いずれも冷やす場合に冷凍庫を使いたくなりますが、急速に冷やすのがポイントですのでキンキンに冷えた氷水がベスト。
また、スマホに取り付けるときは、湿気や水分はスマホの故障の原因になるため、完全に乾いてからにしましょう。
シリコンケースを縮ませる際の注意点
シリコンはゴムなので熱を加えると縮み、冷やすことでその縮んだ状態をキープすることができます。
そのため、上のように緩くなったシリコンケースを元に戻すことができるんです。
「じゃあ緩くなったらまた温めれば直るんじゃん!」という人もいると思いますが、実はそう上手くいきません。
いくつか注意点があるので紹介しますね。
【縮める時の注意点】
- 何度も出来ない
ゴムは劣化が激しいので、やるとしても2~3回が限度。何回も繰り返すと元に戻るどころか、ちぎれたりボロボロになってしまう可能性があります。
- シリコン以外のパーツがついているケースでは出来ない
シリコンのみのケースなら試しても大丈夫ですが、金属やプラスチックのパーツなどシリコン以外の素材がついているケースでは破損の原因にもなるので止めてください。
- 色落ち、色が剥げる可能性がある
温める時に色落ちして薄くなったり、塗料が溶けて剥げる可能性もあります。
- 必ず成功するわけではない
そもそも全てのシリコンケースが上の方法で縮むわけではありません。シリコンの含有量やケースの状態によっては反対に伸びてしまったり、歪んでしまう場合もあるようなので、頭に入れておいてくださいね!
スマホケースは絶対につけた方が良い?じつはメーカーはケースの装着は推奨していない!?
ハードカバーに比べるとどうしても劣化しやすいシリコンケース。
すぐダメになるのに「シリコンケースをつけるメリットってあるの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。
ケースをつけるメリットには・・・
- スマホを保護する
- おしゃれに見せる
の2つがあります。
シリコンケースはゴム製でやや弾力があるので、もし落とした場合にもケース無しに比べると安心感があります。
ケース自体滑りにくい素材なので落としにくいとも言えます。
それにケースがあることで汚れからも守ってくれますね。
また、ケースにはたくさんの種類があります。シンプルなものからキャラクターものまで、自分の好きなものをつけることができますし、スマホ本体と違って気軽に交換することができます。
一方、シリコンケースを使うデメリットには・・・
- 出し入れが大変
- かさばる
- 故障の危険性
の3つがあります。
シリコンケースをつけているとポケットから出し入れするときに引っ掛かったりしませんか?
これはケースによる摩擦が原因です。
メリットで滑りにくい点を挙げましたが同時にデメリットでもあるんです。
また、ケースをつけることで厚みや幅が多少大きくなります。本体は薄く軽く作られているのに、ケースをつけることでかさばってしまうのです。
特にキャラクターものやモチーフもののケースだと本体より大きいものが多いので、ちょっと不便かもしれません。
あとこれが一番ですが、ケースをつけていると発熱による故障の危険性があります。
じつはスマホはもともとケースをつけることを前提に作られていないので、メーカーではスマホケースの装着は推奨していません。
スマホは充電中や長時間使用していると熱を持ちます。そしてケースによってスマホから出た熱が籠りやすくなるので、故障しやすくなってしまうのです。
とはいえ、やっぱりケース無しで使うのは味気ないですし、傷がついたり割れる不安がありますよね。
結果的にスマホにケースが必要なのかというと、「あると安心」と考えておいた方が良さそうです。
まとめ
まとめ
✔ シリコンの含まれる量で伸びやすさが違う。
✔ 何回もケースをつけたり外したりすると伸びやすい。
✔ 伸びたら温めて冷やすことで元に戻せる。
✔ 温めて冷やすのを何度も繰り返すと劣化する。
✔ 温めると色落ちする可能性がある。
✔ ケースはあった方がやはり安心。